おすすめ度 ☆☆☆★
巨匠スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた名作映画「カラーパープル」をミュージカル映画としてリメイク。ピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説と、ブロードウェイでロングランヒットを記録したミュージカル版をもとに再映画化。
黒人の中の男尊女卑という図で、衝撃的。
横暴な父に虐待され、10代で望まぬ結婚を強いられた女性セリー。唯一の心の支えである妹とも離れ離れになり、不遇な日々を過ごしていた。そんな中、型破りな生き方の女性たちとの出会いや交流を通して自分の価値に目覚めたセリーは、不屈の精神で自らの人生を切り拓いていく。
前半の男にいたぶられ続ける描写には辟易するが、後半それが一気に反転、振り切れた女の目覚め。
それをミュージカル仕立てで描くので、より視覚的。
あまり目立たなかった主人公が、明るく活動的に。
ラストは妹もやってきて万々歳。
爽快感!
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