人生日訓(534)
「勤労感謝の意味」
もとよえい、私共は世の多くの人々の勤労のお陰で、毎日何不自由
なく生活することができるのである。心から全国の勤労者に感謝し
たい。自分も、又その一人として嬉しく思うのである。殊に農漁村
で」働く、報いられるところの少ない方々に感謝したい。釈迦も口
にする穀物をば「百姓百苦のたまもの」と感謝している。のみなら
ず、私共の毎日の生活を支えて下さる全国の衆生恩に心からの合掌
をしたい気持である。従って、11月23日は、お互いに衆生恩を
感謝し合う日である。ことに勤労に従事していられる方々は正し
い勤労の個人的、社会的意味、物質的、精神的な意味を合わせて
反省すべき日であると思う。
==============================
11月に実のなっている果樹「枸杞(くこ)」
夏から秋にかけて紫色の花が咲き、 そのあとで赤い柔らかい実がなり 食べられる。 (実の赤い色は、干しても なかなか色落ちしない) この実を酒や焼酎に漬けて 「クコ酒」にする。 ・薬効 高血圧症、動脈硬化予防 ・薬用部位 葉 ・生薬名 「枸杞葉(くこよう)」 ・薬効 疲労回復、強壮 ・薬用部位 実 ・生薬名 「枸杞子(くこし)」 ・薬効 血糖低下、解熱、強壮 ・薬用部位 根の皮 ・生薬名 「地骨皮(じこっぴ)」 中国と日本では古くは 「沼美久須利(ぬみくすり)」と 呼ばれるなど、薬として有名で、 栽培も盛んだった。 ・枝にはとげあり。 とげが多いところから 生垣としても植えられる。 ・中国名「枸杞」の 音読みが「くこ」。
(季節の花300より)