人生日訓(69)
「その人を知らんと思はば、その友を見るべし」
良き師友に親しむことを教えた蓮如の言葉、ただし、この一句は「俗典にいはく」と
但し書きがしてあるので、どこかに出典があるのであろう。ここの脚注を読んで見る
と、孔子家語に「その人を知らずば、その友を視よ」とあるそうである。本当にその通
りで、どんな友達とつきあっているかということを見れば、大概その人の人柄が想像
のつくものである。もちろん、友人とても、同窓もあれば、趣味の友人もあることだか
ら一概には言えないけれども、大体の見当はつくものである。孔子も「性相近きな
り」と言っているように類は友を呼ぶものであるから、俗に「似たもの夫婦」という通
り、お互いに気の合うものが仲間に成ってくるものである。だから、逆にどんな連中
と付き合っているかで、当人の人柄が見当つくというものである。
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11月に咲いている花「シクラメン」
開花時期は、10/25 ~ 翌 4/20頃。 ・地中海沿岸地方原産。 明治末期に渡来。 ・花屋さんでよく見かける。 ・花びらは5枚あり、 いずれも上に強くそりかえる。 ・初冬から春まで咲く。 年末年始頃から 室内でもよく飾られる。 色はさまざま。 鑑賞用の園芸植物。 寒さに強い品種のことを 「ガーデンシクラメン」と呼ぶ。 また、シクラメンのことを、 園芸では「ミニシクラメン」と 呼ぶことが多い。 ・1月7日、2月4日、 12月8日の誕生花 ・花言葉は「清純、思慮深い、 内気、はにかみ」 ・別名 「篝火花」(かがりびばな) 篝火をたいているような 花の形であることから。 「豚の饅頭」 (ぶたのまんじゅう)。 シクラメンの原産地である トルコやイスラエルで、 野生の豚が シクラメンの球根を 食べたことから。 豚にとっては饅頭がわり、 ということで・・・。
(季節の花300より)