インド映画「PK」、宇宙からやってきたPk,神様を追いかけまくる！

おすすめ度　☆☆☆★

インド映画好き　☆☆☆☆

上映時間153分、歌あり踊りありのいわゆるインド映画の典型。これに乗れない人は、むつかしいかな。

恋愛映画であり、コメディであり、宗教映画である。

宗教映画といっても、一つの宗教ではなく、たくさんの宗教が出てくる。インド特有のものだ。

恋愛映画にも、インドとパキスタンという、国の違いが鮮明に。

それにしても、素っ裸で地球に降り立った宇宙人PK。

リモコンを盗まれ、宇宙に帰れない。

でも、一人の女性に取り付いて、言葉を習得してしまう。

リモコンを追いかけるうちに、神様が持っているとわかり、今度は神様を追いかけることに。

この宇宙人の男を、面白いと追いかけるテレビウーマン。

宗教ネタではあるが、民衆側についた宗教感なので、見ている方は、その喜劇性に惹かれていく。

マッチョな宇宙人と、きれいなテレビウーマンの組み合わせは、見事なアンサンブル。

「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンのコンビで、今回もヒットを飛ばした。

相方を演じるアヌシュカ・シャルマが魅力的。