季節の花と言葉の花束

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季節の花「パンジー」

2019-11-15 05:06:28 | 暮らし
人生日訓(65)

「幼少なる者にまず物をよめと仰せられ候」

蓮如上人が学問のやり方を示された。なかなか今日の私共にも面白い教訓である。

幼少年時代は、何しろ何も知らないことゆえ、まず何でもいいから書物を読ませる

のがいいというのである。若い時に読んだ本は一生忘れないのである。若い時にど

んな本を読んだかということが大略、その人の一生の方向を決めてくれるのであ

る。その次の段階には「又その後はいかに読むとも復せずば栓あるねはらざる由、

仰せられ候」とある。何度も、何度も気に入ったところか、大切なところを、繰り返し、

繰り返し練習学習することが、大切で、読っぱなし何の値打ちもないというのであ

る。今日の教育はどうも、この読みっ放しでありすぎる。ただ先へ、先へ次から次と急

いで進んでゆくだけで、復習暗誦させないから、自分のものにならず、身についてこ

ないのである。

歳時記

七五三


11月15日。
数え年で、男の子は5歳(地方によっては3歳も)、女の子は3歳と7歳に、晴れ着を着て神社・氏神に参拝して、その年まで無事成長したことを感謝し、これから将来の幸福と長寿をお祈りする行事。
もともとは宮中や公家の行事でしたが、江戸時代には一般的に広く行われるようになりました。
3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっています。
11月15日に祝うことになったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉が、子である徳松の祝いを天和元年11月15日に行ったことからとされています。
また、旧歴のこの日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていることに加え、11月は秋の実りを神に感謝する月でしたので、その月の満月にあたる15日に、氏神に収穫の感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものと思われます。
七・五・三はいずれも陽数で、縁起の良い数字とされています。

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11月に咲いている花「パンジー」

開花時期は、10/10 ~ 翌 7/10頃。 ・ヨーロッパまたはアジア西部原産。 ・19世紀以降欧米各国で  改良が進んでいる。     日本へは江戸時代に  渡来した。 ・・菫(すみれ)の園芸品種。 ・いろいろな種類がある。 ・秋から翌春にかけて長く咲き続け、  花壇の主役として利用される。  寒さに強い。 ・ポーランドの国花。 ・「パンジー」は  フランス語の「パンセ(考える)」  という意味で、  つぼみが下を向く形が、  人が頭を垂れ物思う姿に  似ているところから命名。 ・パンジーに似た品種に  「ビオラ」がある。  花の直径が3~5cm以上のものを  「パンジー」、  それより小さいものを  「ビオラ」と、   区分けして呼ぶことがあるそうだ。  「ビオラ」の名は、  属名 Viola から。   ・別名  「三色菫」(さんしきすみれ)。    三色って、黄、紫、黒かな? ・1月9日、2月8日の  誕生花(パンジー)。 ・花言葉は「思慮深い」     (パンジー)。

(季節の花300より)


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