近所の助け合い

町の中で孤立していると不安が増幅することがあります。
向こう三軒両隣、何か心配事があったら近所で情報交換したり、協力を求めたりすることができる関係にあるとより安心です。
道で近所の人にあったら挨拶だけでなく、ちょっと雑談するといいと思います。
老人の割合が40％をこえていますから近所の助け合いの重要性は一段と高まっています。
近所の問題にかかわると面倒と思って三猿の態度をとる人がいますが、やはり何か異常があった場合、どうしたのかと思って外に出てきてくれる人の方が頼りになります。

あるとき町に消防車が来ました。
近所の人々は火事かと思ってみな外に出てきました。
実は倒れた人が近所にいて救急車が呼ばれたのですが、消防車もかけつけたことがわかりました。
ひとしきり人々は何があったのか情報交換して、事情がわかり、自分が協力すべきことがないとわかると家に帰りました。

プライバシーをおかしてはいけないという考えがありますが、老人の多い町では、この考えは老人にかかわって面倒なことになるのは嫌だと言っているように聞こえます。
何かあったら助けなければならないと思えば、近所の老人の状態を気にして当然ではないでしょうか。
老人だけでなく、そのほかのことでも異常に気付けば何が起こっているのかと関心を持つことは重要なことだと思います。

三猿をきめこむと、自分に危険が迫り、近所に助けを求めたいと思っても助けを求めることができなくなってしまうのではないでしょうか。

日限山4丁目は住環境のよい美しい町と思います。
老人割合の増加問題は、近所で助け合うことで乗り切り、次の世代に美しい町と助け合いの心を伝えることが大事と思います。

刃物を持った人が夜徘徊?

4丁目は平和と思ったのですが、気になる事件が発生しました。

最近回った自治会の至急回覧によると、12月12日（金）夜の出来事らしいのですが、「カラスいけいけネットボックス」という、路上に置いてある、ごみを入れる箱状のネットが何者かによって切られたそうです。

刃物を持った人が夜徘徊しているということでしょうか。
とすると物騒です。
夜遅く一人歩きすることは要注意です。

西洗防犯パトロール歩こう会という自治会下部組織がありますが、毎夜、不寝番をしている訳ではありません。

私は、夜、家の近くであやしげな音がするのに気付くと、恐る恐るですが、自分の部屋と廊下と玄関とポーチの電灯をつけ、懐中電灯をもって一応外に出て調べるようにしています。
門灯はＬＥＤに代えましたので消費電力が少ないので夜はつけておくようにしています。

高齢化し、空き家が増えているが、一段といい住環境になってやがて若い人の町になる

日限山4丁目は特にニュースもなく、静かな毎日が続いています。
1-3丁目と比較すると、戸塚駅、上永谷駅、あるいは下永谷駅から一番遠いところに位置するため、若い人の増え方が少ないと思います。
老人割合が増加する状態から、老人の中でも高齢老人割合が増える状態になっていると思います。

老人達はそれぞれ健康生活に留意しているようでいわゆる健康にいい活動は盛んだと思います。
老人会である日限山いぶき会、社会福祉団体、民間のジムなどがいろいろな活動の場を提供しています。

町に隣接して広大な舞岡公園が広がっていますが、この公園は地形が谷戸構造になっており散策には最高です。
いろいろな鳥が集まって来るようで、野鳥観察好き老人が朝早くから大勢集まってきます。

舞岡公園だけでなく、この町の周辺には広大な谷戸構造を持つ緑地帯が多いので、あっちの緑地帯、こっちの緑地帯と散策を楽しむことができます。
ちょっと足を延ばせば三浦半島の海岸、湘南海岸の散策も楽しいものです。

老人は、福祉、防災、防犯、公園や歩道の草取り、小学生の通学の見守りなど町のボランティア活動でも頑張っています。

何かに夢中になれる老人生活は健康にいいと思います。

それでも誰それが町を出たとか、誰それが亡くなったとか、町は淋しくなりつつあります。
空き家が増えています。
土地価格が下がって、200㎡以上の宅地が4000万円程度で買えるようになりました。
通勤がちょっと不便と感じるかもしれませんが、若い人が中古の家付きで買って素晴らしい住環境のこの町に住んでくれるといいと思います。

しかし若い人に老人の世話をさせるような町にすると若い人は入って来ないでしょう。
老人が自治会の仕事を嫌って若い人にやらせようとするのはまずいと思います。
老人は、若い人に町の仕事をとられないように頑張っているぐらいがいいと思います。

本当に老人が動けなくなれば、若い人が自治会の仕事をやるようになるでしょう。