ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「女たちの都 ワッゲンオッゲン」、天草牛深の女による町おこし。

2014-06-01 17:03:02 | 日本映画
おススメ度 ☆☆
  まちおこし映画好き、女の活躍する映画好き ☆☆☆

100年前、豊富な漁獲量をほこる熊本県天草市牛深。若き屈強な男たちが、金と女の社会を謳歌していた、そして、花街も活発だった。

現在は、漁獲量も激減。過疎の町となっている。

とくに男たちは、漁も少なく、酒をくらって、飲んだくれていた。

タイトルのワッゲンオッゲンは、天草弁で「お前の家、俺の家」。

愛情と気力あふれた女たちが村おこしに立ち上がる。

昔遊郭だった三浦屋は、今や廃屋となっていたが、ここを改装し芸者を復活させようという計画。

すなわちこれ、町おこし映画、天草が全面的に支援。2011年に公開。今回やっとDVD化。

大竹しのぶ、松田美由紀、西尾まりの女性陣に、遠藤憲一、ブラザートム、中村有志が絡んで、それぞれの家庭に、結婚とか進学とか、妊娠とかの家庭問題がからみ、物語に深みを与えている。

中で、魅力的だったのは、久しぶりに長山藍子が健在で、優しい姑を演じている。

芸達者な女優陣が、張り切って町おこしに取り組み、天草の地元の人たちが弁当作りとか、エキストラとか精一杯協力している。

最後は牛深ハイヤー踊りで大団円。

これで街が活性化すればと願います。


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