季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「露草(つゆくさ)」

2020-06-22 04:33:14 | 暮らし
人生日訓(379)

「父母はただその疾(しつ)をこれ憂う」

孔子の言葉である。しみじみとした親子の情があふれている

。私は論語に精通していないから、これをどういう風に解釈し

たらいいのか、一向に自信がないが、「父母の年は知らざる

べからず」という一文と共に、私の脳裏を去らぬ名句である。

ここで、「其疾」と言っている「其」が一体、誰を指しているの

か、私にははっきり言えないが常識的に受け取って二通りに

受け取れる。父母の立場から我が子女の身の上を案じて心

配したものと受け取ると、私共のように何人かの子女を持っ

ている者にとって、一番、気になるのは子女の健康である。

病気でもされると、自分が身代わりとなってやりたいとさえ

思える。逆さをn見たくないという子女の死についての不安

も手伝う。


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6がつから咲く花「露草(つゆくさ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。 ・名前は”露を帯びた草”からくる。  朝露を受けて咲き始める。  午後になるとしぼんでくる。 ・雑草っぽいが  美しい青色の花。  「露草(つゆくさ)この形、なんとなく  「ミッキーマウス」に似ている♪  (参考)ミッキーマウスの木 ・薬効   へんとう炎、湿疹 ・薬用部位 茎葉 ・ツユクサの別名  「蛍草」(ほたるぐさ)    蛍を飼うとき    籠にこの草を入れるから。  「藍花」(あいばな)  「青花」(あおばな)    花で布を染めたから。  「移草」(うつしぐさ)  「月草」(つきくさ)  「鴨頭草」(つきくさ)    青色の花で    紙や布をつき染めた。    京都の友禅染めの下絵に    使われる。  「縹草」(はなだぐさ)  「帽子花」(ぼうしばな)    花を包んでいる    苞(ほう)の形から。  いっぱいありますね。 ・ツユクサの近縁種で  ツユクサより花の大きいものに  「大帽子花(おおぼうしばな)」  がある。 ・「朝露に   咲きすさびたる   鴨頭草(つきくさ)の   日暮るるなへに   消(け)ぬべく思ほゆ」   (鴨頭草=露草)    万葉集  「月草に   衣は摺(す)らむ 朝露に   濡れての後(のち)は   移ろひぬとも」    万葉集 

(季節の花300より)


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