Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

楽しい一日でした♪

2011-05-28 22:39:07 | 日記
天気予報でわかってはいましたが、朝から雨・・・
こんな雨の週末に限って土日どちらも着物ででかける予定があるなんて

まずはお洗濯やお買い物を済ませてから、身支度開始。
昨日しっかりとお手入れしたおかげで、肌の調子が良く化粧ノリはバツグン


今日の着物はとろんとした柔らかな生地で、ハッと目を引く地色に染められたもの。
強い地色ですが、柄は朱色以外はおとなしい色が使われているので、
全体的に華やかながらもケバケバしさはないと思います。
着物がとても目立つので、帯はスッキリさせるために白地のものを選びました。


着物は綺麗なハッキリとした水色の縮緬地に、御所解き模様が描かれた小紋。
帯は地紋のある白地に、大きな束ね熨斗を描いた名古屋帯。
帯揚げは白い綸子地に赤い絞りの輪出し。
帯締めは朱~白のグラデーションになっている平組。


お昼前に身支度を終えて、いざ、国立劇場へ。
小劇場にて、私の三味線のお師匠さんが所属する流派の定期公演があるのです。
「杵勝会」といって、年に2~3回しかない貴重な会なので、楽しみにしていました


そしてそして
なんと、同じ国立劇場の大劇場のほうでは、日舞のお師匠さんの舞台があります
私の日舞のお師匠さんは、三味線のお師匠さんの実のお兄様。
同じ日、同じ場所で、ご兄弟で違う会に出演されるなんて、もう二度と無いこと。
弟子としては嬉しいというか、劇場間の移動でバタバタというか・・・(笑)

杵勝会のほうが開演時間が早かったので、まずは小劇場へ。
一番最初の番組「菖蒲浴衣」は、名取ではないお弟子さん達も有志でお出になる、
総勢150名を超す大人数での演奏で、同門のお友達も出演しました。
舞台一面に広がった8段の雛壇での演奏は圧巻でした

その後はうちのお師匠さんの出られる番組を見てから、大劇場へ移動。
「踊り、絵尽くし」と題されたこの舞台は、国立劇場主催の舞踊公演で、
「絵から抜け出た踊りの数々」をテーマに、絵がもととなった舞踊で構成されます。

休憩をはさみながら2つの劇場を行ったり来たり。
空いた時間にお師匠さんやお稽古場のおねえさん方にご挨拶したりと、
忙しくも楽しく過ごしました

7時頃には国立劇場を出て、茶道のお稽古へ。
行った時間が遅かったので、さすがに他にはお弟子さんは誰もいませんでした。

今日のお点前は三木町棚を使った薄茶点前。お菓子は鉄線を模したもの。
お軸は「東山水上行(とうざんすいじょうをいく)」と書かれた墨跡。
お花は紫蘭でした。

舞台2つとお稽古1つ、雨も降って大変でしたが、充実した一日でした