季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蒲公英 (たんぽぽ)」

2021-03-16 04:36:33 | 暮らし
人生日訓(615)

「善人はげにヒマラヤの如し」

インドで一番高い山は昔からヒマラヤ山である。これはなかなか

面白いたとえ話である。しんみりと私共の心の中にしみこんでく

る例え話である。「駟も舌に及ばず」と論議に出ているが、人間

の舌、言葉というものの普及力は昔から今も変わらぬ大きい力を

持っている。一人の第三人者がほめたたえた評判が四頭馬車のス

ピードも及ばぬほどの速さで四方に広がってゆくというのである。

善行をする人は黙ってその善行を楽しんでいたいのである。

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3月から咲く花「蒲公英 (たんぽぽ)」

開花時期は、 3/10 ~ 5/末頃。 ・どこででも見かける  ポピュラーな花。 ・「蒲公英(たんぽぽ)色」■   → 色 いろいろ へ ・関東タンポポと  西洋タンポポの違い   → 花のすぐ真下のところが     ベリッとめくれてるのが     ”西洋”、     めくれないのが”関東”。  都市近辺で見られるのは、  ほとんどが  帰化植物の「西洋タンポポ」。   (花の下のところが    めくれている) ・種子の冠毛が  丸く集まっているようすが  「たんぽ」(綿を丸めて     布などで包んだもの)に  似ていることから  「たんぽ穂」と名づけられ、  「たんぽぽ」になった。  漢字の「蒲公英」は漢名から。 ・タネは風に乗って飛んでいく。  耳の中に入れないように  気をつけましょう。  タネの様子は、  姫昔蓬、 荒地野菊、  高野箒  にも似ている。 ・英語名は「ダンデライオン」。  ”ライオンの歯”。  (フランス語の    dent de lion から)  独特の葉のギザギザを、  荒々しい獅子の歯並びに  たとえた。 ・黄色い花がほとんどだが、  白花の品種もある。 ・たんぽぽの蜜(みつ)は、  春の花々が咲くまでの  蝶の貴重な食料となる。 ・若い葉を水にさらして  サラダにできる。  また、花は  天ぷらにして食べられる。 ・薬効   食欲不振、解熱、       利尿、鎮痛 ・薬用部位 全草(葉など) ・生薬名 「蒲公英(ほこうえい)」 ・別名  「鼓草(つづみぐさ)」    茎の両端を細かく裂くと、    そり返って    鼓のような形になるから。    また、「たんぽぽ」の名は、    この鼓をたたいたときの音の    「たん、ぽんぽん」の    略が由来、ともいわれる。

(季節の花300より)


          

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季節の花「すみれ」

2021-03-15 04:37:20 | 暮らし
人生日訓(614)

「今日ふたたび来らず」

いつkは「明日」という日のない私の生命をひそかに知っている

からである。仏教では「今日一日」という言葉を昔から大切にし

うているのもこんな意味からではあるまいか。こう受け取ってこ

そ、初めて、自分が今日生きていることの不思議さ、たっとうさ

が、身に染みてわかってくると思う。

ウォーキングの思い出

中山道桶川宿とべに花ウォーク

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3月から咲く花「すみれ」

開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。 ・花の形が、  大工道具の”墨入れ”に似ている  ことによる。  「すみいれ」の呼びがしだいに  「すみれ」になったらしい。  (私は見たことありませんが、   木や石に直線を   引く(描く)ときに、   墨糸を用いる   ”墨壷(すみつぼ)”   という大工道具があって、   これを”墨入れ”とも   呼ぶそうです。   ちなみに、筆習字をするときに   黒い墨汁を入れるのは   「墨入れ」ではなく   「硯(すずり)」ですね)  一方、”墨入れ”ができる前から  「すみれ」の名だった、  との情報もあるので、  名前の由来は「謎」としておきます。 ・いろいろな種類がある。  国産、外国種を合わせると  数百種類ある。 ・「菫(すみれ)色」■   → 色 いろいろ へ ・花とは別に、  目立たない「閉鎖花」をつけ  そこでタネをつくる。 ・園芸品種にパンジーがある。 ・別名  「墨入れ」(すみいれ)     → 上記参照  「相撲取草」(すもうとりぐさ) ・1月29日、2月1日の   誕生花(菫)  4月17日の誕生花(匂菫) ・花言葉は  「思慮、思慮深い、思い」(菫)  「奥ゆかしい、   控えた美しさ」(匂菫) ・「春の野に   菫摘(つ)みにと   来(こ)し我そ   野をなつかしみ   一夜(ひとよ)寝にける」    万葉集    山部赤人  「山路(やまじ)きて   なにやらゆかし   菫草(すみれぐさ)」    野ざらし紀行    松尾芭蕉 ・似ている花へのリンク  花大根  花ニラ  垣通し  芹葉飛燕草

(季節の花300より)

  
        

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季節の花「鶯神楽 (うぐいすかぐら)」

2021-03-14 04:25:58 | 暮らし
人生日訓(613)

「釣りすれど網せず」

一遍に福分を根こそぎ、洗いざらいに頂く気にはならないもの

である。物はいつも、ほどほどである。素より、人生には潮時

というものがあって儲ける瞬を失ってしまってもということも

あるけれども、余りにも強欲で何もかも、自分のものにしてし

まうということはゆかしさのないことで、慎むべきことだと思

う。

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3月から咲く花「鶯神楽 (うぐいすかぐら)」

開花時期は、 3/10 ~ 4/20頃。           (鶯神楽)  「深山(みやま)鶯神楽」は、  冬に咲く。 ・鶯が鳴きはじめる頃に花が咲く、  とのことから  この名前になったらしい    (諸説あり)。  なお、「かずら」ではなく  「かぐら」です。 ・淡いピンク名のきれいな花。  「うぐいす色」のイメージだと  「緑色」だが  この花はピンク。 ・初夏に赤いグミのような実がなり  食べられる。

(季節の花300より)


         

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季節の花「三葉躑躅 (みつばつつじ)」

2021-03-13 05:15:15 | 暮らし
人生日訓(612)

「一つの心になれば必ず一事を成ず」

日蓮がっこで「異体同心」と「遺体異心」と言っているのは

面白い。人間はみんな別々の存在bである以上、十人十色の

心を持つのはといぇ善であるが、「異心」をもたず「同心」

を持つということは、「和」をもつことで、孔子の言う「和

して同ぜず」ということを狙ったものと思う。皆の心を「一

つ」にすることが、上に立つ者の役目である。それには月給

だけでなく、月給以上の一つの人生観というものをもって部

下をまとめ上げてゆくだけの宗教的精神をもってかかること

であると思う。

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3月から咲く花「三葉躑躅 (みつばつつじ)」

開花時期は、 3/10 ~ 4/20頃。  3月中旬頃から咲き出すものと  4月5日頃から  咲き出すものがあるようだ。 ・山地に生えるが、  都会でも庭植えしているのを  よく見かける。 ・枝先に3枚葉を出すのが名の由来。 ・葉を出す前に  鮮やかなピンク色の花を  たくさん咲かせる。 ・いろいろ種類があるが、  代表種の「三葉躑躅」は  おしべが5本あり、  「東国(とうごく)三葉躑躅」、  「大山(だいせん)三葉躑躅」、  「小葉(こばの)三葉躑躅」、  「西国(さいごく)三葉躑躅」、  「南国(なんごく)三葉躑躅」は  おしべが10本ある。

(季節の花300より)

   
          

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季節の花「桃」

2021-03-12 04:42:00 | 暮らし
人生日訓(611)

「一生を貫く仕事をもつ」

それに人間というものには得手、不得手というものがあって、

その十八番の才能なり、天分を磨きに磨きをかけてゆけば、

いつの間にかその道の権威となり、ベテランとなり、そのこ

とが其人の一生の生活を保証してくれるのである。だから老

練者は決して失業しないのである。かくして一生貫く仕事、

英語で言って「ライフ・ワーク」をもつことの幸福をうるも

のだと思っている。

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2月から咲く花「桃」

開花時期は、 3/10 ~ 4/末頃。  (ふつうの桃は    3/10 ~ 4/15頃で、   「菊桃(きくもも)」   の開花時期は、    4/10 ~ 4/末頃)。 ・枝に沿って  びっしりと花をつける。  幹には桜のような  横線が入っている。 ・いろいろ種類がある。  ふつう、町でみかけるのは、  花桃(花を鑑賞する目的の         園芸品種)。 ・縄文時代から栽培されている。 ・3月3日の  「桃の節句(ひなまつり)」に  桃をひな人形のとなりに添えるが、  これは温室内で育てた桃で、  屋外の桃の開花は  もう少しあとになってから。桃の花の色から  「桃色」という色名が生まれた。  「桃色」■   → 色 いろいろ へ ・実が赤いところから  「もえみ(燃実)」が  変化して  「もも」になったらしい。  杏(あんず)の実にも  よく似ている。 ・「桃」の字は中国から伝わった。 ・桃の字の「兆」は  ”妊娠の兆し”を意味しており、  桃が「女性」や「ひな祭り」と  関係があるのは  この理由かららしい。 ・日本昔話の「桃太郎」も有名。  桃太郎は  桃から生まれた強い男の子。  この話自体、相当昔からあり、  桃の木は万葉の頃から  霊力のある木とされてきた。 ・タネは「桃仁(とうにん)」  という生薬になる。  杏(あんず)のタネの核の  「杏仁(きょうにん)」に  よく似ている。 ・薬効   月経不順、痔 ・薬用部位 タネ ・生薬名 「桃仁(とうにん)」 ・薬効   便秘 ・薬用部位 つぼみ ・生薬名 「白桃花(はくとうか)」 ・「桃(もも)  栗(くり) 3年、   柿(かき) 8年、   梅(うめ)は酸い酸い13年、   柚子(ゆず)は大馬鹿18年、   林檎(りんご)ニコニコ25年」。  実を結ぶ時期のこと。  何事も、時期が来なくてはできない、  というたとえ。 ・3月3日の誕生花(桃) ・3月27日の誕生花(枝垂桃) ・花言葉は「チャーミング」(桃) ・花言葉は  「私はあなたのとりこです」       (枝垂桃) ・岡山県の県花(桃)   →「桃太郎」伝説 ・「春の苑(その)   紅(くれない)匂ふ 桃の花   下照る(したでる)道に   出(い)で立つ   少女(をとめ)」    万葉集    大伴家持    (おおとものやかもち)  「白桃や   莟(つぼみ)うるめる   枝の反り」    芥川龍之介

(季節の花300より)
         

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