季節の花と言葉の花束

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季節の花「 エドヒガン [江戸彼岸]

2023-03-09 04:42:24 | 暮らし
 一日一名言(176)

私は思う。音には白い音、黒い音、赤い音、黄色い音というように

いろいろな音がある

宮城道雄は近代邦楽界の楽聖といえよう。お正月にことのほかよく演奏される

琴と尺八の名曲『春の海』の作者であり、自身が筝(そう=琴の一種)の名手

だった。冒頭の一文でもわかるように、宮城は名随筆家でもあった。

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3月に咲いている花「エドヒガン [江戸彼岸]

花の特徴 葉の展開に先立って花を咲かせる。 蕾の色は淡い紅色である。 花の色も淡い紅色で、花径15~25ミリくらいの小輪一重咲きである。 花びらは5枚で、花びらの形は楕円形である。 咢筒の形が丸い壺形なのが特徴である。 よく似たソメイヨシノの咢筒は丸くならない。 一総につく花の数は2、3輪である。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。 葉には両面に毛が生える。

実の特徴 花の後には球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)を結実させるが、数は少ない。

この花について 樹皮は暗い灰褐色で、縦に浅く裂ける。

その他 和名の由来は江戸で彼岸のころに咲くことからきている。 別名をアズマヒガン、ウバヒガンともいう。 「老婆(うば)」は、葉のないうちに咲くところからきている。 根尾谷の薄墨桜や盛岡の石割桜などが知られる。 

(花図鑑より)
       

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