株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(5.2.08)

2008-05-01 16:44:44 | 明日のモニタリング銘柄
最初に、5月1日(木)の結果をOSCの4層分析で振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。

日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観
④いずれにも該当せず【躊躇

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日から3月19日までのデータ

3月21日から4月18日までのデータ

4月21日(+220円)①27件 ②9件 ③97件 ④70件
4月22日(-149円)①74件 ②6件 ③39件 ④85件
4月23日(+31円) ①19件 ②26件③95件 ④64件
4月24日(-38円) ①44件 ②17件③52件 ④86件
4月25日(+322円)①50件 ②10件③83件 ④60件
4月28日(+31円) ①42件 ②26件③85件 ④51件
4月30日(-44円) ①54件 ②9件 ③66件 ④74件
5月1日 (-83円) ①69件 ②18件③50件 ④66件

①の「悲観」が若干増え、③の「楽観」が少し減り、後はあまり変わらずといったところです。②の「希望の芽」はまだ少なく、明日は④が①に押し出され、③が④に流される傾向かと思います。

今日の8410セブン銀行の電光石火の早技を見ても、寄り付きの咄嗟の判断が決め手ですが、先日の筆者はそのセブンで寄り天を掴まされました。要は中途半端な落ち方だと駄目ということになります。

その意味で明日はまだ次のような銘柄は中途半端な位置取りかも知れませんが、そこはセブンの二の舞を踏まないように監視だけは行っておいた方が良いかと。

1.6263プロデュース
 OSC40%→34%、RSI50%→35%、指数値:3月19日段階。
 下値抵抗ライン:404K、その後は400Kを大幅に割れる。

2.3770ザッパラス
 OSC34%→31%、RSI50%→39%、指数値:去年11月以来の低さ。
 下値抵抗ライン:242K、その下は230K。

3.4293セプテーニ
 OSC34%→31%、RSI53%→36%、指数値:4月4日以来。
 下値抵抗ライン:161K、151K、その下は146K。

4.2440ぐるなび
 OSC26%→25%、RSI36%→30%、指数値:今年最低値。
 下値抵抗ライン:251K、その下は230K。

5.3092スタートトゥデイ
 OSC34%→30%、RSI39%→32%、指数値:2月22日以来。
 下値抵抗ライン:301K、その下は277K。

以上です。やはり新興銘柄が顕著に低迷しております。決算不安もあるのかも知れません。後少しの雌伏の期間が必要か?

少し寂しいので、切り返し気配を見せている上がり馬から少々。

・9412スカパー! ・2766日本風力開発 ・6849日本光電
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市場概況(5.1.08)

2008-05-01 15:43:29 | 市場概況
5月1日(木)の市場概況です。 赤字部は5月2日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC54%(-2%)4月25日の63%がピークから下落中。
・日経平均:OSC54%(-5%)4月21日の64%がピークから下落中
・TOPIX:OSC54%(-6%)4月21日の68%のピークから下落中。
・マザーズ指数:OSC43%(+1%)4月28日の41%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC60%(-1%)4月30日の61%がピークか?
・国債先物:前日比25銭高 OSC39%(同値)4月24日の28%をボトムに切り返し中。
・日経先物イーブニングセッション:13800円(大証終値比+10円)
・NYダウ:13010ドル(+190ドル)OSC57%(+9%)4月23日の65%を目指す勢い。更新
・シカゴCME日経先物:14120円(大証終値比+330円)更新
・ドル・円:104.45円(60銭の円安)OSC58%(+6%)4月18日の67%を目指す勢いか? 更新

今日の後場は、国債先物はなだらかに下降していたにも拘わらず、日経先物は13時前に高値をつけたものの、その後は13750円を抵抗線に14時過ぎまで粘るも、ついに14時26分に13730円まで落とされ、一気に雰囲気が悪化。

ここからそのまま下に行くのかと思いましたが、引けにかけては13790円まで持ち直し、昨日の安値水準をかろうじてクリヤー。

この14時半頃は、日経先物も債券も同時に下落しておりました。ドル・円が朝方の安値に接近していたのが影響したのかと思います。後場はほぼこのドル・円相場の動きに沿っての値動きでした。

後場のトレードはリバウンドらしいものが見られず、買いから入るのはかなり難解でした。ホールド中だった4996クミアイ化学は寄り付きに特買いになったので期待するも、その後は一向に上を目指さないため、-3円で処分。ところが、この株だけは地合の下落を全く意に介さず、引けには買値の2円高で終わっている始末。

途中、セプテーニに手を出すもこれは同値撤退。そして、最悪は後場の急落局面で、金融株を見ていた時に急に約定チャイムが4360円で鳴った7915日本写真印刷。当然、地合に合わせての下落でしたのでここからは反転せず。これも-20円での撤退でした。

う~ん、ここのところ歯車が合わなくなってきております。春の蒸し暑い陽気も手伝ってイライラ汗がたらたらというところですね。

新興市場のザッパラスやぐるなび、そしてドワンゴ(東1ですが新興扱い)など、かなりの下落に見舞われております。指数的には大きな下落ではありませんが、これは調整含みの局面に差し掛かっている証ではないかと思います。

今の局面は、NY市場が今晩あたり大きく下に動く可能性が出てきており、持ち越しをするのはチョイとリスクが大きいと見ております。キャッシュ100%で明日以降に捲土重来を期すことにしました。

-------5月2日朝のコメント-------

NYダウが急伸です。昨日のOSCの急激な下落(56%→48%)が、今日の切り返しの布石であったようです。通常の銘柄でもOSCの急激な下落(RSIもそうです)があった、その翌日の押し目(通常は、前日の下落が大きかった時ほど深い。)からの反転エネルギーは溜まっております。

ダウの場合は前日は12ドル程度の下落に留まっておりながらのOSCの急落でしたので、押し目も浅くそのままほぼ一直線に上昇したのでしょうね。

読み違えた自分がチョイと癪なので、今年のNYダウのOSCが前日から大幅に下げた日の翌日の結果を見てみました。(長く分析してきてのこの読み違いはチョイと情けない。)

・1月4日38%→29%(-238ドル)翌日は27ドル高。
・2月21日56%→46%(-143ドル)翌日は97ドル高。
・2月29日63%→53%(-316ドル)翌日は8ドル安(たったの)
・3月28日56%→46%(-86ドル)翌日は47ドル高。
・4月10日59%→49%(+55ドル)翌日は257ドル安 ★

例外は最後の4月10日です。しかし、この日は+55ドルと上げ、いわゆるダイバージェンスしておりました。このダイバージェンスは、4月28日のモニタリング銘柄で9843ニトリと7915日本写真印刷で検証しました。その結果、翌日は両銘柄ともに下落でした。同じ傾向です。

TSFLというターム物国債貸し出しオペで、前回に続いて札割れとなったように、金融機関の流動性危機が和らいでいることで、金融株主導の上げを演じたようです。

今日の日本市場は、一部資源株を除いて、金融株中心に大きく上げる気配ですが。シカゴCMEの14120円から14200円に上げるに従い、頭打ちになることは警戒しておいた方が良さそうです。連休前のこともあります。この14200円は先日書いた、フィボナッチ・リトレースメント、つまり黄金分割比率の38.2%戻しの値段の14216円近辺となっております。今年の最安値をたったの1円違いで見事に当てた、まさにこの黄金分割、馬鹿にはできないようです。
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債券の切り返し急

2008-05-01 11:26:47 | 株に出会う
これで完全に株から債券への流れが出来ましたね。

長期国債先物は、今日も43銭も高く始まりました。先物は同値始まりでしたが、シカゴCMEからすると105円安での始まりでした。そこから一旦前日安値割れまで行って、前場の終わりに再度13750円にタッチするも、ここからは切り返しての終了でした。

この13750円割れが後場にあると、この流れは決定的になるのではないかと思います。

ドル・円は10時前の先物の切り返しに合わせて、円安方向へと進みましたが、9時50分頃からは円高方向へと行って、11時には底値を付けております。

それにしても8410セブン銀行の電光石火の早技には肝を抜かれました。

あっ!失礼。元々「肝」などという牛の肝臓よりも貴重な物体は筆者にはありませんでしたね。もう濁った胆汁ばかりが身体を駆けめぐっているばかりです。

195Kを抜く時に買おうと身構えてはおりましたが、この牛、いや重な値動きの株が、一気に200Kから202Kあたりまで行っているではありませんか。これで戦意喪失。

もう、今日は度肝やら鈍牛やら、「」で始まる漢字が、頭の中で錯綜して収拾がつきません。

前場は、昨日売ったはずの6519エネサーブ(注)が、またしても売り買いが逆で、買いと売りの両方が建て玉として残っておりました。

これには些か慌てました。早速エネサーブを見ると404円からドンドンと上げて行くではありませんか。とりあえず、売り玉を412円で買い戻し、それから買い玉は、「慌ててしまって」421円で売ってしまいました。

誤発注をやらかすと精神的におかしくなりますね。相場の流れに「感」になるというものです。

それから相場の下降曲線の流れに逆らって、もうここまで来ると反発に転じるだろうとタカを括っての買い指しに走った3092スタートトゥデイに見事に-6Kやられました。

同じタイミングで267円で買ってしまった4996クミアイ化学はまだホールドしておりますが、こういう流れに逆らう指し値買いは御法度でした。分かっていても、これまでの強気相場が頭に残っているのが災いしたようです。

こうなると、もう「鈍感」転じて「愚」とでも言ったら良いのでしょうね。

チョイと後場は頭を切り替えなければならないようです。しかし、皆さんも切りかえ途上でしょう、きっと。そうなると、ますます勝つのが難しくなりそうです。

相場の流れに素直に従う以外にありませんが、何かドンデン返しのネタでもないとね。

最後に市場の指数値をOSCで見てみます。

・日経先物:53%(-3%)
・日経平均:54%(-5%)
・TOPIX:54%(-6%)
・マザーズ指数:42%(同値)
・ヘラクレス指数:64%(+3%)
・国債先物:41%(+2%)

ヘラクレス指数以外は全滅。債券が勢いを取り戻しております。

注)エネサーブ、何やら訳の分からない決算予想を昨日出していたようです。この点では、誤発注は正解だったのか?どちらに動いても対応出来たですからね。
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