人生日訓(368)
「時間をたっとぶ」
仏教の習俗で、お食事のことを「おとぃ」という。「斎」と
いう字で言い表している。印度の土地柄、その気温の高
い所から食事については「時間」というものがやかまし
く言われる。すぐに腐ってしまうからであろう。正午を一
分過ぎても比丘達の食事をとることが許されない。みん
な「非時」(ひじ)と言っている。今日でも禅寺では夕食の
こと、つまり、正午食のほかの間食を「非時」と言っている。
何故仏教で、こんなにやかましく時間のことをいうかとい
うと、ただ熱帯地方の関係ばかりでなく、「人間の生命」と
いうものを大切にするからであろう。
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6月から咲く花「小紫(こむらさき)」
開花時期は、 6/ 1 ~ 8/15頃。 ・紫色のきれいな実をつける。 ・根元に近い方から順次開花し 先端に咲き向かう。 それを追うように実をつけていく。 実は、緑色から紫色に変わる。 ・小紫は紫式部を小さくしたもの なのでこの名前になった。 小さいが、実のつきかたがいいので 花屋さんでは 紫式部より人気が高い。 紫式部 やや大型(背が高い)。 実も大きめ。 実は比較的バラバラにつける。 花の柄の根元と 葉っぱの柄の根元が ほぼ同じところについている。 小紫 やや小型(背が低い)。 実も小さめ。 実は枝に沿って かたまるようにつける。 花の柄の根元と 葉っぱの柄の根元が ちょっとズレたところにつく。
(季節の花300より)