人生日訓(53)
「ベニヤの哲学」
「和」という言葉はベニヤ板のようなものである。違った木(もく)目の板を組み合わ
せるのでしっかりした板ができる。同じ年齢のの者ばかりでやらせておくと、話が合
いすぎる。違った性格を組み合わせてゆくのが和である。店主が強気なら、番頭は
少々弱気である方がいい。その方が堅実である。女店員ばかりだと、同じことを繰り
返すには向いているが、創意と工夫とがでてこない。青年には積極性は強いが万一
の用意が足らない。学校出には見通しはきくがどうしても足腰が弱くて実行力に乏
しい。こうしたいろいろの木目をうまく張り合わせて行くところにベニヤの強さが出
てくる。
歳時記
文化の日
「自由と平和を愛し、文化を薦める」ことを趣旨とした国民の祝日。
1946年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視しているということでから「文化の日」に定められました。
※日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行されました。この日皇居では文化勲章の授与式が行われます。
1946年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視しているということでから「文化の日」に定められました。
※日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行されました。この日皇居では文化勲章の授与式が行われます。
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11月から咲く花「枇杷(びわ)」
・開花時期は、11/ 5 ~ 12/25頃。 ・中国、日本原産。 ・葉の形が楽器の琵琶(びわ)に 似ているところ から名づけられた。 「枇杷」の字は漢名から。 ・花は白い地味なもので 気づきにくい。 ・翌年5月頃に実がなる。 店頭に並ぶのは5月と6月頃。 すごく甘い。タネがでかい。 種類としては長崎市の 「茂木(もぎ)枇杷」と、 「田中枇杷」の2種類が多い。 「茂木」は実がやや長めで 「田中」は丸い。 ・「桃栗3年、柿8年」 ということわざがあるが さらに「ビワは9年でなりかねる」 ということわざもあるらしい。 (実はできにくいらしいです) ・葉は厚くて固い。 ・薬効 せきどめ、下痢止め ・薬用部位 葉 ・生薬名 「枇杷葉(びわよう)」 ・材は粘り強いので 木刀、杖、くし、印材などに 使われる。 ・「比波」と書くこともある。
(季節の花300より)