日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

舞岡公園と日限山4丁目

2013年04月28日 | 日記
戸塚区になりますが、港南区日限山4丁目の西側に広がる広大な市街化調整区域が現在の舞岡公園になったのには実は日限山4丁目が深く関わっています。

1978年日限山4丁目の南側に久遠寺という寺が墓地を造成する計画を立て、西洗自治会は反対運動に入りました。
横浜市にも陳情に行きましたがこの過程で西側の広大な市街化調整区域を公園にする計画があることがわかりました。
当時、自然を活かした普通の公園にする案と公園墓地にする案があり、横浜の人口が急増していたこともあって墓地の需要が強く、市は公園墓地にする方向でした。
しかし、西洗自治会が町を挙げて墓地反対運動を展開し、市にも市会にも強烈に働きかけたので普通の公園にする案が浮上し、今日の舞岡公園となりました。

西洗自治会の猛反対にもかかわらず、久遠寺の墓地はできてしまいましたが、その周辺の墓地化は防ぐことができました。
港南区には広大な日野公園墓地がありますが、緑が多くても墓地は墓地でして、到底人々が楽しめる公園ではありません。
舞岡公園が公園墓地にならなくて本当によかったと思います。

舞岡公園は一部農業公園になっていますが、大体は緑に覆われた丘と谷の地形(谷戸)を活かした自然公園になっています。
春は山桜が美しいですが、今は新緑が最高です。
南北約2kmに渡る丘の上の道を歩くとこれが横浜かと思うような自然の深さを感じることができます。

地下鉄上永谷駅から歩いて舞岡公園を訪れる人は丸山台、日限山の町を通って舞岡公園に行きます。
丸山台は商店街を歩くことになると思いますが、日限山に入ると美しい住宅街を歩きます。
人々は舞岡公園を楽しむだけでなく、日限山の町も楽しんで歩いてくれます。

日限山4丁目の人々は、舞岡公園を誇りと思い、公園とセットで町づくりを考えるといいと思います。
自分が町と公園を楽しむだけでなく、町の人々や遠くから町を通って公園を訪れる人々のことも考えて自分の庭づくり、町づくりを考えるといいのではないでしょうか。
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自治会の大きな問題のためにそれぞれボランティア組織を編制してはどうか

2013年04月24日 | 日記
6月2日(日)9:30-12:00西洗第三公園で西洗地域防災訓練が行われます。
西洗自治会防犯・防災部が主催し、西洗火消しの会、新設の西洗家庭防災員の会、そのほかのボランティアが協力します。
訓練種目は家庭用消火器を使った消火、消火栓を使った消火、止血・包帯、心肺蘇生の4種目です。
上永谷消防出張所が協力してくれますが、住民指導の主力は指導訓練を受けたボランティアです。
教えることは学ぶ最善の方法ということで50人ぐらいのボランティアが指導員に応募してくれそうです。

防災訓練の企画はすでに前年度からボランティアの協力を得ながら旧防犯・防災部と新防犯・防災部が中心になって行ったそうです。
自治会総会が4月14日でしたから総会を待って企画するようでは6月2日に間に合わないということで早めに始めたそうです。
よかったと思います。

防災訓練の約2ヵ月後、やはり西洗第三公園で納涼大会が予定されています。
これは防災訓練よりも規模が大きく、内容も複雑なので、防災訓練同様、前年度から企画に入るべきと思いますが、十分時間があるとの思いがあったのでしょうか、今日企画実行委員会編制の打ち合わせが行われるそうです。
昨年度は役員主体で実行委員会を設け、企画実行しようとして問題を起こしたので今年度は企画段階からボランティアに参加してもらうようです。

これはいいことですが、企画開始はやはりもうちょっと早い方がいいと思います。
自治会役員が1年交替当番制ですから、自治会は常設の納涼大会ボランティア組織を設けた方がいいと思います。
この方が納涼大会の企画準備がやりやすいと思います。
こうするとボランティア主導となり、役員の主体性が失われると心配する人がいますが、防災訓練と同様、自治会が主体性を持ち、早め早めにボランティアの協力を求めるようにすればいいと思います。
自治会を無視して納涼大会をやりたいなどと言うボランティアはいないと思います。

町の住環境問題も同様です。
自治会では荷が重いと言って問題に取り組むことを嫌っていたら町の住環境は悪化していきます。
それではボランティアが勝手にこの問題に取り組めるかというとこれはむずかしいと思います。

何でもそうですが、自治会の大きな問題は、役員とボランティアが役割分担をし、仕事半々で協力することが大事と思います。
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近所や町のことを考え、住環境保全に真剣に取り組もう

2013年04月18日 | 日記
西洗第三公園の近くの宅地2分割問題ですが、(株)ホーク・ワンは、隣家の要望に応じて前土地所有者が盛った土を除去し、宅地を2分割し、間の境界線上にブロックを入れ、さらに隣家との境などにもブロックを入れて分割作業を終えました。

この宅地2分割は前土地所有者、不動産仲介業者の東急リバブル(株)横浜センター、建売業者のホーク.ワン鶴見支店が話し合いで決め、ホーク・ワンが実行したことです。
東急リバブルにしてもホーク・ワンにしても日限山4丁目により近い支店ではなく、より遠い支店が計画を進めました。
日限山4丁目との関係が薄いことを利用して、あるいは日限山4丁目の事情は知らないという態度で宅地細分化に挑戦した形になっています。

前土地所有者についても東急リバブルについてもホーク・ワンについても共通して言えることは、彼らは金銭欲だけで動いており、日限山4丁目の住環境や住環境保全を重視している住民に配慮していないことです。
庭なし狭小住宅が住む人にとっていい住宅かどうかについても配慮していません。
東急リバブルやホーク・ワンは社会性がない単なる収益主義の会社です。

日限山4丁目について考えてみると第一の問題点は前土地所有者です。
もしこの人が日限山4丁目の住民として町の人々と仲良く生活してきたなら近所や町に配慮して多少利益が減っても1面で売ったでしょう。
東急リバブルやホーク・ワンの誘惑に乗って宅地2分割を認めるようなことはしなかったでしょう。

聞くところによると前土地所有者は自分がつくった家に住まず、人に貸していたそうです。
近所とは関係が希薄だったようです。
最初は家付きで1面で売ろうとしたようですが、希望価格が高すぎて買い手が現れず、代替手段として東急リバブルとホーク・ワンが提案する宅地2分割に乗ったようです。

次の問題点は西洗自治会に町の住環境問題を扱う自治会下部組織がないことです。
住環境問題は1年交替当番制の役員からなる生活環境部には荷が重すぎると思います。
2012年度自治会は、住民の意向を聞いて組織を設立することを検討すると昨年の総会で言ったようですが、方針を変え、問題が発生したら自治会長が区役所と相談するということにしました。
宅地細分化に対する問題意識が乏しかったと思います。

第三の問題点は、住民の高齢化が進み、体力、気力が衰え、町の住環境保全に取り組む元気を失っていることです。
東急リバブルやホーク・ワンの合法という主張に仮に勝てなくても真剣に反対運動を続けることができれば、彼らは今後少なくとも日限山4丁目では気楽に宅地2分割をやろうとはしないでしょう。

東急リバブルやホーク・ワンは、町づくりのロマンのない、国や地方自治体の町の住宅基準の低さを利用して収益を追求しているだけの会社です。
日限山4丁目が真剣にこれらの業者に反対しなければ町の住環境保全はできません。

住民は、近所や町のことを考える心を失わず、助け合って生活してもらいたいと思います。
自治会は住環境問題に取り組むのは嫌だと逃げ回らないで、住環境に関心があるボランティアを集めて組織を編制し、この問題に取り組んでほしいと思います。
老人は体力、気力の衰えとともに自分のことしか考えないようになりがちですが、近所や町のことも考えるようにして心広く生きるといいと思います。
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問題意識、問題解決が弱くなっている

2013年04月15日 | 日記
昨日西洗自治会総会が開かれました。
提案は一つで2012年度防犯防災部が「西洗家庭防災員の会」設立を提案し承認されました。
自治会の防災活動は概して自治会役員とボランティアの協働がうまくいっている分野です。

問題はそれ以外の活動分野ですが、2012年度自治会長は問題がなかったかのように事業報告を行い、2013年度自治会長は問題がないかのように通常の事業計画を発表し、出席者からは特に大きな問題提起も提案もなく、総会は1時間半で終わりました。

しかし自治会に問題がないはずはありません。
問題があるが、問題提起しても提案しても自治会は問題解決できないという思いが支配的ということではないかと思います。

日限山4丁目はご多分にもれず40%弱が老人という典型的な老人の町になっています。
老人は一般的傾向として体力も気力も衰え、自分のことしか考えないようになり、町に関する問題認識も問題解決も不十分です。
老人は町に問題がないことを望みますが、問題があった場合、問題に取り組む体力、気力がなく、しょうがないと言って問題を黙認します。

横浜市は、できない、できないと言って、行政的問題を自治会にふってきますが、老人が支配的な自治会ではなかなか行政サービスの劣化に対応することはできません。

西洗自治会は当分はぬるま湯の時代が続くと思います。
やがて世代が交代し、若い世代が問題に取り組むでしょう。
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設立後40年近くたった自治会

2013年04月09日 | 日記
1974年にできた西洗自治会(日限山4丁目)の規約で会の活動は民主主義の精神に基づき行うことになっていますが、自治会は会員の考えを確認することがなかなかできていないのが現実です。

自治会が発足した当初は必要に応じて班長は班別会議を開き、班員の考えをまとめていましたが、いつしか班長は班別会議をやらないようになってしましました。
自治会の会員アンケートも最近は少なくなったような印象を受けます。

昨年の総会では町づくりに取り組むボランティア組織をつくった方がいいのではないかとの提案があり、会員の希望を調べて検討すると自治会長が述べたそうですが、後で考えを変えたようで、町づくりの問題が生じたら港南区と相談して自治会長が処理することにしたそうです。
しかし自治会長に問題を上げた会員は一人もいなかったそうです。
問題がなかった訳ではありません。
今回の(株)ホーク・ワンによる宅地2分割問題などは自治会長が港南区と相談しても解決しないと思います。
自治会はアンケートをとり、大半の会員が希望するなら町づくりに取り組むボランティア組織をつくった方がいいと思います。

従来の方針を変え、昨年は自治会が納涼大会を1日にしてしまいましたが会員から批判がでているようです。
会員の意向を汲み上げる作業ができていなかったのではないでしょうか。

ごみ集積場所問題はいまだに場所が固定したところがあり、近所の不満を解消できていません。
自治会で平等なシステムに統一するといいいと思いますが、会員の意見を集約してシステム改善を行う作業ができていません。

4月に開催される総会で自治会の問題を検討する方法ですが、ほとんどの会員は班長に決定を委任し出席しません。
出席者の大半は前年度班長と新年度班長です。
総会での決定は自治会長や班長の気持ちが支配的です。
したがって総会での決定は民主的になっているとは言えません。
意見がある会員は総会に出席すればいいとの意見がありますが、一方で総会には、旧班長、新班長以外の人が発言するのを抑えようとする雰囲気があり、総会は会員の意見を集約する場として機能していません。

自治会にあれこれ提案すると、「あなたが自治会長になってやったら」と自治会から言われることがあるそうです。

こうして自治会の活動は自治会が適当にやることになりがちです。
その結果、活動は民主主義の精神に基づかず、やるべきことをやらないことになりがちです。

西洗自治会はボランティア活動が盛んと港南区では評判だそうですが、自治会とボランティアの協働については改善すべきことが多いと思います。
防災活動は協働が改善してきたと思いますが、町の住環境保全は、日限山2・3丁目まちづくり協議会が昨年3月解散して以来、危機的状態です。
今回、ホーク・ワンが宅地2分割問題を起こしたので、町づくりに取り組むボランティア組織を編制するとの考えが出ているようですが、是非、その方向で行動してほしいと思います。

福祉分野では高齢化が問題です。
ボランティアが福祉活動を行うことはかなりできていると思いますが、向こう三軒両隣が助け合うような近所の助け合い運動はこれからだと思います。
日限山自治会(日限山1・2丁目)では、十字路から十字路までの道路をはさんで向かい合った家が一つの単位となって近所の助け合い運動を展開しているそうです。
これはすぐれた考えと思います。
このような運動は災害時の助け合いにも有効です。
西洗自治会も学ぶべきと思います。
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狭小住宅が売れる時代は去った

2013年04月02日 | 日記
(株)ホーク・ワンは日限山4丁目で宅地2分割、狭小分譲住宅2棟建設計画を進めています。
前の宅地所有者が土盛りをして家を建設したため、地面が隣地より高くなっていました。
そこで隣家がこの土盛りを問題にしたところ、最初は地面の高さを隣家にそろえることに抵抗していたホーク・ワンが、そろえることに同意し、このほど盛り土を除去しました。

ホーク・ワンとしては近所に対して配慮したことを示したのでしょう。
これは結構なことですが、4丁目が望んでいることは宅地2分割中止です。
しかしホーク・ワンは、自社の経営理念に反し、4丁目の住環境に配慮することなく、宅地2分割を行います。

日限山2丁目で、三井のリハウスが宅地125㎡ぐらいの狭小分譲住宅を2棟販売中ですが、昨年12月に売りに出して以来、すでに4か月たつのにまだ売れません。
業を煮やした三井のリハウスは販売価格を200万円下げ、4800万円前後としましたが、やはり売れません。
昨年12月には12月築となっていましたが、今は4月築となっています。
5月になると5月築にするのでしょう。

宅地125㎡ぐらいの狭小住宅が売れる時代は去ったと思います。
若い人にとっても住みにくいからです。
狭苦しいので住む人がけがをしやすい、バリアーフリーにならず、車椅子が使えない、などの問題が提起されています。
延焼しやすい、町の住環境を悪化させる、負の遺産であるなどと厳しい社会的批判が出ています。

ホーク・ワンが計画している住宅も宅地125㎡ぐらいの狭小住宅です。
価格は1棟5000万円ぐらいとのことです。
この計画は時代の変化に対応できておらず、失敗に終わるのではないでしょうか。

買う側も不動産の資産価値を冷静に考えるべきです。
住宅供給過剰の中であえて社会から批判を浴びている狭小住宅を5000万円も出して買うのは大損です。
若い人だって家具が増え、子供が増えると狭苦しいと思います。
どうしても周辺の住宅と比較しますが、庭がないこと、家が小さいことを気にして生活するでしょう。
広い住宅に買い換えたいと思っても、借金返済が終わっていず、売りたくても値がつかず、買い換えができません。
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