情報がなくて詳細がわかりませんが、福祉サポーターがほしいと言った人がおり、自治会もあった方がいいと考えたのでしょう。
老人などが介護が必要になった場合は介護施設に入るか、在宅介護者がつく必要があります。サポーターが在宅介護者になることは現実不可能です。在宅介護は大変な仕事だからです。経験知識が必要な上、精神的にも肉体的にも時間的にも非常に苦しい仕事です。
サポーターができることは、比較的簡単な仕事ということになります。民生委員は町の生活弱者あるいはその家族とよく情報交換しているのでどういう仕事が町にあると便利かわかっています。民生委員の経験知識を活かして西洗自治会がサポーターを組織化することは意味があると思います。組織づくりとその運営ができる人がいるといいですね。
なお、福祉ボランティア活動は、NPO総ぐるみ福祉の会、社会福祉協議会が行ってきました。これらの経験知識を活かすことも重要です。
西洗福祉サポーターズは西洗自治会という地域の中で活動するということでしょう。
(追記)民生委員が中心になってサポーターズの仕事などを検討しているようです。すでにボランティアが15名ほど集まっているようです。
災害時については、2018年度の自治会だったと思いますが、災害時要介護者をどう助けるかが問題になりました。民生委員が中心になっていろいろ考え、いろいろな案が出たようですが、結論がはっきりしないまま今日に至っています。近所で助け合うことが大切という考えの人が多いと聞いています。西洗火消しの会は要介護者に限定せず、災害時近所で助け合うことを重視し、初期消火、救出などをどうすればいいか住民訓練を行っています。
また10年ぐらい前、自治会に災害時助け合い協議会があり、1要介護者にボランティアが2名つきました。災害時突然助けに行っても何もできない、普段からの交流が大切ということでボランティアは月に1回ぐらい要介護者を訪問しました。月1の訪問を喜んでくれる要介護者もいましたが、煩わしいと思う要介護者あるいは家族の方が結構多くて、ボランティアは悩んでいました。ボランティアは災害時助ける訓練をまったく受けませんでした。これもボランティアの悩みでした。この当時は近所で助けるという考えがなく、要介護者とボランティアの家の距離を無視して組み合わせをつくったので、災害時、自分の家族や近所を放置して要介護者を助けに行くことはできないという悩みがありました。これでは災害時要介護者を助けることはできないと考えるボランティアが増え、結局、協議会は解散になりました。