町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

思い出の小田急5000形(その1)

2015年01月29日 | 小田急電鉄

丁度4年前の2011年1月29・30日の両日で小田急5000形の6両編成が引退し、同系のみで組まれた10両編成が見られなくなることから“小田急5000形10両さよなら運行”が新宿→唐木田間で実施され、沿線で大いに話題を呼んでいました。各日共に450名ずつの事前招待制で、合計900名の募集に対して3900通もの応募(!)があったというのですから、それだけ名実共に小田急を代表する車両だったということでしょうか。技術的には革新的な部分が無いにも関わらず、4両編成車の登場間もない1970年にはローレル賞の候補で次点に入っていることからも、人気の程を窺わせるエピソードですね。

私は運よく当選し30日の方に参加することが出来たのですが、デジカメの画像を漁っていたら、唐木田出張所での撮影会の時のデータが出て来たのでお目にかけたいと思います。ただ、いかんせん安物のコンデジで適当に撮ってしまったので余りいい画像でないのが難点ですが(汗)今更ですが、カメラ新調してちゃんと撮っておけば良かったなぁ~・・・としみじみ後悔しています。

唐木田駅到着後に、案内に従って出張所に通されると先ほどの編成が待機していました。私も他の参加者に混じりカメラを向けてヘッドマークを着けた10両編成を正面から狙いました。わずかに後部がカーブしている為、全編成は収まっていません。光線の関係で、正面はいい感じに日が当たっていますが側面が・・・。

反対側から。この日、5268Fのパートナーに抜擢され新宿側に連結されていたのは5065Fでした。こちらにもヘッドマークが取り付けられています。この編成はさよなら運行後にも廃車直前に開催された小田急ファミリー鉄道展2011で展示されました。

ヘッドマークを着けたクハ5560を横から撮ってみました。この角度から見ると、設計のベースになった2600形・4000形に比べ車体とほぼ同一面になった正面窓の様子や、シールドビーム化された前照灯の様子が分かると思います。登場時に装備していた電連は、営業運転で小田原方先頭車に他編成を連結することは無くなったため後年撤去されました。

 

次回へつづく。

 

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