人生日訓(371)
「上(かみ)礼あえあざれば下ととのわず」
聖徳太子の言葉である。このごろ、よく聞く言葉、「この頃
の若い者は礼儀を知らない」という現代の青年達に対す
る非難である。私もそんな気のしないこともないが、しか
し、あながち、そのことで、今の青年を一方的に咎めたく
ない。一方、今日までの年配者と言うものは少々礼儀とい
うものを形式的に考え過ぎてというように思われ、時には
、少々礼儀過剰ではないかとさえ思えることもある。そのく
せ、自分の礼節のことは棚に上げて、すぐ若い者にめくじ
らを立てすぎはしまいか。若い者に礼儀というものを教え
たかったら、上の者が先ず自分でお手本を示したらどうか
。私などは、今の若い人々がもじもじ、挨拶をし損なってい
るとき、自分から朝の挨拶をする。すると、その波に乗って
若い人々も挨拶をしてくれる。礼儀をしつけていないので
ある。
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6月から咲く花「紫御殿(むらさきごてん)」
開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。 ・原産地メキシコ地方。 ・葉が全面的に紫で、花も紫。 紫づくめ。 名前もそこから来たのでしょう。 けっこう長いあいだ咲いている。 ・別名 「パープルハート」 (紫の”ハート”) 「セトクレアセア」 (旧学名の属名)
(季節の花300より)