株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

中途半端な下げに戸惑う

2006-04-24 11:24:24 | 株に出会う
今日の寄り付きは特売りあり、特買いありの濃淡のある始まりでした。
失敗の塩漬けナノテク銘柄4240クラスターテクノロジーも、気配値でストップ安寸前まで行っており、今日はどうなることかと思いしばらく様子見。118Kまで落ちたときはこれまでかと思いましたが、OSCがわずか7%まで下落しているのはさすがに落ちすぎのようで、その後の切り返しの際に、3分の1を133Kで損切りしました。残りの分はデイトレで少しずつ損を取り戻そうと心ははやるのですが、これがなかなか出来ません。

下の方で指していた8902パシフィックマネジメント4314ダヴィンチ、そして2392SCJなど不動産株も多少のマイナスからプラ転で前場は終わっております。

日経の大きな下げで、逆に持ち越し株の2681ゲオは冴えず、ついに-11Kの249Kで処分、1766東建コーポレーションも損切り水準で指しておりますが、下へ持って行かれるばかりです。5446北越メタルは、出来高少なくじり貧の音無の構えです。

と言うわけですが、今日の前場に思い切って下げなかった分、中途半端な上昇に途中からついていく羽目となっております。前場はクラスターとゲオの損切りの他は、パシフィックマネジメントで+3Kだけとっており、損切り分のリカバリーにはほど遠い有様です。

今日は態勢を立て直す日としたいと思います。できるだけキャッシュ化を図り、多分、この中途半端な反発の咎が明日以降に現れる筈ですので、そこで思いっきり下げたときの強い反発に乗っていく魂胆です。

今回の下げのパターンは前回の2回分と異なり、いわば主戦場はある程度したたかな経験投資家同士の狐と狸の騙し合いのような様相となっているようです。そこに筆者も含めた弱小投資家が小判鮫商法で姑息な利益を窺っている、という図式でしょうか。

少し反発しながらも段々と切り下げていき、低位水準での膠着状態から再度の大きな下落で梯子を外される、といった最悪の展開を想定しながら慎重に場に対処した方が良さそうですね。大多数の参加者が思うことと逆の動きをするのが正解かも知れません。今日プラス転換した切り返し銘柄は明日の寄り付きの高いところで売るといったことですが、これも皆さんが同じことを考えれば、返って素直な投資家が報われるということになります。

やれやれ、神経が疲れる相場です。

今日は先日の金(ゴールド)の暴騰からの翌日の暴落、そして今日のリカバリー(+53円-ロンドン渡し)と実に目まぐるしいのですが、新興市場もこのゴールドの激しい動きを是非見習って欲しいものです。
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昨秋からの上げすぎの調整か?

2006-04-23 01:05:42 | 株に出会う
いくつかの銘柄の週足をチェックしておりましたら、昨秋以降の新興市場の急騰相場で上げすぎたことの反動が、今年になって現れているとの単純な見方をすればよいのではないかと思えてきました。

例えば、昨日例に出した8924リサ・パートナーズですが、週足を見ると見事に26週移動平均線からの切り返しが見られます。一方、4314ダヴィンチアドバイザーズは、既に26週移動平均線を割っておりますが、これは1月20日をピークとしての昨秋からの上げが、リサとは違って大きな山を作っていることから説明できそうです。トレンドラインからいくともうすぐダヴィンチも底打ちとなる筈ですね。もう1つ、下げすぎではないかと見られている4847インテリジェントウェイブの週足を見ても、26週移動平均線は大きく割ってはおりますが、トレンドラインに乗っての下落です。

つまり、週足で少なくとも右肩上がりにあるような銘柄については、昨年9月頃から年初にかけての上げすぎの反動が現れているに過ぎないのが、今年になっての3度目の調整相場ではないかと思います。

もし、新興市場の成長がこれまで通りに継続しない大きな予兆が現れているのなら、当然東証も昨夏からの上げに対する調整が入っていても良いのですが、東証銘柄の週足を見ると新興市場のように秋頃から年初にかけての急激な上げは見受けられず、実にきれいな右肩上がりを描いております。これが、今の日本の経済状態についての大方の見方を示しているとしたら、いずれ、新興市場銘柄も、上げすぎからの調整後、再度右肩あがりの軌道に乗って行くのではないかと思います。

やはり経済全体の現状を反映するのは東証の推移です。その大きな景気状況のなかで新興市場を形成する会社も恩恵を受ける訳ですね。ここのところをきちんと押さえておかないと、単なる博打相場が新興市場ということになってしまいます。

ということで、今後はまともなビジネスをやっている右肩上がり(週足での判断)の新興株を選別し、今回のような下落相場でも自信を持って買いに入れるようにするというのが、今更ながらですが、基本ではないかと思います。その上で、山高ければ谷深し、と言われるように、同じ右肩上がりの銘柄でも、上げすぎの調整の度合いが異なってくることも頭に入れながら、早めの高値圏での撤退ということもうまく織り交ぜることでしょうか。

筆者も折を見て、もう一度ウォッチ銘柄の整理をこうした観点からし直したいと思っております。

やはり、物事はまず基本をきちんと押さえた上での、長期的な見方をベースとした投資が重要だと改めて思った次第です。その意味でクラスターテクノロジーの買いは、分かってはいたのですが、勝つか負けるか丁か半かの全くの博打でした。どこかで授業料を払うこととしましょう。
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明日の注目銘柄(4.24.06)

2006-04-22 11:01:54 | 明日のモニタリング銘柄
いやはや、新興市場でも個人銘柄とでもいうべき株が大変なことになっておりますね。明日の注目銘柄も何もあったものではないので、一応2月20日の時を基準にしてそこから、OSC・RSIともに下がっている銘柄、指数値が下がっている銘柄を抽出してみました。これらは更なる下落があってもそう急激ではないと思われます。

ちなみに、一例として4月17日に業績下方修正した3350ダイキサウンドが、金曜日は+1Kで終わっております。これが1つの先行指標です。OSCは22%、RSIは18%です。指数値は333500です。対する2月20日はOSC42%、RSI29%、指数値328500です。指数値だけは上ですね。下方修正銘柄でです。歯止めにはなっているようです。

もう1つ例を挙げます。やはり金曜日に+2Kで終了している2438アスカネットです。金曜日のOSCは33%、RSIは44%、指数値227500(木曜日が218500)でした。2月20日は、OSC31%、RSI17%、そして指数値は236500でした。これも、指数値が歯止めになっております。

更にもっと顕著なのが8924リサ・パートナーズです。この株指数値は2月20日の471000に対して、4月19日に既に435000を付けておりました。OSCとRSIは2月20日の42%と43%に対して、その日は33%、21%と大きく下げておりました。そのため、木、金とこの地合で反発しているのですね。

もちろん、個人の信用規制の問題とか何とかあり、まだまだ下がると見ている方は大勢いらっしゃると思いますが、相場が行き過ぎと見ると反発するのはこれまでの常です。その反発の仕方や下落のパターンが色々とあって、筆者も含めて皆さんよく分からなくなり不安になるのですよね。

テクニカル用語の簡単解説

【OSC,RSIともに下がっている銘柄】計28銘柄
  直近IPOは過去最低値をマークしたもののみ。

・2428ウェルネット、3753フライトシステムコンサルティング、3350ダイキサウンド、2450一休、3377アイケイコーポレーション、7835ウィズ、2440ぐるなび、3399丸千代山岡家(データ少注意)、3797ファンダンゴ(データ少注意)、3788GMOホスティング&セキュリティ、3394ネットワークバリューコンポーネント、2410キャリアデザインセンター、4563アンジェスMG、3710ジョルダン、4333東邦システムサイエンス、4306バックスグループ、6121滝澤鉄工所、5448東京鋼鉄、6908イリソ電子工業、4755楽天、8699HS証券、2392セキュアードキャピタルジャパン、3747インタートレード、8738ひまわりホールディングス、4792TFPコンサルティング、4771F&M、2384SBSホールディングス、2389オプト、

【更に指数値まで下がっている銘柄】計26銘柄
  直近IPOは過去最低値をマークしたもののみ。

・3754エキサイト、8701イートレード、9378ワールド・ロジ、8936リプラス、2461ファンコミニュケーションズ、3782ディー・ディー・エス、3390ユニバーサルソリューションズ、3386コスモバイオ(指数値のみ3月28日より上)、3777ターボリナックス、3773アドバンストメディア、3397トリドール(データ少注意)、2315SJホールディングス、9438エム・ティ・アイ、4281DAコンソーシアム、8902パシフィックマネジメント、4847インテリジェントウェイブ、8698MBH、4842USEN、9984ソフトバンク、4340シンプレクス・テクノロジー、4751サイバーエージェント、4776サイボウズ、4835インデックス、4689ヤフー、8925アルデプロ、6720プリヴェチューリッヒ企業、

【指数値のみ下げている銘柄】計16銘柄

・8942シンプレクスインベストメント、3387クリエイト・レストランツ、2438アスカネット、2468フュートレック、7844マーベラスエンターテインメント、6667シコー技研、1839真柄建設、2371カカクコム、3736コネクトテクノロジーズ、3722日本ベリサイン、8704トレーダーズ証券、2351アドミラルシステム、4816東映アニメーション、2759テレウェイヴ、4779ソフトブレーン、1720東急建設、

以上の合計が70銘柄になります。

ウォッチ銘柄は267件ありますが、そのうち、直近IPOが32件、東証関連(個人投資家人気銘柄を除く)が63件ありますので、いわゆる個人に人気の新興銘柄が172件となります。

結論は、172銘柄のうち、70銘柄がほぼ、2月20日の底値にたどり着いているということとなります。もっとも、2月20日は東証銘柄も連れ安しておりましたが、今回は新興市場だけです。ここのところの判断が微妙かと思います。つまり、前回は連れ安していた東証にも逃げ場がなかったのですが、今回は逃げ場があります。あえて、更に下落リスクが高い新興市場の割高株を、2月20日の水準まで落ちたからと言って買うかどうかです。リサ・パートナーズのようにPER水準からいっても妥当なところまでの下落が確認された銘柄は拾われても、それ以外の例えば下方修正のUSENやインデックス、さらに高成長神話のメッキが剥がれかけているサイボウズ(PER140倍)やF&M(140倍)あたりはもう一段の下落を想定しておいた方が良いかも知れません。逆に言うと、上記に挙げたような銘柄群でも、それなりの選別が進み、割安になったと判断された時に買われるということかも知れません。そのタイミングはどうも来週の月曜日か遅くとも火曜日かと思われます。

筆者もこのクライマックスの帰趨を見定めてから、現在保有している銘柄の処分時期を考え、その後の反発にうまく乗りたいと思っております。

最後に、こうした波乱相場に勝ち抜いてこそトレードの腕も磨かれ成果も出るというものです。弱気になりすぎるのは禁物です。筆者も向きにならずに冷静に立ち回りたいと願っておりますが、果たしてどうなることやら。。。。
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個人銘柄崩落

2006-04-21 16:53:49 | 株に出会う
今日は前場終了後に外出しました。前回のがん検診の結果のヒアリングに行くためです。結果は、脂肪種とかが大腸に出来ているらしく、1-2年ごとの検査を受けるようにとのことでした。まあ、そのくらいならガン病棟で苦しむより遙かにましです。国立がんセンターは築地市場の近くなのですが、帰りにちょっと寄りましたらそこは実に活気がありました。皆さん、こうして真面目にかつ地道にモノを売ってつましく生活しているのですよね。それに比べると株式市場などというものはまさにヤクザな世界だなぁと改めて思いました。クリック1つで数万円の損得が一瞬で決まるなどということは、この世の摂理に反しているのではないかと思ったりします。しかし、いまさらこの娑婆でまともな生業につく気がない筆者としては、何とかこのヤクザな世界で楽をして生き延びねばなりません。

ところで相場のことですが、前場は思ったほど悪くなかったので、持ち越し株はそのまま少し上で売り指しをし、また、少し欲を出して4240クラスターテクノロジーを149Kで買い指して、そして前場の終わりに1766東建コーポレーションを、8120円で買ってから出かけました。(これは今日の最高値。バカでした。)

帰ってきてから場を見てビックリです。まさに個人中心の新興市場が崩落しておりました。昨日の分析でそのことは読めていたはずが、前場のほどよい下げを甘く見て傷口を拡げてしまいました。

ざっと全登録銘柄の値動きを見ましたが、これまで個人投資家の間で人気のあった銘柄ほど激しく売られたようです。まさしく損切りする零細個人投資家の阿鼻叫喚が聞こえてきそうです。

筆者の持ち株も、クラスターテクノロジーのストップ安でまたまた手負いとなり、2681ゲオが-7K、5446北越メタルが-8K、1766東建コーポレーションが-70円の含み損となっております。しかし、その他の個人銘柄の激しい下落に比べればまだましかもしれません。クラスターは別ですが。

しかしながら、なぜ東証はほどほどに良いのに新興市場を中心とした個人投資家人気の株がここまで調整されるのかということですが、筆者の見方では、個人投資家銘柄というのは基本的には個人投資家しか支えることができないのですね。弱小機関投資家がたまに買いに入ることがあるかも知れませんが、大手の機関投資家はこのような不安定で値動きの激しい銘柄には、結果責任が問われることから言っても買いを入れることはないでしょう。

そうなると、個人投資家が総悲観になったり総楽観になったりする都度、市場は行きすぎてしまいます。PERが高いの成長性に陰りが出たのということは、後から付けた理由に過ぎないのではないでしょうか。要するに、上がると見れば皆さん買うし、下がると見れば皆さん売りに入るという単純な法則で動いているのではないかと思います。

このいわゆる需給関係からすると、どこで「売られすぎ」と大多数の個人投資家が思うかによって、来週の相場が展望出来るのではないかと思います。ざっと見た限りでは、2月20日の前夜のような様相を呈しております。つまり、来週月曜日は最後の売り場があり、そこからは前回ほどの激しい買い上がりはないにしても、強めの自律反発の動きがあるのではないかと思います。

詳細な分析は週末に行ってから、明日の注目銘柄をアップしたいと思います。
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明日の注目銘柄(4.21.06)

2006-04-20 19:57:31 | 明日のモニタリング銘柄
今日の後場も新興株は、あまりに押された直近のIPO銘柄の反発を除いて、総崩れの様相でした。

そんな中、あまりの下落につい手を出してしまったのが、4847インテリジェントウェイブでした。323Kで買い、その後の投げ売りに押されて322Kで降りました。しかし、ここが筆者の修行の足りないところです。この株、314Kまでは確かに押されましたが、引けは何と326Kです。改めてこの株の四本足を見てみると1月23日に311Kというのがありますが、2月20日の新興株の暴落の時でも328Kでしたので、314Kといのはまさに売られすぎでした。このあたりの判断の甘さがありました。しかし、323Kで買って314Kまで落ちるのを座して見ることは難しいものです。311Kも1つの目安ですが、それ以下に行ってしまうのではという恐怖心のようなものが頭をもたげるためです。本来は、314Kの底打ちを見定めてから再エントリーするのが正解でしょうが、一旦失敗した株をしつこく追いかけるのも、人間の本性からして結構難しいものです。

後場は、ボックス圏での動きをしていた4240クラスターテクノロジーを4K抜きで売買した他は、2681ゲオを260Kで買いました。ゲオは、この悪い相場でもOSCが+3%の43%と伸ばし、17日の270Kを再度窺う勢いだからです。5446北越メタルは、そのままホールドです。

さて、明日の注目銘柄ですが、またまた総崩壊という様相を呈していますので、明日の相場が一体どうなるのかを占うために、下記の基準で筆者が登録している全銘柄についてアセスメントを行うこととしました。

テクニカル用語の簡単解説

【OSCが前日比プラスで終値もプラス終了している銘柄】計27銘柄

・3801アスキーソリューションズ、3030ハブ、2478MKキャピタル、2475WDB、2477比較コム、9702アイ・エス・ビー、6918アバールデータ、4709インフォメーションディベロップメント、4568第一三共、6902デンソー、8114デサント、1766東建コーポレーション、8798アドバンスクリエイト、8924リサ・パートナーズ、5310東洋酸素、2681ゲオ、8615三菱UFJ証券、5445東京鐵鋼、5017AOCホールディングス、5727東邦チタニウム、5726住友チタニウム、4205日本ゼオン、9065山九、5480日本冶金工業、5541大平洋金属、7259アイシン精機、5423東京製鐵


【OSCがコンバージェンスしている銘柄】計37銘柄

・6263プロデュース、2465ラヴィス、3388明治電機工業、3777ターボリナックス、3377アイケイコーポレーション、8706極東証券、2476テンプスタッフ、380BSP、9422ITCネットワーク、6659メディアグローバルリンクス、4239ポラテクノ、3398クスリのアオキ、8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー、3723日本ファルコム、4327SHL、6667シコー技研、4922ハドソン、6708エプソントヨコム、5449大阪製鐵、9756ASKPLANNING、4325バンダイビジュアル、1966高田工業所、9938住金物産、5448東京鋼鐵、4847インテリジェントウェイブ、東映アニメーション、2385総合医科学研究所、7615京都きもの友禅、3028アルペン、8933NTT都市開発、5218オハラ、6130日平トヤマ、4779ソフトブレーン、6041ボッシュ、4613関西ペイント、6965浜松フォトニクス、4973日本高純度化学、

【プラス引けしている銘柄】計12銘柄

・9399新華ファイナンス、8942シンプレクスインベストメント、8941レイコフ、2479ジェイテック、8993アトリウム、4295フェイス、4290プレステージインターナショナル、4819デジタルガレージ、8910サンシティ、5446北越メタル、5001新日本石油、4042東ソー、

全登録銘柄は267件ですので、上記の合計の76銘柄の占める割合は28%程です。この76銘柄は、一応筆者が使っているOSCを基準にすると、明日はまだ期待がもてる銘柄となります。ちなみに、2月20日の前場でのセリングクライマックス前夜の2月17日における、OSCが前日比同値以上(ほぼコンバージェンスしている銘柄数)の数は、全250銘柄中80銘柄に達していました。率にすると32%です。詳細は2月19日付けの「明日のテクニカル予想」を参照して下さい。

結論的には、今日の状況はこの2月17日の状況よりも少々悪いようです。特に、新興市場に限っては、直近IPOでの下げすぎの是正があったことを除けば、ほとんどの銘柄が更なる下落を明日は被ることを示唆しております。あえて狙うとすれば、上記の東証銘柄中心にした方が良さそうですね。筆者もゲオと北越メタルを持ち越しておりますが、それ以外に手を付けるとすると、皆さんに人気の新興市場銘柄は避けて、それ以外の穴馬的新興銘柄か東証銘柄を中心に見てみたいと思っております。しかし、後場あたりから急激な反転があるかも知れません。それにしても今日の下げ方は、月曜日の急激な下げ方とは違って、じわじわと真綿で締められるような嫌な感触でした。これは筆者の短い経験からしても、後1-2日はこの状態で更に下落する可能性が高いと見ております。この予想が外れると良いのですけれどもね。筆者は後場は外出で不在ですので、前場にクラスターテクノロジーを除いては場が悪ければ処分していこうかと思っております。

ところで、原油と金(ゴールド)の今日の値上がりは一体どうなっているのでしょう。金は毎日3回ほどロンドン渡しの相場情報がメールで届きますが、午後6時の相場で、何と前日比92円高です。グラム2460円(買いの場合)です。昨年3月頃から、筆者がロンドン金を買い始めて、買いストップしたのが1500円でした。そこから約1000円の高騰です。いよいよインフレーションが本格化してきたようです。要はドルにしても円にしても既に価値が下がっている証拠なのですね。これからの株も金利上昇で風雲急を告げるはずですが、後1年くらいは持つと思っておりましたが、これはこれは、意外と早めに動きがあるかも知れません。

それでは明日の皆様の株運を祈ります。
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