株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(5.8.09)

2009-05-07 19:56:33 | 明日のモニタリング銘柄
明日、5月8日(金)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【モニタリングA】 買い候補

1.5333日本碍子(1565円)
 5月1日のOSC44%から+4%の48%と切り返し中。

2.3333あさひ(1916円)
 この株、久々にOSCを+2%の45%にしております。再度2000円を目指すか?

3.5301東海カーボン(457円)
 再度500円を目指す展開となるのかどうか? OSCは+8%の44%と順調だが。

4.2607不二製油(980円)
 OSCを+10%の39%に伸ばして上がらなければ、これは疫病神に取り憑かれたも同然か?

5.5214日本電気硝子(808円)
 じわりと戻しております。明日も地力発揮か?

6.8410セブン銀行(226K円)
 今日はマイナス転落はわずかな間でした。日経が良くない時こそ賑わうか。

7.8732マネーパートナーズ(43650円)
 出来高も増えております。一発あるか?44600円超えが1つの目安。

【モニタリングB】 底値確認候補

1.5232住友大阪セメント(221円)
 OSC33%は昨年10月6日以来。セメントの意地を見せるか?

2.3107ダイワボウ(302円)
 今日300円割れがなかったことは特筆すべきことかも知れません。しかし、段々と出来高が少なくなってくれば、この株は元の木阿弥に。280円からの黄金分割比率通りの反発があるのかどうか?

3.4541日医工(2580円)
 OSCは何と32%にまで落とし込められました。いくら内需不振とはいえ、これはやり過ぎではないでしょうか?

4.6849日本光電工業(1045円)
 OSC28%と超低空飛行中。神にも見捨てられた株。

5.3632グリー(5350円)
 OSC40%は3月24日以来。

以上です。
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ダイワボウSF顛末記

2009-05-07 11:25:40 | 株に出会う
今日の相場の空中浮遊状態については、何ともコメントしようがありませんので、先日に続いて3107ダイワボウSF顛末記を少々記したいと思います。

まずSF(Swine Flu)の現状ですが、ご存じの通り、発生源の国メキシコでは雨期に入り、さすがの新種のウィルスも繁殖条件がいかにも悪くなってしまい、また、既に大方の貧民に対しては取り憑いてしまった後でもあり、些か繁殖環境が悪い上に、これに追い打ちをかけるように、気の早いメキシコ支配者層が、終息宣言に近いコメントを発っする始末。

WHOがレベル6という最高レベルに引き上げる構えを見せてはいるものの、メキシコ人の生来の楽天的な気質により、目抜き通りのお店も今日から開くという事態に発展しており、ダイワボウ始め、豚インフル拡大待望銘柄にとっては、いささか雲行きが悪い情勢です。

それにあのWHOの、中国人とおぼしき女性高官に、あのスペイン艦隊の侵略で、(スペイン兵士が意図せずして持ち込んだ)西洋由来の天然痘に免疫力がないメキシコ先住民の、その当時の人口の9割もが殲滅された、インカ帝国以来の怨念に充ち満ちたメキシコ人の気持ちが分かる筈もありません。(これらのことを書いた、ジャレド・ダイアモンド著の「銃・病原菌・鉄」-1万3000年にわたる人類史の謎(2000年草思社刊)は、さすがピュリツァー賞を受賞しただけのことはある、スケールの大きな大変面白い本です。)

という訳で、このダイワボウだけが今日の絶好の上げ日和に特売りで始まりました。例によって特売りから少し押されてから、売り方の買い戻しの反発があり、その後お決まりの利確の動きから一旦306円レベルまで押され、そこで揉み合いに終始しておりました。

この株の50%押し目ラインが308円でしたので、この値段をジリジリと押し返してからは一旦320円レベルまで反発。しかし、上記のSFの現状からこれ以上の反発は無理とみての再度の売り攻勢で、前場は308円をも下回っての303円での終了です。

この株の防御ラインは301円(1月30日の安値)がありますが、それが抜けると後は2月2日の280円となります。これは61.8%押し目の284円に近似しております。

後場の雰囲気が悪ければ、300円割れからは紆余曲折があるとしても、この280円ラインを巡る攻防となるものと思われます。

しかし、今日のこの株のストップ安水準は270円ですので、勢い余って一旦ストップ安まで持って行かれるかも知れません。

こんな高い日に買いに入る訳にもいかず、ここは遠い昔のインカ帝国のことに思いを馳せながら、前場はノートレードでした。

しかしながら、往時のスペイン人は罪なことをしたもんだねぇ。。。頑張れ、メキシコ人!!!
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海外市場概況(5.6.09)

2009-05-07 06:34:48 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  

5月6日(水)の海外市場の概況です。

◆ドル・円:98.23円(68銭の円高)OSC56%(-3%)4月27日の42%からまだ円安へと切り返し中。
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの前日値):0.98625%(前日比-0.02063%)-5月5日 ついに1%割れ。まだ低下継続中。
◆シカゴ日経先物:9425円(円建て、大証終値比+395円)
◆NYダウ:8512ドル(+102ドル)OSC63%(+4%)4月27日の49%から切り返し中。4月17日の66%に接近中。

バンカメの340億ドルの資本増強などで金融株主導でダウが調整に入ると思いきや、その裏を掻くようなダウの上昇です。ADP雇用統計が-49.1万件と予想より15万件も少なかったことや、原油在庫も予想ほどの増加がなかったことで市場では楽観論が台頭し、債券金利も低下し、原油も56.34ドルまで大幅上昇。これは半年ぶりの56ドル台です。

アメリカ以外では、カナダのIvey購買担当者景況指数がついに50ポイントを超え、予想を13ポイントも上回る53.7ポイントとなっております。

日経先物は連休前より400円近くも上げており、今日の寄り付きは特買いのオンパレードでしょうね。もう、3月中旬以降に空売りを仕掛けた方々は諦めそうな値段ですが、こうした最後の踏み上げ相場が相場の当面のピークであることは良くあることですね。

しかし、トレンドが変わるところまではこの米銀の一件を見てもいかないでしょう。ヘッジファンドなど空売り筋は、少しでも株価を下げて安く買い戻したいし、買いへの乗り遅れ感での焦りもあるため、大きな調整を待っているのが現状のようです。

ストレステストの詳細内容公開で、市場関係者の不透明感が払拭されるのかどうかが次の課題です。今のところは正直にバンカメなどに巨額の資本増強を求めているのが「好感」された状態ですね。
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