一日一名言(174)
”新しき夢を育みて春の命をのばせかい” 常に希望に萌えて
毎日の生活を有意義たらしめん事を
沖縄守備第三十二軍の司令官と参謀長が島南部の摩文仁で自決した。
「徹底抗戦」を唱える遺命を残したため、なお半年の間、散発的な戦闘が
続いたが、6月23日を境に。沖縄は米軍の手に落ちた。冒頭は占領の二日前
に自決した学徒隊員の「遺書」の一節。
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3月に咲いている花「アンズ [杏]」
花の特徴 葉の展開に先立って花を咲かせる。 花の色は淡い紅色で、花びらは5枚である。 花びらの形は丸い。 萼は紅紫色で反り返る。
葉の特徴 葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は短く尖り、縁には不揃いな細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 結実期は6月ころである。 実は直径3センチくらいの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黄橙色に熟する。 果実はジャムや乾果物として食用にされる。
この花について ウメと似ているが、樹形が直立していることや、樹皮に縦の筋が入ること、また萼片が反り返ることなどで区別できる。
その他 日本には奈良時代に伝えられたと言われ、万葉集にも唐桃の名で登場する。 耐寒性があり、長野県や青森県で植栽されている。 英名のアプリコット(Apricot)としても知られている。 種子には青酸配糖体や脂肪油、ステロイドなどが含まれており、杏仁(きょうにん)と呼ばれる咳止めの生薬となる。 漢字では「杏子」とも書く。 俳句では、「杏」が夏の季語、「杏の花」が春の季語である。 属名の Prunus は「plum=スモモ」を意味する。 種小名の armeniaca は「杏色の」という意味である。
(花図鑑より)