人生日訓(62)
「今日の所得を軽んぜぬ」
これは法句経三六三番に出ている言葉の一節である。とかく人間というものは自分
の手に持つものを卑しんだり、軽んじたりするものである。明日に大きい夢を持つこ
とはいいが、そっちに比重が行く過ぎて、とかく、今日自分が現に貰っている収入や
月給にけちをつけたり、文句を言いたいものである。しかし、現在の収入が現実の所
得であって、ぎりぎりの決着のものである。もし現実のこれを失ったり、捨てたらどう
なるであろうか。元も子もなくなってしまうではないか。
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11月に咲いている花「苗代茱萸 (なわしろぐみ)」
開花時期は、10/ 5 ~ 11/20頃。 バドミントンの 羽根みたいな形の花。 香りも良い。 ・ふつうは、 春に花が咲いて 夏または秋に実がなる、 というパターンがほとんどだが、 この苗代茱萸は、 秋に花が咲いて、翌春に実がなる、 という変わったタイプ。 イネの苗代を作る頃に 実ができることから、 この名前になった。 ・3~4月頃に赤い実がなる。 食べられる。 いわゆる”グミ”の一つ。 鳥の好物。
(季節の花300より)