まだNPOが運営する「こぶし」(日限山4-50-3、バス停西洗に近い)は町の食堂と呼べるものではありませんが、食の提供に注力しています。「こぶし」は戸建ての旧増澤邸で、庭もあり、家庭的雰囲気を持った絶好のたまり場です。
まず毎火曜日ですが、カフェこぶしが10:00-14:00開かれています。NPO会員でなくても利用できるようです。
次は毎金曜日ですが、こぶし食事処が12:00-13:00開かれています。ここでは「主婦のまかない弁当」(400円)なるものが出ます。NPO会員でなくても利用できるようです。事前注文制です。毎回、調理担当の主婦(町のボランティア)が代わります。弁当の種類もいろいろです。たとえば7月1日はカレー、8日は筑前煮、15日はシュウマイ、22日はハンバーグ、29日はキーマカレー(キーマとは細かいものという意味で、日本ではひき肉を使ったものがよくキーマカレーと呼ばれています)です。注文票はNPO事務所で入手できます。注文票は同事務所のポストまたはこぶしのポストに投函します。
次はほぼ毎土曜日(7月は9,16,23,30日)ですが、「男の料理」(500円)が10:30-13:30提供されます。NPO会員向けです。男の料理教室ではありません。男性の調理師が調理を行います。金曜日の主婦の調理に対比し、「男の料理」と名づけたのでしょう。したがって女性もOKです。たとえば9日はマーボ豆腐、16日はローストポーク、23日は焼き鳥、30日はてんぷらとなっています。副菜、みそ汁、漬物がつきます。これも事前申し込みが必要のようです。所定の申込書があります。
NPOの「こぶし」の食は、町の人と一緒に食事ができるので弁当などを買って自分の家で食べるのとは違った楽しみが出ると思います。
なお、毎朝昼晩いろいろなメニューの家庭料理が提供される町の食堂ができるといいと思っていますが、これは資本家、経営者、専門の調理人などが現れないと実現はむずかしいと思います。
昔に比べればユーコープ日限山店の惣菜や弁当が大幅に充実し、町の食提供サービスは大きく改善されました。今後は日限山店が、2階をちょっと広々した町の食堂風のイートインスペースにすると面白いと思います。2階に上り下りするには階段は足腰の弱い老人にはきついと思います。エレベーターが必要です。ついでですが、今でも、エレベーター敷設は日限山店の2階を店として活用するのに有効と思います。現在は2階は遊んでいるに等しいと思います。