人生日訓(524)
「水流罪をきよめず」
今日でも「お水」を飲んだり、水を浴びて、みそぎによって穢れが
除けたというような考えをもっている者があるが、とんでもない邪
見である。身の罪を洗い清めるには、清浄な行為しかない。これが
今日においても通じる。千古不易の正法である。「水流罪を清めず
」とは全く現代的な合理的精神と言わねばならない。「みそぎ」に
よって身の垢は洗い清めても、心の垢をのぞくには清浄な心と行動
によるのみである。
歳時記
七五三
11月15日。 数え年で、男の子は5歳(地方によっては3歳も)、女の子は3歳と 7歳に、晴れ着を着て神社・氏神に参拝して、その年まで無事成長 したことを感謝し、これから将来の幸福と長寿をお祈りする行事。 もともとは宮中や公家の行事でしたが、江戸時代には一般的に広く 行われるようになりました。 3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳 の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっています。 11月15日に祝うことになったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉が、 子である徳松の祝いを天和元年11月15日に行ったことからとされて います。 また、旧歴のこの日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、 婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていることに加え、11月は秋 の実りを神に感謝する月でしたので、その月の満月にあたる15日に、 氏神に収穫の感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものと 思われます。 七・五・三はいずれも陽数で、縁起の良い数字とされています。 |
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11月に咲いている花「サルビア」
6月頃から11月頃まで、 長い間咲き続ける。 (花が落ちたあとも、 同じ色の[がく]の部分が 残るので、 長く咲いているように見える) ・花の中のほうには蜜があり甘い。 ・赤い花の別名 「緋衣草」(ひごろもそう)。 「スプレンデンス」 → 学名から ・青い「サルビア・グアラニチカ」 の花は、「ガオーッ」って ほえてるような形♪ (別名:メドーセージ) ・チェリーセージ や アメジストセージも、 サルビアの一種。 ・8月31日、10月4日の 誕生花(サルビア) ・花言葉は 「全て良し」「エネルギー」 (サルビア)
(季節の花300より)