ちょうど綱引き状態か？

まだタイムマシンの発射時刻には間があります。

前場は本気でトレードをする気がなく、いくつか下で指しておりますが、調子のよい銘柄はすぐ上にいき、調子がほどほどの銘柄は一気には降りてこず、前場は意外とじり高の傾向を辿っているようですね。

２９１４ＪＴを売り候補等と言ってしまい、何やらこれからの旅が思いやられそうです。降りるつもりが、別の飛行機に見知らぬ土地に連れて行かれたりして。。。

さて、そうはいっても、もう１４０００円の奪還は遠い標的になった感があります。市場の様子は下記の通り。

・日経先物：ＯＳＣ４７％（－２％）－２０円
・日経平均：ＯＳＣ４７％（同値）－２３円
・ＴＯＰＩＸ：ＯＳＣ４７％（－４％）－９．９
・マザーズ指数：ＯＳＣ５７％（－２％）－１０．８
・ヘラクレス指数：ＯＳＣ６８％（同値）－９．３４
・国債先物：ＯＳＣ４３％（－３％）－２７銭

綱引き状態とタイトルに書いたのは、債券も株式もほどほどに下げているためです。先物同士で見ると４０％台での綱引き状態です。これからどちらの勢いが勝つのかですが、日経先物は高値からの下落途上、国債先物は安値からの上昇途上での一服です。

モーメンタムは債券に有利な状況かと思います。

今のところは、ＮＹダウにしてもそうそう急落するような局面でもありません。ドル・円も朝方の１０３円割れからは一旦落ち着いております。こうしたことが背景にあっての綱引き状態ですが、後場の後半からは株式市場の息切れの可能性の方が強いのではないかと思います。

これでブログの更新は一旦終わりますが、お見送り頂いた奇特な読者の方がいらっしゃいました。こんなヘマトレーダーにわざわざありがとうございます。

聖母マリアとラスコーの壁画の動物たちには、ひときわ力を込めてお祈りすることで、恩返しをしたつもりとさせて頂きます。

５月２２日までブログは休止します。

今日の午後からフランスの旅に出かけるため、帰国予定の５月２２日まではブログを休止します。ご了承下さい。

訪問予定の町は、

　５月１４日　中世の巡礼路ツゥールーズ
　５月１５日　聖地ルルド
　５月１６日　ロートレック美術館のあるアルビ
　５月１７日　赤い色の建物が並ぶコロンジュ・ラ・ルージュ
　５月１８日　ラスコーの洞窟壁画
　５月１９日　巡礼の地ロカマドゥール
　５月２０日　フランス屈指の美しい村サン・シル・ラポビー
　５月２１日　中世の城塞都市カルカソンヌ

等々、舌を噛みそうな名前のフランスの田舎町です。

何やら、タイムマシンに乗ってヨーロッパの中世に降り立ち、にわかキリスト教信者にでも変身しないと心から楽しめない、精進料理のような旅になりそうです。（それにしては、どこかの町のレストランでフォアグラを食べるようです）

日頃の怠惰な生活で、たっぷりと我が身にまとわりついた「世俗の垢」を、多少なりとも落として帰れたら、或いは、その後のトレーディングに「冴え」が見られるかも知れません。いや、逆かも知れません。「宗教者の清廉」も「汝の隣人を愛せよ」という教えも、どうも役に立ちそうにありません。それどころか食い物にされそうです。
　
ここはせめて、不在中の読者の皆様の株運が良からんことを、僭越ながら、筆者が成り代わって、各聖地の守護神に祈りを捧げておきます。特にルルドの聖母マリアとラスコーの壁画の動物たちに。

タイムマシンが故障せず、運良く無事に生きて帰れたら、ブログを再開するとともに、せっかく撮った記念写真をそのままＰＣにしまい込むのは、例の船場吉兆の女将が言うように、チョイともったいない気がしないでもないので、いくつか簡単な感想文付きでご紹介する予定です。