人生日訓(369)
「事ごとに信あれ」
聖徳太子の言葉、「信」ということをすすめられた条文に出
る一句である。事ごとというのは、「事毎」という字で表され
る。「毎」という字は母親が軒下で立っている形象文字らし
い。娘や息子が我が家に戻る。「只今っ」と帰ると、母は必ず
戸口に出迎える。これが家庭愛の一つの象徴nであろう。
この「毎」からみずがいつも流れ込むので「海」という字が
出来たのではないかと思っている。それあhさて置き、「信」
というのは字を見れば分かるように、「人間の言葉」のこと
で、嘘があってはいけないのである。そこから信用も信頼
も生まれて来る。「嘘のない言葉」も一度や二度では本物
にはんらない。それが、「事毎に信あれ」である。「あの人
の言葉に絶対にうそがない」というところに信用が生まれ
てくる。
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6月から咲く花「姫女苑(ひめじょおん)」
開花時期は、 6/ 1 ~ 8/20頃。 ・北アメリカ原産の帰化植物。 ・道端でよく見かける。 ・本来「紫苑(しおん)」の 漢字が使われるべきなのだが、 日本産で「姫紫苑」 という別の植物があり、 それと区別するため 「姫女苑」の漢字を あてたらしい。 ・花は春紫苑(はるじおん) そっくり。 以下、見分け方。 【春紫苑】 花期は4~5月頃。 つぼみは下向きに ちょっと垂れる。 白い花の部分はやわらかめ。 葉っぱは茎を 抱くような形で伸びている。 茎は中が空洞。 【姫女苑】 花期は夏(6月以降)。 つぼみは上向きのことが多い。 白い花の部分は ピーンと張っている。 葉っぱは茎から ストレートに伸びている。 茎には髄(ずい)という部分が 詰まっている。 ・姫女苑は、 咲き始めの時期が ちょうど夏前の 草刈りの時期とぶつかり、 あっけなく 切られてしまうことが多い。 ・11月18日の誕生花(姫女苑) ・花言葉は「素朴で清楚」 (姫女苑)
(季節の花300より)