季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の樹木「梔子(くちなし)」

2020-11-27 04:32:26 | 暮らし
人生日訓(526)

「おのれの拙によりて人の能を忌むこと勿れ」

勿論、自分とて、いかに字が下手とても、それなりに弁解する理屈

も知っている。「自分の名前が書ければいい」と孔明の故事さえも

覚えている。自分には、また、自分の字の下手のよさも自負してい

る。しかし、何にしても、自分の手が動かぬのである。能書を見る

と、ほれぼれし、感心もするのだが、心のどこか抵抗はある。これ

をもっとさらっと行かぬものかと恥じる。一生をかけて字を習って

みようかという気のないわけでもないが踏み切れない。「自分には

自分の天地がある」と自ら慰めながらも、まさ一分釈然としないも

のが残っている。

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11月に実のなる樹木「梔子(くちなし)」

開花時期は、 6/15 ~ 7/末頃。  一重ものは早咲きで  八重ものはやや遅咲き。 ・いい香り。  遠くからでも香ってくる。 ・八重咲きものは実がならないが  一重咲きものは実がなる。 ・実の口が開かないところから  ”口無し”の名になった。  また、実にある突起部分を  くちばしに見立てた、  「クチハシ」からの変化、  という説もある。 ・将棋盤の下にある「4脚」の模様は  このクチナシの実を  イメージしたもの。 ・「梔子」の漢字は漢名に由来。 ・実(み)は、だいだい色で、  薬用、染料になる。  無毒なので、布以外にも、  きんとん、たくあんなどの  着色料にもなる。 ・薬効   のどの痛み、食欲不振 ・薬用部位 実 ・生薬名 「山梔子(さんしし)」 ・「梔子(くちなし)色」■   → 色 いろいろ へ ・「小梔子(こくちなし)」は  八重で  「梔子」より少し小型。  形はほぼ同じ。 ・5月6日、7月2日の誕生花 ・花言葉は「洗練、優雅」      「喜びを運ぶ」 ・別名「せんぷく」   ・「口なしの   淋しう咲けり 水のうへ」    松岡青蘿(まつおかせいら)  「薄月夜   花くちなしの 匂いけり」    正岡子規  「山梔子(くちなし)や   築地の崩れ 咲きかくし」    堀麦水(ほりばくすい)

(季節の花300より)
 
        

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