下方修正銘柄のリバウンド狙いは慎重に

他のブログで出ていた話題に関連して、これまでの経験から１つ。

４８３５インデックスが典型例ですが、下方修正した銘柄というのは２日くらいは下げます。しかし、その後必ずと言って良いほど、それまでに期待が大きかった銘柄ほど、リバウンドで上げます。インデックスもこの２日間は上げておりました。

しかし、その後必ず戻り売りというのに晒されます。今日の地合が悪くてインデックスは下げているのではなく、戻り売りの圧力で下げているものと思われます。何故なら、そのような戻りが来るまで一旦損切りをするのを躊躇している方々が、必ず下方修正銘柄のホルダーにはいらっしゃるわけです。このような方々はそれなりの経験を積んだ投資家だと思います。行き過ぎる売り圧力で底値で売却するのは損であることを良く承知している方々です。

従って、下方修正銘柄は、リスク覚悟で３日目くらいでのリバウンドを取りに行ってもそこに長居は無用です。利益が少なくてもさっさと逃げるべきなのですね。

この法則は、下方修正銘柄の大抵において言えることですので、筆者は、数ヶ月して情勢が変わらない限り売買はしないこととしております。

少々はしゃぎ過ぎたようです

昨日の久しぶりの饗宴でたらふく食いすぎたせいか、どの株も朝方こそ昨夜の延長でまだ宴が催されていると「勘違い」した新参者も迎えながら、それなりの線香花火が打ち上げられましたが、そこからは玄人筋の出番でした。

９時半頃を境に、一斉に刈り取りが始まったようです。
欲に眩んで更なる料理をもとめさまよう方々を手塩にかけるのは簡単のようでした。筆者もその手塩にかけられてしまいました。

どうも何事も行き過ぎるのが日本人の悪い癖のようです。そこをうまくついて、欧米では考えられない成績を残したのが、あのタワー投資顧問のお方だということです。しかも、追随癖まで日本人は激しいので、それはそれは手玉にとるのが簡単だったようです。筆者もその手玉に取られている方ですが。

今日も売り時を間違いました。３７５６豆蔵を早売りし、４３０６バックスグループを遅売りしてしまいました。このあたりの巧拙がデイトレの成績を分けるのは分かってはおりますが、どうも動く株の方に主たる意識が行ってしまい、上に述べたような寄り天の心理が働いているものですから、つい行動ファイナンスどおりの早めの利確に走ってしまうのですね。昨日のブログでそのことを自ら戒めたばかりなのに、人間の深層心理の動きというのは、いくら文字でしたためたところで、現実の値動きを前にすると本能丸出しになってしまうのです。ここのコントロールがきちんと出来るためには、あのジェイコム君のような冷静さが必要なのです。しかし、日常生活ではそうした冷静さは受け入れられません。つい甘言を受け入れたり、逆に吐いたりします。その方が何かと悶着が少ないからです。結局は逃げているのですけれどもね。

また、変な文章を打ってしまいました。要するに、筆者も生身の人間ですので、色々と弱みが露呈するわけです。しかし、何事も完璧を追い求めないことです。そんなことしたって、いずれ人間は何かで命を落とすことは決まっております。それまではもっと気楽に生活したければ、完璧は追い求めないことです。この世で完璧を求めてもただそれだけのことです。あの世に持って行ける訳ではなし。今この瞬間こそが大事なのですよね。

と言うわけで、結構、株に対峙しながらもいくつかのことが頭に浮かんでは消えます。いずれにしても、向きにならずに株に出会い楽しむ、ということを、これからも追求していきたいと願っている次第です。

明日の注目銘柄（４．２６．０６）

今日は最後までだれなかったようです。
後場は一応乗り遅れまいと考え、８９４２シンプレクスインベストメントを、１６３Ｋと１６４Ｋの２回に分けて買い、これだけは引けの成り売りにかけてから外出しました。１６９Ｋで出来ておりましたので、まあまあでした。

後は、４３０６バックスグループを１７７Ｋで買い、３７５６豆蔵を２４１Ｋで買い、そのまま持ち越しです。前場に買った５４５６朝日工業とあわせて３つを持ち越しております。

今日みたいにトリッキーでない相場ばかりだと、上に行くにしても下に行くにしても気持ちが良いものですね。そこでチョイと考えてみました。なぜ一方的な下げ相場だと心理的に良くないかということです。それは今更いうまでもありませんが、上昇相場だとエントリーを少々遅れても結果的には少し押したところで買えば、再上昇をするわけであり、皆さんハッピーになれるわけです。ところが、下降相場だと降りるのをためらうとドンドン下に行って、皆さんが不幸になるわけですね。ここに格言が登場する訳があります。「損切りは早めに、利確は遅めに」ということです。

さて、この調子で明日も上昇して貰いたいものですが、そうそう相場は甘くはありません。多分、今日は思ったほど伸びなかった銘柄（癒えるのに時間がかかったもの）が上がったりはしますが、今日上げすぎた銘柄は利確の動きに少なくとも当初は晒されるものです。それが全体の場に昂じると、またまた皆さん疑心暗鬼となり反動安になりがちです。

そうしたことを念頭に置きながら明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

１．３７５４エキサイト　○

　この株も飛躍しそうで、時折こうした相場の下落に見舞われます。多分、このポータルサイトがターゲットとしている女性達が気まぐれなせいでしょう。うちの愚妻を見ればそのことは骨の髄まで沁みて分かります。しかし、今日で何とか窮地を脱したようです。このところの下落が激しかったせいで、明日は上げるとすれば９３２Ｋあたりまでも見込めます。しかし、思わぬ肩すかしを食わすのも女性陣の特技ですので、呉々も単刀直入なアタックにはご注意下さい。むしろ多少の焦らしを入れるのが良いでしょう。一体何のことやら？？

２．９３７８ワールドロジ　○

　この株のチャートを見ると見事な循環サイクルを呈しております。過去そうであったからといって今後も循環するなら、株なんて簡単なものです。何故循環するかというと、売買のモーメンタムが錯綜しているときに一旦下まで行かないと上には行かない訳です。逆に上に行きすぎると、後は降りる以外にないわけです。いわば、エレベーターの様な株もこの世には存在することをとりあえず頭に入れておいて下さい。この株、名前の通りワールド、つまり世界のロジスティクス、つまり物流を制することを野望とする会社です。しかし、残念ながら地球というのは今のところ限られたスペースしかありません。２４時間もあれば一周できてしまいます。つまり、循環する以外にこの会社の将来はないのです。と言う訳で、今日でＯＳＣも＋４％の３８％と手頃な位置です。そして指数値が３月２８日以来の低さです。明日は２４９Ｋ越えを難なくこなし、２６０Ｋあたりまで伸びるかどうかご注目下さい。

３．３７８５エイティング　○

　ＯＳＣは＋５％の３９％です。そして指数値も昨日を底として切り返しておりますが、萌えブームで上昇したときの位置取りまで降りてきております。今日、思い切って上げなかったのは他の主力銘柄への買いが優先したためと思われます。そういう意味ではこうした単なる流行銘柄というのは、相場が膠着状態の時だけに日陰に咲く花のように脚光をあびるものなのですね。明日は、その日陰の花が咲くかどうか注目。２６９Ｋをクリヤーすれば、２８１Ｋあたりまでは登りつめるかと思われます。しかし、相場全体がミゼラブルな状況になればなるだけ、こうした日陰の花はそっと皆さんの見えないところに退く以外にはありません。ほどほどに相場が膠着し皆さんが退屈しているかどうかが、この株が明日咲くかどうかの瀬戸際といえるかも知れません。考えてみればつらい株です。

４．２４５０一休　○

　この株、思わぬ一休みをさせられました。３２５Ｋという４月３日の高値を抜き損じたがために、その後２５５Ｋまで突き落とされました。しかし、今日でＯＳＣも＋６％の３９％と絶好な切り返しです。折しもゴールデンウィークを控えております。毎年ゴールデンウィークはあるので、何も騒ぐことはないのですが、今年は少々日並びが良いようです。そして、景気回復とやらでその恩恵が益々富める者に行き渡っているようなのです。格差社会と騒がれているようですが、これはどうもためにする議論のようにしか筆者には思えません。昔からこの程度の格差はありました。それより、この連休に、株だか原油だか知りませんが、思わぬ余禄を手にしたにわか成金の方々が、世間にひけらかしたくて、高級旅館やホテルに泊まるという悲しき現実が、この株の価値を押し上げるはずです。筆者の親類縁者にもこの手のものがおります。予約しないで高級ホテルに泊まるのを自慢するんです。まさに聞くに堪えかねるものがあります。何とバカなことを、とね。一休でインターネット予約すれば余分な出費が助かるのにね。

５．２４３８アスカネット　△

　この株、今日の上げ相場に置いてきぼりを食らっております。しかし、指数値はかつてないほどの最低水準です。やはりこうした吉日には、ひっそりと蟄居しているに越したことはありません。あまりシャシャシャリ出ると縁起でもない、と一蹴されそうなのです。この葬式銘柄は。しかし、明日あたり皆さんがこのどんちゃん騒ぎから寝静まった頃がこの株の出番です。今日でまだＯＳＣは３０％です。前日同値です。ＲＳＩも＋１％の３２％です。何と控えめな上昇、いや停滞だったのでしょうか。この株の奥ゆかしさがかいま見えるというものです。という訳で、少々判官贔屓が過ぎる筆者としては、この株の明日の動きにチョイと注目したくなるのであります。最近、隣の１０７歳のお婆ちゃんが大往生したことだし、何とか縁起の良い上昇を見せて貰いたいものです。

６．３７９７ファンダンゴ　▲

　他の直近ＩＰＯが爆上げしている割には、この株まだＲＳＩが１７％と低く、ＯＳＣも＋６％の３９％です。まだ初値の半分に戻したに過ぎません。やはりファンダンゴといった少々ふざけた名前が災いしているのかも知れません。何しろ、ファンが団子になって押し寄せてくる、といったチョイと横柄なことを連想させるのがいけないのでしょう。ここまで落ちてやっとこさの反発です。明日、もしこの株失速するようなら、もう吉本の傘から思い切って離れて、ファンと名のつく会社、ファンコミニュケーションや、ファンケル、イオンファンタジー、あるいは、こんにちは赤ちゃんファンド２００１等という会社と合併した方が良いかと思います。その際の新社名は発起人のこの会社にちなんで、ファンダンゴウホールディングスという、世の談合を得意とする会社に敬意を表した名前に変えることを、この際、違法すれすれながら具申します。その方が何と言っても実入りがいいからです。

７．６６６７シコー技研　△

　こうした博打株も今日のような陽光の射す日は、お天道様があまりに眩しくて日陰にいない訳にはいかなかったようです。しかし、不思議なことにＯＳＣが－２％の３１％とダーバージェンスしております。ＲＳＩは何と－１７％もダイバージェンスしております。これは一体何のサインなのか興味津々です。基本的には下落サインなのですが、この株の一発が明日あるのか、それともひとときの饗宴のあとの凋落のサインか、明日は注目したいと思います。それにしても、この会社の名前なんとかなりませんかな。シコーという語感がどうにも気になります。勝手ながら、頭に上品語？の「オ」を付けるとどうも湿り勝ちなのですね。明日だけは湿らなければ良いが。

８．２３１５ＳＪホールディングス　▲

　この株、出来高はそこそこなのですが、ワコムなどと同じで値動きが緩慢なため、ついぞこのブログで取り上げることはありませんでした。しかし、業績の伸びは結構なものがあるのですね。この株。やっとテクニカルにもコメント出来る状態になりましたので、初めて取り上げます。ＯＳＣが＋６％の４１％に乗せたことは、今日の相場ではたいしたことはないのですが、指数値が昨日を底に今日で２月２０日の水準に並びました。翌日は２０Ｋも爆上げしております。今日は＋５Ｋと控えめな上げでした。明日こそ中国パワーが炸裂するかどうか、胡錦涛国家主席と共に見守りたいと思います。

９．２３３８ザイオン　▲

　ついでに控えめな反発の銘柄のご紹介です。ＯＳＣはまだ＋３％の３３％です。ＲＳＩも２４％です。指数値は昨日が底でしたが、２月２０日よりも上でした。やはり業績が良くても地味な株なので、今日は皆さんの目がとてもこのような株にまで向かなかったようです。明日あたり急遽ハイライトが当たるかどうか注目下さい。この株は、いきなり４桁の出来高が出ます。その後２桁の出来高に落ち込んだりします。一体何なんでしょうね。株主構成を見ましたら、あの村上ファンドが絡んでいる、セブンシーズホールディングスという東証２部の会社の子会社でした。これですね。時折噴くのは。明日はその日かどうか分かりませんが、村上ファンドも阪神の件で何かと話題に上っております。ついでにこの会社も阪急の傘下に入る、等ということがもし発表されれば爆上げするかも知れません。そうしたお楽しみの意味でもチョイトご注目下さい。お断りしておきますが、そうした噂は一切ありません。荒れ野に咲く素浪人の筆者がインサイダーである訳がありません。

１０．４８４７インテリジェントウェイブ　▲

　この株を今日も途中まで見ておりましたが、上へ上へと行きたがる都度、陰険な売り板が急遽現れて、あたかも意図的に上値押さえつけるような不快な値動きでした。わざわざこの安値で売る機関投資家がいるのかどうか分かりませんが、そのような筋のお方以外にこんな手間のかかることをする酔狂なお人がいる訳はありません。しかし、流れには逆らえません。今日はやっと＋１０Ｋです。ＯＳＣは＋４％の３８％まで伸ばしました。ＲＳＩもまだ＋９％の１９％です。理不尽な押さえつけ勢力が明日は根負けすれば、一気に上に行く可能性を秘めております。筆者は必ずしもこうした会社は好きではないのですが、ここまで虐められれば黙っている訳には参りません。もし動く時はチョイト加勢しておこぼれに預からねばなりません。

１１．２３８４ＳＢＳホールディングス　△

　この株、実は指数値的には他の株ほど落ちきっていなかったため、今日は控えめな反発に終わっております。しかし、周りが上がればノホホンとは構えていられないでしょう。まだＯＳＣが＋４％の３６％でＲＳＩも＋３％の２５％です。少し前にこの株を中期狙いと言いましたが、そこから結構な下落を食らいました。しかし、会社の体質がこの間の下落で急に変わる訳はありません。明日は再度５００Ｋ奪回を目指す動きとなるかどうか注目です。ＰＥＲはロジスティクス関連では控えめの２３倍強です。

１２．２３５１アドミラルシステム　▲

　最後に「日陰の株シリーズ」の締めくくりとしてこれを取り上げます。ＯＳＣはやっと＋７％の３１％まで来ましたが、値段があまり冴えません。出来高も４月１２日の１３０６８株に比べればまさに閑古鳥が鳴く少なさです。今日もしつこく１５５Ｋあたりの売り買いがありました。１つ気になるのが指数値です。去年の２月以来のデータでは昨日が本当の大底でした。ことしの大きな下落の波のときよりも落ちております。多分、筋の方には狙い目ではないかと思います。不思議な動きのプレステージ・インターナショナルとともに明日も引き続き不穏な動きに注目です。

以上です。とにかく１日で形勢大逆転です。新興市場の株はどれもこれもが、明日はテクニカルには上げる形となっております。しかし、その思惑通りに行かないのが今年の「騙し相場」の特徴です。呉々も油断しないようにして下さい。人生楽あれば苦あり。良いときもあれば悪いときもあります。あまり周りの値動きに翻弄されずに我が道を行けば良いかと、我ながら無責任な言葉とは知りつつも、思う次第です。はい。

また裏をかかれました

いやはや、株式市場にこんなにも健啖家が多いとはうかつにも知りませんでした。あれだけ落とされ騙されすかされるほどに相場の毒を喰わされていても、いざ目の前においしい料理が出てくるとケロリと平らげる、その旺盛な食欲にはビックリです。

今日は上げ基調でほとんど始まっていますので、昨日の様子とは違っていたのは分かっていたのですが、連休を控えて、そう場は盛り上がらないだろう、また少し上げての線香花火だろうくらいにたかをくくっておりました。ましてや日経は今日も始めは冴えませんでした。

ところが前場を見る限りそうでもないのです。しつこく上を目指しあわやストップ高という銘柄もでております。そして、今気がついたのですが、あれだけ皆さんから冷たくあしらわれていた３３９９丸千代山岡家までが、急伸しているではありませんか。正業？の４２３９ポラテクノが値を戻すのは世の摂理というものですが、どうも裏をかかれました。落ちすぎると拾われるという典型が今日の相場ですね。しかし、筆者はまだ落ちきっていないとみて、また、昨日の損切りの傷口も癒えていないため、とても健啖家の皆様にはついていけませんでした。パクリと大口をあけてあっけらかんと食い散らかす様を唖然として眺めているだけでした。

結局、下で指していたいくつかの銘柄は出来ずに、引け際に地味＆真面目株の代表格の５４５６朝日工業を４９７Ｋで買っただけです。この株、今日の日経に有機肥料をホームセンターに卸し始めるとの記事が大きく？載っていたにもかかわらず、また、ＲＳＩが８％まで貶められているにもかかわらず、地味＆真面目系であるが故に、山岡家ほどの見せかけの派手さ程には目立たなかったのでしょう。しかし、この株は少し長めに持っていれば必ずや上がるでしょう。しかも、電炉メーカーでありながら有機栽培用の肥料のビジネスを展開するなど、環境関連銘柄としても応援したい企業の１つです。ＲＯＥも高いようです。ＰＥＲはたったの８．７５倍です。これは、押されたときの押し目買いをしこそすれ、４５０Ｋを割らない限りホールドとしたいと思います。

後場は様子を見ながら、４３１４ダヴィンチアドバイザーズのような優良株を引け際の様子を見ながら仕込みたいと思っております。ダヴィンチアドバイザーズは、筆者が分割権利を取った時の１４０Ｋよりも少し下ですが、今日もプラスで終われば再度上昇するものと思います。

デイトレで遊ぶとすればボラティリティの高い銘柄ですね。山岡家にはしてやれられましたが、それ以外の癖株を監視しておきたいと思います。３７５６豆蔵や３７７７ターボリナックス、そして、２３５１アドミラルシステムや４２９０プレステージインターナショナルのような癖株です。これらは初動で乗れば利が出る銘柄です。それまでは手を出さすにじっと監視するのみです。猫がじっといつものところでネズミを待つようなものです。不発に終われば後悔することなどなくスタスタと家路につく猫のような淡泊な気持ちを忘れずにね。。。

明日の注目銘柄（４．２５．０６）

朝方の中途半端な上げのせいで、後場からは一旦上げると見せて、そこからの反落に見舞われました。引けにかけてもさしたる反発は見られずでした。

筆者は、持ち越しの４２４０クラスターテクノロジーを２２１Ｋでばっさり（－９９Ｋ＆－５７Ｋ）、１７６６東建コーポレーションを、－３６０円の７７６０円でこれまたばっさり、動かない５４４６北越メタルまで－１８Ｋでばっさりと切り捨てました。２６８１ゲオは、前場に－１１Ｋで処分済みです。

そして、その後場の見せかけの上げに引っかかって買ってしまった８９０２パシフィックマネジメントを－６Ｋで切り、２３７１カカクコムを－９Ｋで切りました。

これできれいさっぱりキャッシュ１００％となりました。
先週の木曜日あたりにこうすべきでした。上にも下にも行かない相場に業を煮やし、クラスターテクノロジーでちょっとだけ遊ぶつもりで安易に参入したのが、どうも躓きのもとでした。その損を取り返すため、２番底、３番底が控えているのに、あえて、すこし手頃になった東証の銘柄までに手を伸ばし、今日の東証の下落の波をもろに受けてのダブルパンチでした。

これで、スッキリとはしましたが、ざっと計算すると、ライブドア証券の口座で年初から積み上げてきたデイトレの利益の約４０％を失っております。ＩＰＯやその他の証券会社でのプラスがありますので、今年の全体の利益の９０％ほどはまだ残っているのが救いではあります。

再度の仕切り直しですが、安易な相場参入は手痛いしっぺ返しを受けることを思い知りました。少し今年に入ってから２度の下落をうまく乗り切り、利益のペースが上がっていたのでどこかに慢心があったようです。相場は益々熾烈さをきわめているようです。

テクニカル用語の簡単解説

さて明日の注目銘柄ですが、ウォッチしている２６７銘柄について、今日の結果は下記の通りとなっております。（重複カウントあり。注意）

①前日安値より高く終わっている銘柄（プラ転銘柄を除く）：１７件
②ＯＳＣがコンバージェンスしている銘柄：５３件
③プラ転で終了している銘柄：５０件（金曜日は３５件）
④ＲＳＩが２０％未満の銘柄：６６件
⑤ＯＳＣが３０％未満の銘柄：３４件

完全に明暗が分かれております。全体にはプラ転している銘柄でも、後場のピーク時からは押されて終わっているのが多いようです。ＲＳＩが２０％未満が６６件もあるのも珍しい現象です。売られているのはまだ底であえいでいる姿が見えます。

その中でも、明日の反発が期待できそうな銘柄を、上記の①から⑤までに複数該当するものの中から選んでみました。

１．２４６１ファンコミュニケーションズ　○
　　③＋９Ｋ、④１５％、⑤２９％（＋３％）乖離幅－４５Ｋ。
　今日の安値はほぼ上場来安値にタッチ。そこからの切り返しは本物か？

２．５４５６朝日工業　▲
　　②２９％（＋３％）、④８％、⑤２９％
　朝日工業ファンもＲＳＩ８％からは見捨てないでしょう。

３．３７７３アドバンストメディア　▲
　　②３７％（＋１５％）、④１３％（＋２％）
　ＯＳＣ、ＲＳＩ共にコンバージェンスしていることに注意。指数値も最低レベル。

４．３３７７アイケイコーポレーション　△
　　②３７％（＋４％）、④１４％、
　一時の高騰劇の調整過程だが、ここから反騰するかどうか。

５．２４４０ぐるなび　○
　　③＋１Ｋ、④１９％
　ＯＳＣは３５％、３００Ｋからの切り返しで灰汁が抜けたかどうか？

６．２４７８ＭＫキャピタルマネージメント　△
　　③＋１０Ｋ、④８％、ＯＳＣは３３％
　プラ転しながらＲＳＩが８％まで落ちるという奇っ怪な現象の結果は？

７．８７８３グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー
　　③＋１８Ｋ、④１７％、⑤２６％(－１％）
　さすがにここまで貶められると反発しました。明日も意地が残っているか？

８．２３２６デジタルアーツ
　　③＋３Ｋ、④１９％
　一世を風靡したこの株もＲＳＩが１９％まで売り込まれました。何かニュースでもあれば追い風になるのだが。

９．８７０４トレーダーズ証券
　　①、④１１％
　この株もデジアーツと同じくかつての花形株。そろそろ立ち上がるか？

１０．４７９２ＴＦＰコンサルティンググループ
　　①、②３７％（＋１％）、④１７％（＋２％）
　指数値はこのところの最低。素性は問題ありません。出来高次第。

１１．４７７６サイボウズ　◎
　　③＋１Ｋ、④５％、⑤２８％（＋５％）
　明日こそ、押されっぱなしの怨念を晴らすときです。こんなにテクニカルに良い形のサイボウズを見たことがありません。９月ＭＡの１１２Ｋの線上です。ここから振り落とされると後は奈落しかありません。

１２．８９２２ＩＤＵ
　　③＋５Ｋ、（ＯＳＣは＋５％の３８％、ＲＳＩは－２％の２０％）
　２月２１日からの反騰の再来なるか？しかし、人気だけは衰えません。この株。

１３．８８６８アーバンコーポレーション
　　③＋７円、④１９％、（ＯＳＣは＋２％の３２％）
　これも２月２１日のポジションと同じ位置です。姉歯問題が失速しそうなのも追い風になるか？


その他、注目銘柄は下記の通りです。

・２４１３ソネットＭ３、３７８２ＤＤＳ、３３９０ＵＳＳ、８９４４ランドビジネス、８９４２ＳＩＡ、９４２４日本通信、３０３０ハブ、２４７７比較コム、４３２５バンダイビジュアル、９９８４ソフトバンク、４７７９ソフトブレーン。

今の相場は順張りで取るのは結構難しいようです。かといって、相場が下落している最中にかっさらわれると、筆者のように痛い目に遭います。あくまで底打ちのサインが出て、場全体の指数値も上に戻す、そのタイミング狙いとなるのですが、これはこれは難しいですね。上記の注目銘柄からいくつか絞り込み、今日マイナスの株は明日も押される可能性が高いので、底値からの反転狙いが良いかと思います。今日プラ転している銘柄は、明日の寄り付きでほどほど上に行きそうであれば、そこでの速攻の相乗りか、落ちてくるのを待つかどちらかでしょうか。

いずれにしても、日経に合わせての更なる下落も考えられますので用心するに越したことはありません。