季節の花と言葉の花束

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季節の花「擬宝珠 (ぎぼうし」

2020-06-26 04:41:28 | 暮らし
人生日訓(383)

「足るを知るこれ第一富(だい)いっぷ」

法句経に、「無病は最上の利、足るを知るは最上の富(たか

ら)」とある。「生命あっての物種子(ものだね)」と言う通り、

身体が弱く、病気がちでは何を見ても面白くもないし、何を

食べてもうまくない。「足ることを知る」ものが最上の富とい

うのは、ちょっと聞くと昔風の儒教的道徳で、消極主義に響

くけれども、よく、更に深く掘り下げて見ると、そこには、現代

社会に通じる積極性は見受けられると思う。「足るを知る」と

いうことは、何も欲望が薄いことではない。今日世間から受

けている所得、賞与について文句不平を言わないで、、「せ

めて、これだけでも貰っていれば有難いと思わねばならぬ

」と受け取って難癖をつけないのである。こうした貰い上手

というか、物のたっとさ、有難さのわかる人なら、自然と、世

間の人がその人を尊敬し、やがてもっといい待遇をしてくれ

くれる。明日に伸びてゆける。

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6月から咲く花「擬宝珠 (ぎぼうし」

・開花時期は、 6/10 ~ 7/20頃。  夏、涼しげな色で咲く。 ・葉っぱは幅広で大きい。 ・橋の欄干の上にある、  玉ねぎをさかさまにしたような  装飾物が「擬宝珠」。  この花のつぼみが  「擬宝珠」に似ていることから  この名になった。         (装飾物の擬宝珠)      2005. 5. 1      京都 清水寺          (つぼみ)      2009. 6.20      江戸川区 行船公園 ・強い日光と猛暑が苦手。  日焼けしてしまうらしい。  イギリスや北欧では  夏は日本より涼しいので、  ガーデニングとしてよく使われる。 ・春、若葉をゆでて  あえものにするとおいしいらしい。 ・「大葉擬宝珠   (おおばぎぼうし)」は   主に山野に生え、葉っぱがでかい。  「小葉擬宝珠   (こばぎぼうし)」は   濃い紫色の花。   葉っぱは   それなりの大きさだが、   擬宝珠の品種の中では   小さいのかもしれない。 ・「きぼうし」とも  「ぎぼし」とも呼ぶ。

(季節の花300より)


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