一日一名言(196)
漫才は、お客と一緒になって次第につくられて行ったものである
「お笑の神様」と言われてうなづくことができるのは、関西出身で四十も半ば
以後の世代だろうか。NHKの連続テレビ小説「心はいつもタムネ色」のモデル
と言っても、放送は1980年のこと。婚姻、おっと光陰矢の如しである。
冒頭は著書『大阪笑話史』の秋田実の一文である。
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3月に咲いている花「コブシ [辛夷]」
花の特徴 葉の展開に先立って花を咲かせる。 花は白くてよい香りのする大きな6弁花である。 花びらの形はへら形で、花のつけ根の部分は紅色を帯びる。 萼片が3枚あり、花弁に似るが小さい。 雌しべは花の真ん中にたくさんあり、緑色をしている。 雄しべは橙色で雌しべの周りを取り囲むようにして、これもたくさんある。
葉の特徴 葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の質は薄い紙質で、先は急に尖る。
実の特徴 実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)を集めた瘤状である。 10月ころに熟し、集合果が裂けて赤い種子を白い糸で垂らす。
その他 漢字では「拳」とも書く。 和名の由来は、蕾の形や実の形を「拳」に見立てたものである。 蕾を乾燥させたものを生薬で辛夷(しんい)と言い、鎮痛剤として利用される。 材は床柱や器具材とされる。 俳句の季語は春である。 属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョルさん(Pierre Magnol)」にちなむ。 種小名の praecocissima は「最も早い」という意味である。
(花図鑑より)