人生日訓(374)
「重い石を持つ」
何かの仕事を出されると、やさしい方に手が出るのが正直お
互いの人情である。少しでも楽をしたいということも偽りのな
い人情である。しかし、そんなことをして、ちょっとの骨折りを
惜しんで、一体、自分がどれほどの得をするのであろうか。
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6月から咲く花「石榴(ざぃろ)」
開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・西南アジア原産。 日本へは10~11世紀頃渡来。 ・若葉は赤いのでよく目立つ (4月頃)。 なぜ若葉が赤くなるかは、 紅要黐(べにかなめもち)ご参照。 ・花のあとで落花した状態が、 「たこソーセージ」みたいで おもしろい。 ・実(み)は食べられる。 不規則に裂けている。 種(タネ)が多いことから、 アジアでは昔から 子孫繁栄、豊穣のシンボル。 ・薬効 せきどめ、下痢どめ ・薬用部位 果皮、果汁 ・生薬名 「柘榴皮(せきりゅうひ)」 ・実に残る”帽子状”の ガクの部分は 冠にも似ており 王冠をいただく果物として 権威の象徴にもなった。 昔のソロモン王の宮殿の柱頭には このザクロが デザインされたという。 ・呼び名の由来は はっきりしないが、 おもしろい説として、 原産地近くの ”ザグロブ山”の名前が由来、 というのがある。 ・男性陣の中にいる、 唯一の女性のことを 「紅一点」というが、 これは、中国の王安石が、 石榴の林の中に咲く花を 詠んだ詩から出た言葉。 ・リビアの国花。 ・「姫石榴(ひめざくろ)」は、 ふつうの柘榴より 花や葉っぱが小さく、 花は少し遅めで 夏から秋にかけて咲く。 ・「柘榴」とも書く。 ・「鈴なりの 石榴いろづき 埃風の なかに揺るるよ その赤き実が」 大橋松平 「ざくろの実 いまだ青しと 待ちしより 今日雨にぬるる 大き紅」 佐藤佐太郎
(季節の花300より)