人生日訓(562)
「業に別有り」
今日の日本においてもまだ、皇族という伝承が力強く残っているけれども、そ
れとてもその皇族が、それに相応しい「業(わざ)」をなさねばならぬ。大昔
では、仏教は一方においてはその理想として「無王の浄土」を夢に描いていた
が、他方では、十善の前世の業因によって王の業果を得たものと説明したので
ある。人間界に生まれたことさえ、五戒の前業によると受け取った位で、すべ
てを「業」によって説明してゆこうとする。今日でも反省してもいいと思う。
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1月から咲く花「薺(なずな)」
開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。 ・「薺」は「撫菜」(なでな) からの変化。 なでたいほどかわいい菜、 の意から。 また、夏に枯れて無くなることから 「夏無(なつな)」、 これが変化したとも。 ・秋に芽が生え、早春に咲き始める。 ・春の七草のひとつ。 ・薬効 止血、目の充血 ・薬用部位 全草 ・生薬名 「薺菜(さいさい)」 ・別名 「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ) 風に揺れたときの音から。 「三味線草」(しゃみせんぐさ) 実が三味線の撥(ばち)に 似ているから。 ・「妹(いも)が垣根 三味線草の 花咲きぬ」 与謝蕪村(よさぶそん) 「よく見れば なづな花咲く 垣根かな」 松尾芭蕉
(季節の花300より)
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