

白川郷を出て、また山道を通って木曽方面へ。
途中、素晴らしい枝垂れ桜

参道の桜も綺麗なのですが、舞殿にかかる枝垂れ桜がとても大きく、綺麗でした。
まるでこぼれるような枝ぶりで、しばし見とれてしまうほど

樹齢はどのくらいなんだろう・・・今まで見た桜の中で一番大きいかも。

距離の短さを優先して山道を通っていったのですが、車がすれ違えないほど狭く、
カーブも細かくて、初めて車酔いをしてしまいました

気分転換のために道沿いに流れる川を見ながらちょっと休憩。
涼やかな水音と綺麗な空気で、だいぶ回復することができました。

木曽の開田に着いたのが1時半ごろ。
そろそろお腹も減ってきたので、木曾と言えば蕎麦

この「ふもと屋」さんは人気のお店らしく、バイクがたくさん止まっていました。
ギリギリ駆け込んだおかげか、私達を最後に今日の営業は終了。
危なかった・・・


木曽町の開田村に伝わる郷土料理である「とうじ蕎麦」と、盛り蕎麦をオーダー。
とうじ蕎麦の食べられるお店は少ないようで、知らずに入ったのでラッキーでした

鉄の鍋で煮た出汁の中に、「とうじかご」という小さな籠に麺を入れて軽く茹で、
お椀に移してから鍋の中の出汁や具(油揚げやネギなど)を入れて食べます。
すごく美味しいお出汁で、体も温まりました


盛り蕎麦にはワサビのおろし器と生ワサビがついていて、おろしたてを使えます。
噛むほどに爽やかなワサビの香りとともにお蕎麦の香りが口の中に広がります。
何も下調べせずに入ったお店でしたが、大正解でした


木曽に来た目的はこの木曽馬。御嶽山のふもと、木曽馬の牧場に行ってみました。
木曽馬は木曾義仲公が挙兵したときに活躍した、日本在来種の馬

小ぶりで顔が大きく胴が長く足が短く・・・
あれ?なんだか昔の日本人の体型のようですね(笑)


こちらの牧場では、引き馬ですが乗馬も出来たので、体験させて頂きました。
北海道で乗馬をした際は一人で乗って林道や草原を走ったので爽快でしたが、
引き馬だとゆったりゆったりと馬上からの景色を楽しむことができます

牧場内には馬車も走り、のどかな風景。

鬣にウェーブがかかって美形なお馬さんがいました。
外来種と在来種、種類は違っても、やはり馬は綺麗な生き物ですね。
性格も穏やかで、おとなしく撫でさせてくれました


近くの開田高原アイスクリーム工房にて、とうもろこしソフトを食べました。
少し寒かったのですが、ほんのりコーンの香りのするソフトクリームは美味

お土産にカマンベールチーズとストリングチーズを購入。カマンベールチーズは、
2009ALLJAPAN ナチュラルチーズコンテストの優秀賞を受賞したそうです

時間があれば木曾義仲公や巴御前にまつわる場所なども回りたかったのですが、
もう4時を過ぎてしまったので、遅くならないうちに木曽を出て中央道を目指すことに。
中央道も途中までは順調だったのですが、大月IC~八王子までが大渋滞

なんとか渋滞を抜けて都内に入ると、都内はスイスイと進むことができました


11時ごろには自宅に到着し、1泊2日の旅行は無事に終了。
移動時間の多い旅行で、行きたくても行けない場所も多かったのですが、
色々と良い思い出ができて、楽しい旅行になりました

今度は飛行機で金沢あたりから入って、雪景色の白川郷に行ってみたいなぁ
