今日の夜は夫に娘の世話をお願いして、イタリア料理教室へ行ってきました
前職に比べると格段に早く帰ってこられるようになったとはいえ、普段はやはり
7時半~8時、接待などが入ると終電で帰ってくることもある夫ですが、私がこの
イタリア料理教室に行く予定の日には、なんとかして間に合うように帰ってきて
くれるので、本当に助かっています
今日は出産直後だった昨年の11月に受けられなかったシチリア料理基本コースを
受講します。このコースはメニュー改定後も残りましたが、来年にはどうなるか
分からないので、まだ受けていないレッスンは出来る限り今年に受けておこうと
思っているため、今月は3回レッスンに通うことに
まずはパスタから作っていきます。パスタは「Pasta al forno alla siciliana」。
アルフォルノとはオーブン焼きのこと。パスタのオーブン焼きはイタリア全土に
ありますが、今日はシチリア風です。
パスタ・アルフォルノは、もともと前日に余ったパスタを再利用するために考え
られたものですが、それがあまりに美味しいので、ひとつの料理として確立した
のだそうですよ
大人数のときにラザニア皿などにいれてたくさん作るお料理で、味もラザニアに
似ていますが、ベシャメルソースは使いません。代わりに生クリームを少~し。
本来はアネレッティというシチリアのパスタを使うのですが、日本では手に入ら
ないので、今日はトゥベッティというショートパスタを使います
小鍋にオリーブオイルをしき、みじん切りにした玉ねぎを弱火でじっくり炒めて
いきます。フライパンであまりいじらないようにして挽き肉を強火で炒めます。
塊のまま両面に焼き色をつけるようなイメージで。
お肉を軽くほぐして炒めたら、小鍋に移しフライパンの油をキッチンペーパーで
ふき取ってから、赤ワインを入れてアルコールを飛ばします。赤ワインも小鍋に
移したら、トマト缶と水を入れて30分ほど煮込みます。
煮込んでいるあいだにメインの準備を。メインは「Rotolini di melanzane」。
ナスを使ったお料理は南イタリアが中心ですが、こちらも南イタリア全般で食べ
られている家庭料理です。
イタリアでは米ナスが主流なのでこういうナスで巻くお料理が色々ありますが、
日本のナスで作る場合には、何枚かのスライスを繋げて使ってくださいね
ナスは1cm弱幅に縦にスライスし、塩を振って10分ほど置いてアク抜きします。
フライパンにたっぷりのオリーブオイルをひき、巻ける程度に柔らかくなるまで
ナスの両面を焼きます。本来は素揚げするのですが、こちらのほうが簡単です
小鍋にオリーブオイルをひきスライスした玉ねぎをじっくりと炒め、トマト缶と
水と塩コショウを入れて5分ほど軽く煮込みます。こちらはメイン用のソース。
そしてこちらはメインの詰め物。ボウルに挽き肉・プロセスチーズ・粉チーズ・
パン粉・卵・バジル・みじん切りのニンニク・塩コショウを入れて混ぜ合わせ、
粘りがでるくらいまで練っておきます。
チーズは粉チーズだけだとお肉に馴染んでしまうので、プロセスチーズなど別の
種類のチーズを入れるのですが、これはシュレッドチーズでもモツァレラチーズ
でも何でもOKですので、お好みのものを使ってくださいね
詰め物をナスに載せて巻きます。耐熱皿にソースを敷き、その上に巻き終わりを
下にしてナスを載せて、またソースをかけたら、その上から粉チーズをかけて、
200度のオーブンで15~20分ほど焼けばメインの完成です
ここで小分けにしたカリフラワーとブロッコリー、そしてパスタを一緒に茹でて
しまいます。パスタはあとからオーブンで焼くので、規定の茹で時間よりも約2分
短めに茹でます。
パスタの茹で上がり2分前にカリフラワー、1分前にブロッコリーを入れます。
煮込んでいたパスタソースの水分がかなり少なくなったところで、生クリームを
加えて塩コショウで味を調え、トマトクリーム系のパスタソースにします
茹で上がったパスタとソースの半量を和えます。耐熱皿にオリーブオイルを塗り
パン粉を振っておきます。
耐熱皿にパスタを入れてソースをかけたら、そのうえに茹で卵とブロッコリーを
乗せて粉チーズをかけ、さらにパスタとソースをかけて、たっぷりの粉チーズを
かけてから200度のオーブンで20~30分焼けば完成です
最後に前菜を作っていきましょう。今日の前菜は「Insalata di rinforzo」です。
南イタリアであるナポリ発祥のお料理でクリスマスの時期に作られることが多い
ものです。リンフォルツォとは「補う」という意味がありますが、このお料理は
作ってから数日は冷蔵庫で保存が出来るので急な来客などにも対応できるため、
「作り置きサラダ」のような意味から名づけられたそうです
白・赤・緑でクリスマスカラーサラダ。カリフラワーの代わりにブロッコリーで
作ろうとすると、ビネガーに反応してブロッコリーが変色してしまうそうです
そもそもリンフォルツォといえばカリフラワーが定番のようなので、ベースには
やはりカリフラワーを使って頂きたいのですが、それ以外に入れるものはかなり
自由度が高く、人によっては人参やキュウリのピクルスなどを彩りとして入れる
こともあるそうですよ
ボウルにカリフラワー・パプリカ(直火焼きにして皮をむくかオーブンで焼いて
皮を柔らかくしたもの)・スライスをしたオリーブ・みじん切りのアンチョビと
イタリアンパセリ・ケッパーを入れて、塩コショウ・オリーブオイル・白ワイン
ビネガーでマリネすれば完成です
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに
前菜はインサラータ・リンフォルツォ。白と赤の対比がとても綺麗なサラダで、
作り置きができるのでまさにパーティーの多いクリスマスにぴったりですね。
今回はマリネしてすぐ食べましたが、一日くらい置いたほうが美味しいそう
パスタはシチリア風パスタ・アル・フォルノ。ラザニアとはまた違った味わいで
と~っても美味しかったです。こちらも作った当日~翌日くらいまでは美味しく
食べられるそうなので、大量に作って作り置きしても良いですね
メインはチーズ入り挽き肉のナス巻き。ナス・トマト・バジルという黄金の組み
合わせにチーズが合わさって、美味しいこと間違いなし!の一品です。ナスさえ
焼いてしまえばあとは混ぜて巻いて焼くだけなので、とっても簡単
食後はコーヒーを淹れて頂きホッと一息。今日は初めてお会いする生徒さんと
ご一緒だったのですが、とても明るくて楽しくて可愛らしい方で、お話が弾み、
そのあいだにほとんどの作業を先生が進めてくださったような気が…(笑)
こちらのお料理教室にいらっしゃる生徒さんはみなさん良い方ばかりで、本当に
毎回楽しく通っています。次のレッスンも楽しみです
前職に比べると格段に早く帰ってこられるようになったとはいえ、普段はやはり
7時半~8時、接待などが入ると終電で帰ってくることもある夫ですが、私がこの
イタリア料理教室に行く予定の日には、なんとかして間に合うように帰ってきて
くれるので、本当に助かっています
今日は出産直後だった昨年の11月に受けられなかったシチリア料理基本コースを
受講します。このコースはメニュー改定後も残りましたが、来年にはどうなるか
分からないので、まだ受けていないレッスンは出来る限り今年に受けておこうと
思っているため、今月は3回レッスンに通うことに
まずはパスタから作っていきます。パスタは「Pasta al forno alla siciliana」。
アルフォルノとはオーブン焼きのこと。パスタのオーブン焼きはイタリア全土に
ありますが、今日はシチリア風です。
パスタ・アルフォルノは、もともと前日に余ったパスタを再利用するために考え
られたものですが、それがあまりに美味しいので、ひとつの料理として確立した
のだそうですよ
大人数のときにラザニア皿などにいれてたくさん作るお料理で、味もラザニアに
似ていますが、ベシャメルソースは使いません。代わりに生クリームを少~し。
本来はアネレッティというシチリアのパスタを使うのですが、日本では手に入ら
ないので、今日はトゥベッティというショートパスタを使います
小鍋にオリーブオイルをしき、みじん切りにした玉ねぎを弱火でじっくり炒めて
いきます。フライパンであまりいじらないようにして挽き肉を強火で炒めます。
塊のまま両面に焼き色をつけるようなイメージで。
お肉を軽くほぐして炒めたら、小鍋に移しフライパンの油をキッチンペーパーで
ふき取ってから、赤ワインを入れてアルコールを飛ばします。赤ワインも小鍋に
移したら、トマト缶と水を入れて30分ほど煮込みます。
煮込んでいるあいだにメインの準備を。メインは「Rotolini di melanzane」。
ナスを使ったお料理は南イタリアが中心ですが、こちらも南イタリア全般で食べ
られている家庭料理です。
イタリアでは米ナスが主流なのでこういうナスで巻くお料理が色々ありますが、
日本のナスで作る場合には、何枚かのスライスを繋げて使ってくださいね
ナスは1cm弱幅に縦にスライスし、塩を振って10分ほど置いてアク抜きします。
フライパンにたっぷりのオリーブオイルをひき、巻ける程度に柔らかくなるまで
ナスの両面を焼きます。本来は素揚げするのですが、こちらのほうが簡単です
小鍋にオリーブオイルをひきスライスした玉ねぎをじっくりと炒め、トマト缶と
水と塩コショウを入れて5分ほど軽く煮込みます。こちらはメイン用のソース。
そしてこちらはメインの詰め物。ボウルに挽き肉・プロセスチーズ・粉チーズ・
パン粉・卵・バジル・みじん切りのニンニク・塩コショウを入れて混ぜ合わせ、
粘りがでるくらいまで練っておきます。
チーズは粉チーズだけだとお肉に馴染んでしまうので、プロセスチーズなど別の
種類のチーズを入れるのですが、これはシュレッドチーズでもモツァレラチーズ
でも何でもOKですので、お好みのものを使ってくださいね
詰め物をナスに載せて巻きます。耐熱皿にソースを敷き、その上に巻き終わりを
下にしてナスを載せて、またソースをかけたら、その上から粉チーズをかけて、
200度のオーブンで15~20分ほど焼けばメインの完成です
ここで小分けにしたカリフラワーとブロッコリー、そしてパスタを一緒に茹でて
しまいます。パスタはあとからオーブンで焼くので、規定の茹で時間よりも約2分
短めに茹でます。
パスタの茹で上がり2分前にカリフラワー、1分前にブロッコリーを入れます。
煮込んでいたパスタソースの水分がかなり少なくなったところで、生クリームを
加えて塩コショウで味を調え、トマトクリーム系のパスタソースにします
茹で上がったパスタとソースの半量を和えます。耐熱皿にオリーブオイルを塗り
パン粉を振っておきます。
耐熱皿にパスタを入れてソースをかけたら、そのうえに茹で卵とブロッコリーを
乗せて粉チーズをかけ、さらにパスタとソースをかけて、たっぷりの粉チーズを
かけてから200度のオーブンで20~30分焼けば完成です
最後に前菜を作っていきましょう。今日の前菜は「Insalata di rinforzo」です。
南イタリアであるナポリ発祥のお料理でクリスマスの時期に作られることが多い
ものです。リンフォルツォとは「補う」という意味がありますが、このお料理は
作ってから数日は冷蔵庫で保存が出来るので急な来客などにも対応できるため、
「作り置きサラダ」のような意味から名づけられたそうです
白・赤・緑でクリスマスカラーサラダ。カリフラワーの代わりにブロッコリーで
作ろうとすると、ビネガーに反応してブロッコリーが変色してしまうそうです
そもそもリンフォルツォといえばカリフラワーが定番のようなので、ベースには
やはりカリフラワーを使って頂きたいのですが、それ以外に入れるものはかなり
自由度が高く、人によっては人参やキュウリのピクルスなどを彩りとして入れる
こともあるそうですよ
ボウルにカリフラワー・パプリカ(直火焼きにして皮をむくかオーブンで焼いて
皮を柔らかくしたもの)・スライスをしたオリーブ・みじん切りのアンチョビと
イタリアンパセリ・ケッパーを入れて、塩コショウ・オリーブオイル・白ワイン
ビネガーでマリネすれば完成です
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに
前菜はインサラータ・リンフォルツォ。白と赤の対比がとても綺麗なサラダで、
作り置きができるのでまさにパーティーの多いクリスマスにぴったりですね。
今回はマリネしてすぐ食べましたが、一日くらい置いたほうが美味しいそう
パスタはシチリア風パスタ・アル・フォルノ。ラザニアとはまた違った味わいで
と~っても美味しかったです。こちらも作った当日~翌日くらいまでは美味しく
食べられるそうなので、大量に作って作り置きしても良いですね
メインはチーズ入り挽き肉のナス巻き。ナス・トマト・バジルという黄金の組み
合わせにチーズが合わさって、美味しいこと間違いなし!の一品です。ナスさえ
焼いてしまえばあとは混ぜて巻いて焼くだけなので、とっても簡単
食後はコーヒーを淹れて頂きホッと一息。今日は初めてお会いする生徒さんと
ご一緒だったのですが、とても明るくて楽しくて可愛らしい方で、お話が弾み、
そのあいだにほとんどの作業を先生が進めてくださったような気が…(笑)
こちらのお料理教室にいらっしゃる生徒さんはみなさん良い方ばかりで、本当に
毎回楽しく通っています。次のレッスンも楽しみです