季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「栗」

2020-06-01 04:47:55 | 暮らし
人生日訓(358)

「言うは易く行うは難し」

一体に日本人は沈黙をたっとび、ぺらぺら喋るのを卑しむ傾向があ

る。ことに、黙って実行することを尊敬する。したがって、とかく天下

に公言して堂々と実行することを差し控える。しかし、うっかりすると、

黙って実行しない連中も出て来る。伝教は「能く言い、能く行う」のが

一番いいと言っている。

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6月から咲く花「栗」

開花時期は、 6/ 1 ~ 6/20頃。 ・芳香がある。 ・実(み)は、  あの”針山”の栗になる。  触ると痛い。 ・「栗(くり)色」■   → 色 いろいろ へ ・落ちた実が  石のようであることから、  小石を意味する古語「くり」から  この名になったらしい。 ・薬効   はれもの、湿疹、かぶれ ・薬用部位 葉、いが ・生薬名 「栗葉(りつよう)」 ・「桃(もも)  栗(くり) 3年、   柿(かき) 8年、   梅(うめ)は酸い酸い13年、   柚子(ゆず)は大馬鹿18年、   林檎(りんご)ニコニコ25年」。  実を結ぶ時期のこと。  何事も、時期が来なくてはできない、  というたとえ。 ・フランス語では  「Marron」(マロン)♪ ・「行く秋や   手をひろげたる 栗のいが」    松尾芭蕉  「栗拾ひ   ねんねんころり 云いながら」    小林一茶  「逗留(とうりゅう)の   窓に落つるや 栗の花」    向井去来  「月夜見(つきよみ)の   光を待ちて 帰りませ   山路は栗の いがの多きに」    良寛 

(季節の花300より)


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