人生日訓(78)
「長い目で物を見る」
人間の値打ちは、「棺を蓋うて初めてわかる」と言われるが、随分、長い目で長い目
で見たものである。若い時代にほどく山が当たって大成功、いい気になってるうちに
がらが来て元の木阿弥というケースもある。そこえゆくと、一向にうあだつの上がら
なかった男がこつこつ積み重ねて、ついに一代の産を成すというケースもある。私
の身近の友人についても、足の早いのあり、遅いのあり、いろいろまちまちである
が、やはり、長い目で物をみていると、誠実よ堅実の男が成功している。あまり目か
ら鼻え抜けるような先走った男は、どうも途中でけつまづく。短距離競争では勝手
も、長い距離では落伍してしむものである。
=============================
11月に咲いている花「紫御殿(むらさきごてん)」
開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。 ・原産地メキシコ地方。 ・葉が全面的に紫で、花も紫。 紫づくめ。 名前もそこから来たのでしょう。 けっこう長いあいだ咲いている。 ・別名 「パープルハート」 (紫の”ハート”) 「セトクレアセア」 (旧学名の属名)
(季節の花300より)