日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

絶滅危惧種キンラン

2023年04月29日 | 社会

キンラン(おんりーゆーの敷地内)

キンランは、今の季節、舞岡公園でも見つかるそうです。しかし、見つけることは容易ではないようです。絶滅危惧種ですから、見つからないで森林の中でひそかに咲いているのがいいでしょう。

今日、南足柄市の大雄山最乗寺の近くにある「おんりーゆー」(民間温泉施設)に日帰りで行ってきました。おんりーゆーの敷地内の林の中に、ここにもある、あすこにもあるといった感じでキンランが咲いていました。林の中には散策路があり、ごく近くでキンランを見ることができます。

ところでおんりーゆーですが、最乗寺が北東山麓にある明神ケ岳(1169m)は箱根(神山1438m)の外輪山ですが、少なくとも外側(東側)は温泉がでません。執念深い人がいたもので、おんりーゆーは、1500mも掘ってやっと掘り当てた温泉だそうです。泉質はpH9.5でアルカリ、硫黄を含んでいますが、温泉にとけた状態で含まれているので、温泉は透明、硫黄臭はありません。理想的な泉質と言われています。

温泉施設が集まっている強羅などの有名な温泉とはまったく異質の、山中の隠れ里のような別世界です。最乗寺というと杉林が有名ですが、おんりーゆーのあたりは広葉落葉樹林帯です。クヌギと思いますが、巨樹となって新緑の枝を空高く伸ばし、施設から見る景色は感動的です。施設は谷の北斜面に東西に長くあり、西翼が温泉、温泉は室内だけでなく、施設と谷川の間の林の中に広い露天風呂が、熱めの風呂とぬるめの風呂が一つずつあり、手入れが非常によく、森林浴と温泉浴を同時に楽しめます。

施設の中央部はフロント、地元の産物が展示販売されています。特に最近は地元の農産物を積極的に展示販売しています。これが人気で、よく売れているようです。その南側、谷川までの林の中には、散策路や、ハンモックなどを置いた憩いの場が設けられています。キンランはここで見ることができます。

東翼はレストランになっていますが、南側の新緑を愛でながら、室内でも屋外でも食事ができるようになっています。最近はシカが増えているようで、増えすぎたシカを地元のハンターが罠で捕獲していますが、その肉の有効活用ということでここでシカ肉料理を食べることができます。

おんりーゆー東翼レストラン

揚げ物もありましたが、私はシカ肉を入れた煮込みそばを食べてみました。自然に育ったシカの肉は硬いのではないかと思ったが、意外にやわらかでした。太いネギを大胆に切って太いまま入れていましたが、むしろこれが硬くて参りました。ネギをにおい消しに使ったのでしょうか。

帰りに最乗寺によってみました。最乗寺は何度も来ました。急斜面に高い石垣をつくり、上に何とか平坦な地を設け、その平坦な地を長方形に囲むように堂舎を回廊でつないで配置しています。堂塔もすごいが、何と言っても杉の巨木が素晴らしいと思います。樹齢数百年と思われる巨木が無数に残っています。昔山門の両脇に天狗の銅像がありましたが、腐って危険になったので撤去したそうです。かわりに本堂前の中庭から見て本堂の左側にある堂舎の中に天狗像を安置しているそうです。帰りを急いだので、天狗像は確認しませんでした。

最乗寺付近の杉の巨木

(注)最乗寺は曹洞宗系と言われています。創建は1400年頃です。600年以上の歴史を持っています。しかし本堂には阿弥陀仏、その両側に脇侍の観音菩薩が安置されいるそうです。とは言え、禅寺でして、修行道場になっています。

山深く、杉林が非常に見事で、巨樹が多く、霊力を感じます。そこへ天狗信仰も入っています。ここで力をもらい自分の事業・仕事に活かす人は多く、現代でも信者の布施、寄付金が多く、維持管理が行き届いています。石垣は苔むしてよく見ないと気づきませんが、高さのある見事な石組です。昔僧たちが長い年月をかけて組み上げたのでしょう。自然だけでなく、僧たちの労作からも霊力を感じます。

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自治会員が死亡したとき自治会がすること

2023年04月26日 | 社会

ここ数年で班内の人が4人も亡くなりました。しかし自治会から何にも報告がありませんでした。

うち一人は、救急車が来たこと、その家のお向かいの人のお話で死亡がわかりました。また、一人は、遺族の方が、焼香してほしいと言ってきたのでわかりました。また、一人は、その近所の方が教えてくれたのでわかりました。

もう一人は、近所の人も、誰も知らず、数か月たって、近所の人が、「最近、ご主人をお見かけしないが、お元気ですか」と奥さんに声がけし、奥さんが、亡くなりましたと言ったことで初めて近所の人に死亡が伝わり、みんな驚きました。この奥さんは、近所付き合いがほとんどない方でした。

これら4件ですが、班長は知っていたのでしょうか。

現在の自治会の慣習はどうなっているのか、今年度の新班長に聞いてみました。新班長は、班員の遺族などから死亡の連絡があれば、あるいは死亡を知れば、自治会規約にしたがって弔慰金を払うこと、遺族などが、班員に死亡通知を回覧することを承知すれば回覧すること、葬儀に参列することを承知すればその旨回覧することなど、従来の慣習をよく知っていました。

ごく最近、実はまた一人亡くなったが、その人の遺族は回覧を承知したので回覧したと言っていました。数日前にもまたもう一人亡くなったが、その人の遺族は、回覧を承知しなかったそうです。

(注)ここ数年で班内で6人も亡くなっていることに驚き、悲しみ、淋しく思います。この新町(日限山4丁目)の第一世代はどんどん消えています。班だけでなく、自治会単位では、大勢の先輩、友人、知人逝去の報に接することが増えました。

近年は、班長に死亡を連絡せず、近所にも知らせず、静かに家族葬にする人が増えているようです。しかし、常日頃、仲良くしている近所の人が、死亡を知らないでいることはちょっと異常だと思います。近所の人が、葬儀に参列したり、家に来て、香典、焼香、供花などすることを遠慮してもらうことは理解できますが、死亡したことを公表することは必要なことではないでしょうか。心で弔ってくだされば十分、香典、供花、焼香は無用と伝えればいいことです。

私は、現代でも先輩・友人のご遺族から逝去の連絡を受けることが多い方です。私自身、親の葬儀では、香典、供花、焼香は遠慮してもらってきましたので、逝去の報に接すると葬儀とは無関係にすぐ家にかけつけ、棺、あるいは布団に横たわっている先輩達に別れの挨拶をし、その場にいるご遺族にも挨拶をするようにしています。焼香してくれと言われれば焼香します。その家に近づくだけで涙があふれ、とまりません。彼らのことは思い出すだけで涙がこみあげてきます。

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昔から日本家屋の縁側は気楽に雑談や打ち合わせができる便利な場所

2023年04月25日 | 社会

私の部屋の南側の窓は掃き出しになっています。部屋の床の高さとほぼ同じ縁台を縁側のように窓の外に設けてあります。つまり縁側風縁台があります。

今日は、晴れ、無風、朝から暖かくて気持ちがよかったので、朝から縁台に坐って洗濯物を干すハンガーをつくろうと思って材料を準備していました。従来使っていた市販のプラスチック製ハンガーが光劣化して枠が折れてしまったので、時間つぶしに自分で設計して木工でつくることにしました。

私の家は、門がありません。フェンスもありません。道路から見ると庭や縁台は丸見えです。その縁台で何かしている私を見て、まずは一人目の近所の女性が、「おはようございます。何をしているんですか」と言って、勝手に庭に入り、縁台まで来て、あれこれ雑談していると、二人目の近所の女性が、やはり「おはようございます」と言って雑談の仲間入り。話題は次々と飛びながら長談義となりました。

こりゃ仕事にならんと思っていたら、私に電話がかかってきて、やっと長談義が終了。二人の女性は解散となりました。

お昼近くまで仕事がはかどっていましたが、そこへ、三人目の、私も参加している町のボランティア活動に関係している男性が通りかかり、やはり勝手に庭に入り、縁台まで来て、ボランティア活動について、しばし、打ち合わせをして別れました。次に四人目の、港南台まで買い物に行ってきたという、やはり一緒にボランティア活動をやっている男性が家の前を通りかかり、今度はボランティア活動だけでなく、お互いの趣味に話が及び、はずみがついて長談義になってしまいました。

するとそこへ五人目の、やはり一緒にボランティア活動をやっている男性が、自分が担当した制作品を持ってやって来ました。今度は縁台で3人でボランティア活動について雑談やら打ち合わせをして別れました。

時計を見ると、14時半すぎになっていました。急いで昼食をとり、また自分の仕事を始め、その後は特に訪問者もなく、予定の仕事を何とか暗くなる前に終えることができました。

昔から日本家屋の縁側は、友人知人が気楽に庭に入ってきて会話できる場所です。私の家には門がなく、庭や、縁側風縁台は道路に開かれていますから、一段と自由に友人知人が入ってきて雑談やら打ち合わせをしていきます。縁側風縁台をつくっておいてよかったと思っています。門なし、フェンスなしの庭も気に入っています。

道路から庭は丸見えですから、道路から見ても美しく見えるように、自己流ですが、庭づくりの工夫努力をしています。

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世の夫族よ、死後のことより生前の妻との関係がだいじですぞ

2023年04月23日 | 社会

Princesse de Monaco

昨日庭仕事をしてると、散歩中の80代半ばのお婆さんが、「私も雑草取りぐらいはやらなければならないのですが、足腰が痛くなってとてもできません」と話しかけてきました。

私も仕事をやめてしばしお婆さんとお話をしました。

「御主人はお元気ですか。」

「数年前に亡くなってしまいました。」

「それは淋しいですね。」

「とんでもない。今は自由を満喫しています。家にはね、仏壇があって夫の位牌を安置しています。でもね、供養するのを忘れてしまうの。娘が来て、『お母さん、仏壇にお尻を向けているわよ。仏壇の扉が閉まっているじゃあないの。お父さん、悲しんでいるわよ。』と言うんです。いいの。」

世の夫族よ、反省が必要ですね。

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西洗公園はオオムラサキが非常に多い。しかし花付きが悪い

2023年04月21日 | 社会

普通のオオムラサキの花付き

西洗公園は、公園の面積に比してオオムラサキの植栽面積が広すぎと思います。10数年前に少し整理をしたのですが、特に幅が広すぎという問題は解決していません。幅が広すぎると、人が遊べる空間が狭くなるだけでなく、実はオオムラサキの管理が面倒です。

2015年以前はオオムラサキの植栽の中に笹が大量に繁茂し、公園ボランティア(西洗自治会生活環境部の公園愛護会とは別の個人的ボランティア)が植栽をかき分け、笹を根元で一本一本刈り、実に数年かけて笹どりを完了しました。もちろん、現在も笹の芽は植栽の中からでてきます。当時の公園ボランティアの一人が現在も植栽を観察し、笹の新芽を発見すると新芽を取り除いています。

そのほかは、年に1回、業者が刈込みをやるだけです。西洗自治会が、あえて、刈込は花が終わったらすぐやってほしいと港南土木事務所に強く申し入れないと、区内の公園は数が多いので、業者の刈込が遅れ、来年の花芽がついている枝を刈りこむことがしばしばあります。業者は園芸の専門家だと思うのですが、カネカネの業者ですから、平気で花芽を刈り込みます。公園ボランティアや公園の近所の人が、業者の愚行に気付いて刈込をとめたことは過去何度もありました。

今年度の西洗自治会は、ちゃんと港南土木事務所に、刈込の時期を誤るなと申し入れてほしいと思います。事務所が、業者の手配をできない年は無理に刈込をしなくてもいいと思います。公園愛護会は、公園管理の問題点を毎年記録し、次の年度の公園愛護会に引き継いでほしいと思います。(注)西洗自治会公園愛護会の会員は自治会役員がやっています。そのため毎年会員が代わります。これはやめるべき慣習と思います。公園管理知識が正しく引き継がれていないのではないかと心配です。

植栽刈り込みの時期をよく誤ることに加え、肥料はやらず、植栽は密植で土壌は貧困です。西洗公園のオオムラサキの花付きは当然よくありません。残念ながら今年も花付きはよくありません。

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西洗自治会初代会長(1974-76年度)高木武栄氏が亡くなられた

2023年04月19日 | 社会

イベリス

ここ数年散歩しておられる姿を見ないなと思っていましたが、先日配布された西洗自治会日限山いぶき会総会資料を読んでいたところ、「高木武栄様(2班)ご逝去」と会員の動静の項に書いてありました。

西洗自治会運営細則では、庶務部は、会員及び同居の家族が死亡したときは、会員及び配偶者の場合、10,000円、会員の同居家族の場合、5,000円、弔慰金をおくるとなっています。

この意味は、自治会の住民が亡くなった時は、自治会の人々はその人のことを思って冥福を祈るということです。自治会が、会員に知らせず、自治会だけで弔慰金をおくるという単なる形式ではないと思います。

まして高木氏は自治会初代会長でした。自治会創設、自治会館建設、日限山3・4丁目建築協定運営員会組織化など、初代自治会長としての重責をこなしました。

現代は自治会葬はやりませんが、仮にご家族が、静かに家族葬にすると言っても、自治会は弔慰金をおくる以上、逝去の情報を自治会員に流し、会員は心の中だけでも弔うことがだいじと思います。これが自治会の目的の一つ、会員相互の親睦・融和をはかることになると思います。

西洗自治会は、班会議を重視したい、班員のコミュニケーションを改善したい、班内(近所)の助け合いを大切にしたいと言いますが、班の中ですら会員の死亡に関する情報が流れないことが増えつつある実態を認識してほしいと思います。班の中ですら人間関係は希薄になりつつあるというのが実態だと思います。まずは自治会自身の情報活動を見直してみる必要があるのではないでしょうか。

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芝生の間に繁茂するカタバミの処分

2023年04月17日 | 社会

ヒメキンギョソウ

今の季節、カタバミが蔓を伸ばし、芝生の間で大繁茂します。かわいらしい黄色の花が咲きます。しかし芝生の美しさは失われます。特に葉が赤茶系の小さいカタバミは芝生に染みができたような感じになります。この蔓や葉をむしっていてもカタバミの繁茂はとまりません。カタバミの根は地中深く下に伸びています。丈夫な根で蔓や葉をむしってもこの根を抜くことはできません。

ねじり鎌と言う除草具がありますが、この鎌の先端のとがった刃先を鍬のようにふるって大胆にカタバミを芝生ごと堀上げます。蔓が10cm伸びていたら10cm大胆に芝生ごと堀上げます。芝生の根が切れたり、ばらばらになったりしても気にすることはありません。そして丁寧にカタバミを選り分けます。すると、どこかにカタバミの直根が見つかります。この直根を処分することがだいじです。

根が切れたり、バラバラになった芝生は、そのまま埋め戻します。ねじり鎌の刃先で叩くようにして芝生面をならしておきます。

この作業で根が密集した芝生が、緩み、元気になります。

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日限山およびその周辺の観光地

2023年04月15日 | 社会

今は観光地と言えば、谷戸の地形が美しい緑豊かな大公園舞岡公園です。谷部の奥深く、新緑空間に入ると、自分の心まで新緑に染まります。息吹を感じ、生きるぞと力が湧いてきます。

私が東京から日限山4丁目に移住してきた1975年頃は、舞岡公園はなく、ここは谷部や山部の一部が畑になっていた谷戸でした。谷部は昔は水田になっていたようですが、当時はすでに水田は放棄され、葦が生い茂る沼地になっていました。農道が残っていて、自動車で北から南へ登り、現在の本郷台に抜ける一般道に出ることができました。

したがって当時は観光地と言えば日限地蔵尊でした。すでに地蔵尊の正門の前の大通り舞岡上郷線はできており、この大通りから坂道を登ると突き当りに本堂がありました。この坂道の西側に大きな駐車場がありました。

現在の日限地蔵尊の駐車場 1975年頃と変わりません。

この駐車場の向こうは写真に見るような林が大通りの南側に沿って西の方に長く広がっていました。反対側の東の方は杉林が広がり、東に下る斜面を覆っていました。

本堂は、鉄筋コンクリート造で、1970年にできたものです。新しかったと思うのですが、当時はなぜか見栄えがしませんでした。通常はお地蔵さんというと、路傍に立っている石仏を想像すると思います。日限地蔵尊には高さ約80cmの石仏がありますが、あったかどうか記憶がありません。恐らく本堂の奥深くに安置されていたのしょう。

(注)現在は石仏は本堂の祭壇の奥の部屋の中に安置され、外からは見えません。1月4日、開帳されます。お地蔵さんらしくないですね。お地蔵さんはもっと人々に近い存在でなくてはいけません。

現在の本堂の東側に古い本堂と思いますが、お堂が残っていました。(注)今も残っています。中にはがらくたがほかしこまれ、ほこりだらけでまったく手入れされていませんでした。そのほかのいくつかの建物もすべて貧相で、有名な地蔵尊にもかかわらず、手入れが悪いと思いました。

しかし、建物群の周辺は狭かったですが、庭園風になっており、小道が整備され、地形は小山、周辺は緑がいっぱいということで散歩は大変気持ちがよかったです。

西の方の広大な林は特に小道はありませんでしたが、下草が刈られており、がさがさと歩き回ることができ、やはり気持ちがよかった記憶があります。

整備されれば、東の方の緑に覆われた笹山城址のある小山(笹山)の景観とあいまって、日限地蔵尊は将来素晴らしい信仰地、観光地になると思いました。大勢の人々が来ると思いました。

ところが、仰天、その後、西側の丘陵にサンヴェール日限山という大きな集合住宅ができ、続いて東側の下り斜面にやはり大きなコスモ横浜日限山という集合住宅ができ、笹山周辺にはロワレール日限山、グランドメゾン上永谷という大きな集合住宅ができ、小山の笹山城址は駐車場になってしまいました。

日限地蔵尊の発展性はかなり阻害されました。集人力が落ちたと思います。日本の神社仏閣の命は、美しい建物、緑を大切にする境内です。人々の信仰や観光でなく、境内の切り売りでお金をえるようでは落ち目です。

こんな日限地蔵尊ですが、ひぎり連合自治会作成のひぎり地区イベントカレンダーに、4のつく日、境内で日限茶屋が出ると書いてあるので、昨日4月14日(金)、ひさしぶりに日限地蔵尊に行ってみました。

ところが、日限茶屋らしきものがありません。よく参詣にきているというお婆さんがいて、今日は、人手がなくてお休みになったと教えてくれました。実は、日限茶屋は日限地蔵尊が経営しているのではなく、福祉ボランティア団体「さわやか港南」が運営しています。2014年から、さわやか港南は、地域交流の場として境内に茶店を、4のつく日、10:00-15:00、出してきました。数名のボランティアが、おでん、甘酒、おしるこなど温かくておいしいものを提供しています。

素晴らしい企画です。しかし運営継続は大変な忍耐を要します。ボランティアの誰かが何か事情があって準備できないと、店を出せないことはよくわかります。

日限山4丁目の人々にとってちょっと日限地蔵尊は遠いのですが、日限地蔵尊は地域の信仰地、観光地としてまだ可能性を残しています。

日限地蔵尊はもっともっと集人努力をするといいと思います。境内整備に注力するといいと思います。日限茶屋を活かすといいと思います。すると広い駐車場も活きてきます。

日限山の人々は、信仰の有無関係なく、日限地蔵尊を地域の観光地と認識し、4のつく日は、日限地蔵尊に行って日限茶屋に寄り、おでんなど食べながら、みんなで雑談をし、周囲の緑を楽しむといいと思います。

私は、次の4のつく日、行ってみようと思っています。

(余談)本堂の前で熱心に祈っている若い人がいたので、お地蔵さんは、祭壇の奥の方に安置されているのでしょうかと聞いたら、「あらっ、お地蔵さん、全然、気にしなかった。近くに来ると、ここ(本堂)にきて祈っていました」と苦笑しながら言いました。お堂を見ると、神仏を気にせず祈るというのは日本人の特徴ですね。

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西洗自治会会員制度は、まだ混乱が続きそう

2023年04月13日 | 社会

 

2020年4月の総会で決まった新会員制度は、住民の理解が進まず、住民の間に誤解が生じました。協力金月100円払えば班長職は免除されるという誤解です。そうではないと自治会長が班会議で説明したが、班会議の出席率が悪く、住民の誤解がとけなかったようです。2021年も混乱が続き、2022年になると、誤解は、新自治会長、新班長にまで及ぶに至りました。過去免除された人はそのまま免除、あたかも永久班長職免除者がいるような誤解が自治会長以下、すべての住民に広がりました。

ここにいたって、結構多くの班の班会議で、出席した人から永久班長免除者っておかしくないかと意見が出たようで、やっと2023年4月の総会(書面表決)で、「班長業務を免除する会員については、毎年見直すものとする」と改定されました。やっと会員制度はちょっと改善されました。

(注)ある斑では、班長職は当番制とし、その年度、班長職ができない事情がある人は、できるようになる年度に見通しがある人はその年度に順番を変更、その見通しがない人は免除、しかしその年度のみ、次に来る当番年度は約20年後(班員が約20名の場合)としたそうです。自治会には免除者の報告はしないそうです。班で責任をもって班長を出すという従来の姿勢です。

ところが、協力金月100円について、「班長業務を免除されたものは、原則として会費(自治会費)に加えて協力費を支払う」と改定されました。

さあ、大変です。協力金を支払わなくていい例外があるようです。例外とは何でしょうか。例外の例示がありません。自治会長、班長は、原則、例外について理解しているでしょうか。

書面表決で反対者は数名で、500人以上(過半数)は賛成だったそうですが、この賛成が、実はいい加減で、まじめに総会資料を読んで賛成したのではなかったと思います。総会があって出席者が議論したあと議決すると出席者は結構まじめな人がいますから議決がまともになる可能がありますが、書面表決は住民の議論というプロセスが抜けています。実は、2020年の総会もコロナ禍で書面表決だったと思います。議論不十分でした。

まだまだ西洗自治会の会員制度は、誤解が続き、さらに不平等という問題が残りそうです。

80歳以上で健康等に問題がある高齢者、家族等の介護で班長職ができない人、その他特別な事情がある人は、免除して当然と思います。協力金を月100円払う必要はないと思います。協力金には、どことなく、班長職をやらない人はけしからんみたいなニュアンスがあって町の雰囲気を悪くしていると思います。原則支払うという現制度では、現実、払う人、払わない人が出ると思います。

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ひぎり連合自治会がホームページを開設

2023年04月10日 | 社会

定番のバス時刻表とかイベントカレンダーが載っていますが、ちょっと意欲的と感心したのが、夢を追求する姿勢です。

トピックスに「歩いてみませんか? ひぎり・みなみまいおか環状緑地帯(高齢者部会より 2023.04.09)」が載っていたので開いてみると、環状緑地帯のイラストが示されていました。確かに航空写真で見ると、日限山・南舞岡、特に日限山2・3・4丁目と南舞岡は緑地帯でまるく囲まれていて、別世界ができている感じがします。日限山1丁目は、環状緑地帯に外から接する形になりますが、やはり環状緑地帯という素晴らしい環境を利用することができます。

環状緑地帯を意識して散歩すると改めて日限山・南舞岡はいい町だなと思います。

すると町の未来について夢が湧きますが、このイラストの下には、「歩ける緑道をつくろう!」との提案がなされています。

この夢は実現可能です。日限山・南舞岡の人々が、声を合わせてこの夢を語り、ひぎり連合自治会だけでなく傘下のすべての自治会がベクトルを合わせ、さらに市街化調整区域の多い上永谷町、野庭町、さらには舞岡の自治会・町内会とも話し合いを行い、また地域の政治家とも相談し、港南区、戸塚区、さらには横浜市の緑アップ推進組織に働きかけていくといいと思います。

(注)緑道とは、自動車道とまったく交差しない、平坦で、あたかも緑地帯の中を歩いているような感じがする散歩道です。港北ニュータウン(都筑区)の緑道はその規模の大きさで見事です。多くの公園と公園が緑道でつながれています。緑道に入ると巨大な緑地公園の中に入った感じがします。近場では野庭団地の中に歩いて1時間ほどかかる緑道が設けられています。団地の人だけでなく、近隣の町の人々も大勢この緑道を楽しんでいます。

ぜひ、ひぎり連合自治会HPにアクセスし、このイラストをご覧になって下さい。

頑張れ、ひぎり連合自治会! 日限山の住民!

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町は春の花で美しい

2023年04月09日 | 社会

今日は横浜市会、神奈川県会、神奈川県知事選挙の日です。ちょっと空気が冷たかったが、快晴無風、気持ちがいいので午前中に投票をすませました。

ゆっくりと日限山4丁目、3丁目の町の中を散歩し、人々の庭の花々や新緑を愛でながら日限山小学校の中に設けられた投票所に行きました。すべての家の庭がよく手入れされているとは言いがたいが、手入れ不十分の家の庭も、春の花が美しく咲いて、庭をカバーしていました。

ヒトリシズカ

我が家では庭の片隅でヒトリシズカが静かに咲いています。名前や姿はおとなしいが、春早く、硬い台地を持ち上げるようにして芽を出します。実は力持ちです。かなり密に群生するので、総合力で土を持ち上げる力が出るのでしょう。本当は一人静かではない小さな草花です。

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西洗公園を町の人々の居場所としてもっと活用しよう

2023年04月06日 | 社会

今年1月のこのブログで、横浜市港南区笹下(ささげ)の丘の上にある笹下台団地の青空市場・朝市(マルシェ)青空カフェ「ささげ台マルシェ」【三世代交流の場、まちの縁側(えんがわ)】について春になったら見学に行きたいと思っていると書きましたが、毎週木曜日開催のため、私が木曜日は休めない仕事があるので見学に行くことができない状態です。

移動販売車が来ているとのことですので、この前の野庭マルシェのように業者がコーヒーなどの飲み物を提供する移動販売車を団地の広場に出し、団地の住民が、広場のそこここで、コーヒーなどを飲みながら老いも若きも男性も女性も談話を楽しんでいるのではないかと想像します。

恐縮ですが、見学に行けず、目で見てご報告できないのでご勘弁ください。

西洗自治会では西洗公園を利用して、毎日曜、14時から14時45分ぐらいまで、業者が食料品の移動販売を行っています。足腰が弱くて十字路港南プラザ前の角地にある生協に行けない人で公園の近くに住む人が食料品を買いやすくすることが目的で、「ささげ台マルシェ」のような町の縁側とは違います。来る人は買い物をすますと、すぐ家に帰るそうです。ボランティアが大勢参加しており、重い買い物袋などを家まで運んでくれます。

西洗公園は、緑陰が気持ちがいい町の縁側としてすぐれた雰囲気を持っています。親に連れられて幼児はよく遊びに来ています。近くの幼稚園あるいは保育園がよく大勢の園児を遊ばせに来ています。日限山小の放課後は小学生が仲間で遊びに来ます。

ところが主婦や老人が公園にたむろしているのを見たことがありません。一人か二人程度の老人が、散歩の途中、公園に寄ってしばしベンチに座って休んでいる程度です。

3月下旬、西洗自治会いぶき会(老人会)が「桜を見る会」を、昼前後、弁当お茶を配ると言って開催したところ、100名弱が集まり、賑やかだったそうです。これはいい企画だと思います。「新緑を見る会」、「紅葉を見る会」など、この種の公園行事を増やすといいと思います。狭苦しい自治会館の食事会より健康的です。

主婦や老人がいつ行っても公園にはいいことがあるようになると公園の居場所価値はぐんと上がるのではないでしょうか。緑陰で、コーヒーが飲める、町の音楽好きが個人であるいはグループで演奏している、ダンスができる、碁や将棋がうてる、など、西洗自治会、いぶき会、その他ボランティア組織の企画が増えるといいと思います。

なお、毎朝6:30から15分ほどラジオ体操をやっています。毎日20名弱が集まっているようです。月木金は9:00から2時間ほどゲートボール部が北側の砂泥広場を使って練習試合を行っています。練習試合の合間には休憩をかねてお茶会もやっているようです。木曜の午後は太極拳部が演武を行っています。どちらも部員が少ないようです。どちらも健康にすぐれた運動です。参加すれば仲間が増えます。会話が増えます。町の人がつながります。もっと気楽に町の主婦や老人は参加するといいと思います。

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都市計画道路横浜藤沢線(上永谷・上永谷舞岡地区)のその後

2023年04月03日 | 社会

4月1日、横浜市から最新情報の発表がありましたのでご報告します。しかし、目新しいことはありません。

上永谷地区とは、天谷大橋際交差点から上永谷配水池までの区間を言います。上永谷舞岡地区とは上永谷配水池から桂町戸塚遠藤線(舞岡公園南端)までです。現在の事業年度は2025年度で終わります。2022年度末で事業進捗率はそれぞれ84%、70%ぐらいです。用地取得率はそれぞれ100%、99%です。完成に向けて工事を進めることができそうですが、現場を見るとわかりますが、契約中の工事はありません。つまり工事はやっていません。

幅員は、天谷大橋際交差点から200mちょっとまでは48mをとっていますが、これは、上永谷駅付近から天谷大橋際交差点までの現在実用中の暫定道路の幅員およびグリーンベルト遊歩道(中央分離帯)の構造に合わせたものとなっています。

笠原農場の南側付近で幅員は32mと縮小します。グリーンベルト遊歩道のような広幅の中央分離帯はなくなります。ここで車線数が2車線から4車線にいきなり増えることは考えにくいことです。横浜藤沢線は、桂町戸塚遠藤線の先の建設見通しが立っていないことがあり、上永谷・上永谷舞岡地区も暫定道路になる確率が高いからです。なお、前回の取材では、交通量を予測中とのことでしたが、すでに予測は出たと思います。

道路は、桂町戸塚遠藤線にぶつかってここで止まります。その先、田谷までの建設の見通しが立っていないようです。

すでにご報告しているように舞岡公園の南端部の生活道路は、残す予定になっています。つまり戸塚ふたば幼稚園に行く道、本郷台に行く道は残ります。

地図で見ると、横浜藤沢線とこれらの生活道路は重なっています。それなのに、生活道路は残し、横浜藤沢線を桂町戸塚遠藤線とつなぐ訳ですから道路は高低差を利用したかなり複雑な構造となります。現場の地形から想像すると、桂町戸塚遠藤線は、一番低い位置にあります。したがって横浜藤沢線(本線)から桂町戸塚遠藤線に出入りする側道は、トンネルになるのではないかと想像します。高コストになります。

現在横浜市道路局は道路設計中と思います。次にコストを見積もります。予算の問題が大きいのではないかと思います。2025年度で終わる現在の事業年度で、上永谷・上永谷舞岡地区の横浜藤沢線が完成するとは考えにくい状態だと思います。

新しい情報があったらまたご報告します。

なお、ひぎり連合自治会では、日限山・南舞岡を囲む環状緑地帯の利用価値改善のため、環状緑道、また、上永谷駅ー野庭町・上永谷町の市街化調整区域ー小菅ヶ谷北公園ー舞岡公園ー舞岡駅を結ぶ大緑道建設の構想を打ち出し、市への働きかけも始めたようです。この運動の実行性を高めるには、まずはひぎり連合自治会が、町づくり部会、あるいは緑アップ部会を設け、住民理解を深めながら、隣町も巻き込んで環境改善運動を強めることがだいじです。

日限山4丁目の人々は、周囲の緑環境を大いに楽しみながら、さらに夢を大きくして町づくり意識を高めるといいと思います。

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庭が春らしくなってきた

2023年04月02日 | 社会

土面ばかり目立っていた庭ですが、やっと緑の方が目立ってきました。かわいらしいチューリップの花が咲き揃い始めました。

町の周りの山林はあっと言う間に新緑で覆われます。

このブログはしばらくは緑アップで行きたいと思います。

(注)横浜では「緑アップ」は横浜に緑を増やそうという運動を意味します。ここでは新緑の写真をアップすることを意味します。

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