人生日訓」(519)
「静かなひとときをもつ」
じっと目をつぶっていると雑念がわく。わいてもいい。わくままに
放下して置くと、いくらかおさまる。ぼうとしている。しばらく忘
我の境に入る。この空虚が無限の意味を持っている。「無」という
ことは大きな「有」である。こうした静寂の一時を作ってみるとこ
れは楽しいものになる。色々忘れていたことを思い出すし、思いが
けなぬいい想いがわいてくる。アイデアが飛び出す、「無一物中無
尽」という言葉があるが、その通りで、無意味の中から無限のアイ
デアが飛び出してくるのを感ずる。ぁぃてこそ、以前の禅のブーム
である。私はブームということを好まないし、そこに危険があるこ
とを感じているが、とにかく、静かに考えることはいいことである。
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11月に咲いている花「ウィンターコスモス」
北アメリカ地方原産。 ・コスモスに似た花で、秋や冬に 花屋さんでよく見かける。 5弁花。 コスモスより遅れて、 晩秋頃に咲きだす。 ・色は、黄色または、 ほとんど白に近い黄色。 ・別名 「ビデンス」 学名から。
(季節の花300より)