季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「夾竹桃きょうちくとう」

2020-06-27 04:53:02 | 暮らし
人生日訓(385)

「不義にしてえたる富は浮雲の如し」

孔子の言葉。その前文にこう出ている。「麦飯を口にし、水

を飲み、膝枕で寝ているような貧乏暮らしでも、道を求め

る人には結局それで楽しいものだ」その次の言葉である。

不正なことをし、インチキなbことをやって、しこたま儲けた

ような財産や身分は、自分(孔子)にとっては丸で夏の空に

浮かんでいる雲のようなもので、少しも頼りにはならない。

そんなものを自分は欲しいとは思わないというほどの意味

である。これはただ孔子の個人的見解、好き、不好きの問題

ではなく、冷静に、かつ、客観的に見ても、不義、不正、インチ

キやはったりで儲けた富貴が道理として長続きするわけが

ない。多くの被害者もいるであろう。奪われた人、騙された

人、裏切られた人こうした恨みを持った人がその富貴の

げには沢山いるに違いない。

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6月から咲く花「夾竹桃きょうちくとう」

開花時期は、 6/10 ~ 10/15頃。  夏に咲くが、  早咲き品種と遅咲き品種が  あるようだ。 ・葉が竹の葉のように  細く(狭く(夾))、  花が桃の花に似ているところから。  ピンク色が鮮やか。白もある。  もっとも多いのは  ピンク色で八重のもの。 ・インド原産。  インド北部の河原に生え、  乾燥、洪水、猛暑、寒風に  鍛えられた。    江戸時代に中国経由で渡来。 ・大気汚染に強いので、  道路沿いの並木や    公園樹としてよく植えられる。 ・百日紅(さるすべり)と  同じような時期に咲く。 ・「病人に   夾竹桃の 赤きこと」    高浜虚子

(季節の花300より)



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季節の花「桔梗(ききよう)」

2020-06-27 04:39:39 | 暮らし
人生日訓(384)

「自分をよりどころとする」

あまり頑固でも困るが、と言って、何でも他人に頼るのも考

えものである。しかし、人間というものは、結局のところでは

自分に頼るより外に道がないのである。親戚に、友人に、家

族にと、お互いに頼り合っている世の中ではあるが、これに

は失望するひがある。当てにできないと言うことを身に染み

て悟るときがある。そうして、ついには、自分以外には、この

地上に頼りになるものはないと言うことに気づく日がある

のである。

ウォーキングの思い出「平日ウォーク・越谷 」


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6月から咲く花「桔梗(ききよう)」

開花時期は、 6/10 ~ 8/10頃。 ・夏の花だが、  「秋の七草」のひとつに数えられる。 ・漢名の「桔梗」を  音読みしたら「ききょう」。 ・色は紫または白。 ・「桔梗(ききょう)・開花直前の  丸くふくらんだ状態がおもしろい。  これは、開花前には花びらが  互いのふちで    くっついたまま膨れていくために、  つぼみのときは  風船のようにふっくらして見える、  ということらしい。  プチュッとつまむと  水がはじけ出る。  (花がかわいそうなので   やめましょう♪) ・薬効   せきどめ、去痰 ・薬用部位 根 ・生薬名 「桔梗根(ききょうこん)」  また、この薬用成分の  サポニンというものは  昆虫にとっては有毒なため、  昆虫からの食害から  自らを守っている。  (キキョウサポニンと呼ばれる) ・昔から武士に好まれたようで、  家紋に取り入れられたり、  江戸城には「ききょうの間」や  「桔梗門」の名前がある。 ・万葉集に出てくる「あさがお」は、  この桔梗の  ことだろうといわれている。 ・平安時代の辞書には  「阿利乃比布岐(ありのひふき)」  として載る  → 「蟻(アリ)の火吹き」   蟻が桔梗の花びらをかむと、   蟻の口から   蟻酸(ぎさん)というのが出て、   桔梗の花の色素アントシアン   というのを変色させるために、   紫の花の色が赤く変わる。   (蟻が火を吹いたように見える) ・「桔梗」は「きちこう」とも読む。 ・8月12日、9月2日の  誕生花(桔梗) ・花言葉は「清楚、気品」(桔梗) ・「桔梗の花   咲く時ぽんと 言ひそうな」    加賀千代女   「朝顔は   朝露負(お)ひて   咲くといへど   夕影にこそ 咲きまさりけれ」    (朝顔=桔梗)    万葉集 作者不詳

(季節の花300より)



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