新型コロナウイルス感染拡大ということで繁華街行きは躊躇しますが、町の周辺の散歩は感染の心配がなく健康的です。今回書くコースは、比較的気持ちがいい散歩道は平戸永谷川遊歩道だけですが、日限山4丁目の人はほとんど行かないコースと思いますので書いてみます。
戸塚区と港南区の境界線は延々と連なる山の稜線上にあります。舞岡公園正門から十字路日限地蔵前に至る大通りはほぼ稜線上にあります。日限地蔵尊で稜線はちょっと北西方向に伸び、T字路下永谷駅入口あたりで特養ホーム芙蓉苑のある高台に連なり、下永谷市民の森にほぼ南北直線状に伸びています。そこでまずは戸塚区と港南区の境の稜線上を歩きます。
日限山4丁目からは十字路港南プラザ前から日限地蔵前に行く大通りではなく、1本西側のまちなかの道路を歩くと、車のない美しい町中を歩くので歩きやすいと思います。途中、T字路になって突き当たるところがありますが、大通りに出ないで左に行き、やはり大通りから1本西側のまちなかの道路を歩くようにするといいと思います。この辺り(南舞岡1丁目)は家・庭を美しくしている家が多く、町づくりの勉強になります。メガロンの南側の道路に出たらちょっと右に行き、舞岡第4公園を回り込んで、日限地蔵尊の南側の道路をちょっと登ります。すると200mぐらいで、T字路下永谷駅入口に下る細い道があります。
桜堂から日限地蔵前に行く大通りは上り坂になっていますが、下永谷駅入口手前は両側が切り立った崖になっています。昔は日限地蔵尊側の稜線と芙蓉苑側の稜線はつながっていたのですが、ちょうどここが鞍部になっていたので切通しにし、戸塚から来た道を下永谷の谷部の道につなぎました。今では日限地蔵前に行く道が大通りで、下永谷に行く道は脇道のような感じになっています。
下永谷駅入口から駅の方へ歩き、すぐ左折して芙蓉苑の前の道を上り詰めます。すると稜線上に出ます。この稜線上の道は早駆けの道跡と呼ばれているそうで、かなり林が残っていますが、稜線の両側の斜面の開発がかなり進んでいます。下永谷市民の森に入る手前は稜線上まで団地(西港南台団地)になっています。
早駆けの道跡
下永谷市民の森はこのあたりでは貴重な緑地になっていますが、稜線の戸塚区側は稜線まで宅地化しています。港南区側東斜面が緑地として残っています。小さな市民の森です。
下永谷市民の森
ここから十字路環2般若寺に下り、環2を横断するとすぐ平戸永谷川遊歩道に出ます。この遊歩道は港南区では比較的よくできた遊歩道で多くの人々に親しまれています。上永谷駅方向に向かって約1km続きます。カワヅザクラの季節は終わりましたが、次はソメイヨシノを楽しむことができます。周辺の景観がよくないのですが、遊歩道の整備はよくできています。
平戸永谷川遊歩道
上永谷駅に出る途中には永谷天満宮があり、貴重な山林を残しています。しかし結構広い墓石林立の墓地が天満宮の山を両側から侵食している感じです。
上永谷駅から日限山4丁目に歩く散歩コースについてはすでに書きましたので省略します。
日限山4丁目から日限山4丁目まで上記のようにぐるっと歩いて1万5千歩ぐらいです。