季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「アカンサス」

2020-06-18 04:23:05 | 暮らし
人生日訓(375)

「古人もみな金骨にはあらず」

曽洞宗を開いた道元の言葉。つづいて、「在世もことごとく

上器にはあらず、(中略)しかあれば我れらも賤しく拙なし

と云ふとも発心修行せば決定得すべしと知て即ち発心す

るなり」と言っている。ここに「在世」と言っているのは仏教

徒が等しく憧れている釈迦存命中ということで、誰しも釈

迦の在世中の弟子たちは、みんな立派な人物と思い過ぎ

て、自分の凡下卑賎に劣等感を持ちすぎるのに対して戒

めたのである。とくに、人間というものは、「古人」はみんな

利根上器の人々ばかりであったと思いすぎることを戒め

られたのである。法然も同じような見識をもって、「先にこ

そ生まれ玉いたれ」と、先学の人々に鋭く立ち向かってい

る。人間は、いつも同じである。昔が良かったわけでもなく

、現在が悪くなったのでもない。五十歩、百歩の違いである。

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6月から咲く花「アカンサス」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・おもしろい花のつきかたをする。 ・人の背丈以上になる。 ・地中海沿岸原産。  日本には大正時代に渡来。 ・古代ギリシャ建築に使われた、  コリント様式の柱の頭の部分は、  このアカンサスが  題材となっている。  紀元前5世紀のギリシャ時代、  ある彫刻家が  コリントという土地で、  女の子のお墓にあった  アカンサスの姿形から  ヒントを得て、  コリント様式の建築物を  作ったらしい。 ・ギリシャの国花。 ・別名  「葉薊(はあざみ)」。    ギザギザな葉が    薊の葉に似ている。

(季節の花300より)


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