今日の夜、フランスから無事帰国しました。
たったの10日ほどですが、ユーロがまた高くなり始めております。ユーロ・円も163円です。あちらではガソリンが日本のハイオクに相当するもので、最高値でリッターあたり1.6ユーロでした。何と260円です。筆者の住んでいるオセアニア地方は、日本では安い方ですが162円程度でハイオクが手に入ります。
レストランで食事する際の飲み物代も、グラスビールが3ユーロもします。(マックでも2ユーロ)お土産物店でも2ユーロ以下のものはすっかりなくなっておりました。
しかしながら、まだまだ安いものもあります。例えばワイン。トゥールーズの大きなスーパーで見つけましたが、250CCの赤ワインのボトルが4本で1.4ユーロでした。1本57円です。これでほろ酔い気分になれます。レストランでは同量で4ユーロ(650円)程度。まさに水より安いワインです。
原油価格が帰りのクルマの中での7時のニュースで、ついに135ドルのストップ高を付けたようですね。
これまで原油高に反応しなかった金は、ユーロ・ドルには綺麗に反応するらしく、留守中に、今回の旅行代金の3分の2ほどは「稼いでくれた」ようです。といっても、2月の後半につけた高値からはまだグラム173円ほど安い水準です。
この原油高とアメリカの経済成長見通しの下方修正で、NYダウがこの2日で大きく下げているようですが、その割には日経平均が今日は52円戻していたり、一体全体何が何やら、たったの10日ほど留守にしていただけですが事情が全く分かりません。
明日以降にリハビリを兼ねて、ブログの正式再開をしますが、NYダウの値動きを見る限り、もはや13000ドルを回復するのがギリギリの線のような動きです。
住宅価格の下落に伴うアメリカ金融機関のダメージを糊塗するための、政府公認の「粉飾決算」と、金融機関の債務のヘッジファンドへの「飛ばし」の限界でしょうね。ここまでせざるを得ない程に事態が悪化していることが、そのうち露呈することでしょう。
この原油価格の高騰を見ていると、いずれ、市場からのしっぺ返しで、世の中はもっとひどいことになるような気がします。
それにしても、FRBに比べて、インフレ警戒を最重要視するECBは、GDP比3%未満に財政赤字を抑えるという規律といい、やはり世界からはそれだけ信用されるだけのものを持っているようです。これがユーロ・ドルが再び、ユーロ=1.6ドルを目指すような動きになっている根本的な背景ではないかと思います。
フランスでは、バスの運転手の1日の労働時間の制限があるため、夜にレストランに行くためのバスは、昼間の観光とは全く別のバスと運転手が迎えに来ます。法律で厳格に労働条件が決まっているためです。夏に3週間から1ヶ月のバカンスを取らない人は変人であると言われることと合わせて見ると、どちらが人間にとって良い社会なのかは歴然としております。これも別の意味でのユーロ高の背景かと思います。
たったの10日ほどですが、ユーロがまた高くなり始めております。ユーロ・円も163円です。あちらではガソリンが日本のハイオクに相当するもので、最高値でリッターあたり1.6ユーロでした。何と260円です。筆者の住んでいるオセアニア地方は、日本では安い方ですが162円程度でハイオクが手に入ります。
レストランで食事する際の飲み物代も、グラスビールが3ユーロもします。(マックでも2ユーロ)お土産物店でも2ユーロ以下のものはすっかりなくなっておりました。
しかしながら、まだまだ安いものもあります。例えばワイン。トゥールーズの大きなスーパーで見つけましたが、250CCの赤ワインのボトルが4本で1.4ユーロでした。1本57円です。これでほろ酔い気分になれます。レストランでは同量で4ユーロ(650円)程度。まさに水より安いワインです。
原油価格が帰りのクルマの中での7時のニュースで、ついに135ドルのストップ高を付けたようですね。
これまで原油高に反応しなかった金は、ユーロ・ドルには綺麗に反応するらしく、留守中に、今回の旅行代金の3分の2ほどは「稼いでくれた」ようです。といっても、2月の後半につけた高値からはまだグラム173円ほど安い水準です。
この原油高とアメリカの経済成長見通しの下方修正で、NYダウがこの2日で大きく下げているようですが、その割には日経平均が今日は52円戻していたり、一体全体何が何やら、たったの10日ほど留守にしていただけですが事情が全く分かりません。
明日以降にリハビリを兼ねて、ブログの正式再開をしますが、NYダウの値動きを見る限り、もはや13000ドルを回復するのがギリギリの線のような動きです。
住宅価格の下落に伴うアメリカ金融機関のダメージを糊塗するための、政府公認の「粉飾決算」と、金融機関の債務のヘッジファンドへの「飛ばし」の限界でしょうね。ここまでせざるを得ない程に事態が悪化していることが、そのうち露呈することでしょう。
この原油価格の高騰を見ていると、いずれ、市場からのしっぺ返しで、世の中はもっとひどいことになるような気がします。
それにしても、FRBに比べて、インフレ警戒を最重要視するECBは、GDP比3%未満に財政赤字を抑えるという規律といい、やはり世界からはそれだけ信用されるだけのものを持っているようです。これがユーロ・ドルが再び、ユーロ=1.6ドルを目指すような動きになっている根本的な背景ではないかと思います。
フランスでは、バスの運転手の1日の労働時間の制限があるため、夜にレストランに行くためのバスは、昼間の観光とは全く別のバスと運転手が迎えに来ます。法律で厳格に労働条件が決まっているためです。夏に3週間から1ヶ月のバカンスを取らない人は変人であると言われることと合わせて見ると、どちらが人間にとって良い社会なのかは歴然としております。これも別の意味でのユーロ高の背景かと思います。