12月1日(日)9:00-11:00日限山中学校の南はずれの方にある道路で西洗自治会と西洗火消しの会による消火栓を使った放水訓練がありました。
今回は1,2,5,12-14、23-25班の住民が訓練の対象でした。
快晴無風に恵まれ、50人以上の住民が集まったのではないでしょうか。
訓練指導は西洗火消しの会が行いましたが、上永谷消防出張所から所長、消防士数人が応援に来てくれました。
住民は3人で1チームを編制し、全部で9チーム、27人が放水訓練を受けました。
チームに参加できなかった人も、放水中の筒先を持って放水を経験することができました。
この種の訓練では見学に回る住民が多いと思いますが、日限山4丁目では住民は気後れしないで訓練に参加しています。
西洗火消しの会が、いざというときは近所が協力して消火や延焼防止をすることが大切と言って住民を訓練指導しているからです。
また住民である会員ができることなので普通の住民も消火栓を使った放水訓練を受けておいた方がいいと思うようになっているのでしょう。
いろいろな災害の中で日限山4丁目は火事が一番心配されています。
山地であり、西風が強い日がありますので1軒が火を出すと類焼する恐れがあります。
火を出さない注意、火が小さい状態での消火知識と消火行動力、119番通報、近所の119番通報・消火・延焼防止などの協力が重要と思います。
自治会は今年6月2日(日)自治会全体の防災訓練を行い、4種目訓練を行いましたが、その内二つは家庭用消火器の使用訓練と、消火栓を使った放水訓練でした。
そのほか自治会と西洗火消しの会はほぼ毎月3班、班単位で住民を対象にして、水を出しませんが、近くの消火栓を使ってホースの延長結合などの訓練を行っています。
この班別訓練は近所の助け合い運動になっていると思います。
なお、西洗火消しの会は2010年に編制されたボランティアグループです。
現在会員は34名だそうです。
自治会の役員名簿によりますと自治会長の下に配置されています。
役割は、消防団のようではなく、住民に消火栓を使った消火訓練を施すことが目的となっています。
会員は近所の火事では動くと思いますが、離れた場所での火事には駆けつけることができないと思います。
各班から少なくとも1名会員が出ているといいのですが、出ていない班があるそうです。
会員の仕事はボランティア活動であってちょっと当番制には馴染まないようです。
西洗火消しの会は班長と協力して会員になってくれるボランティアを探すといいと思います。