人生日訓(79)
「七日を過ぎそしりは消えん」
釈迦の教化はたちまちに当時の青年達の心をつかんでしまった。多くの学者は、良
家の息子たちがくびすをついでその門に走った。かくして非難が強く起こった。「ゴ
ーダマ(釈迦)は親を子なきに至らしめ、妻は夫なきに至らしめ家を絶ゆるに至らし
めんとす」と言って騒ぎ出した。このことを聞いた弟子はその旨を心配そうにその師
に伝えた。するとm釈迦は答えた。「弟子らよ、この声は久しく続かざるべし。ただし
七日の間存し、七日を過ぎての後は消え去らん」と。ここに「七日」と仕切ったのは大
きい意味はあるまい。俗に「人の噂も七十五日」という類の数字であろう。とにかく、
世間の噂を気にすることはない。「如来は正法をもって人をいざなう。真理もって誘
はんに、知恵ある者に何のねたみかあらんや」という毅然たる態度を堅持されてい
たのである。
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11月に咲いている花「木立朝鮮朝顔(きだちちょうせんあさがお)」
開花時期は、 6/ 5 ~ 11/末頃。 6、7月頃に咲くものと、 9、10月頃に咲くものとが あるようだ。 花色も、ピンク、白、橙色、と いろいろ。 ・中南米、インド地方原産。 ・草ではなく「木」。 ・夏から秋まで、 芳香のあるラッパ形の 大きい花を下向きに咲かせる。 夜に香る。 ・別名では 「エンジェル・トランペット」 「エンジェルス・トランペット」 「エンゼル・トランペット」 「エンゼルス・トランペット」 とも呼ばれ、 品種もいろいろある。
(季節の花300より)