5月27日(火)の市場概況です。赤字部は28日朝更新
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC50%(+3%)5月15日の60%から下落中。
・日経平均:OSC48%(+7%)5月14日の60%から下落中。
・TOPIX:OSC49%(+7%)5月20日の60%から下落中。
・マザーズ指数:OSC51%(-1%)5月14日の68%から下落中。
・ヘラクレス指数:OSC60%(同値)5月14日の74%から下落中。
・国債先物:前日比15銭高 OSC42%(+2%)5月15日、21日の45%から下落中。
・日経先物イーブニングセッション:13890円(大証終値比-40円)
・シカゴCME日経先物:13965円(大証終値比+35円)更新
・NYダウ:12548ドル(+69ドル)OSC42%(-2%)5月19日の62%をピークに下落中。更新
・ドル・円:104.24円(84銭円安)OSC53%(+7%)5月20日の54%のピーク値を抜く勢い。更新
いやはや何と、午前中に超えられなかった13880円の壁を、後場は先物主導で乗り越えてしまいました。戻り売りを狙っていた方々は、寝首を掻かれたことでしょう。そのような勢いがありました。
主力市場のこのような動きに対して、資金は昨日押されていた銘柄へと流入し、新興市場だけが今日は悲哀をかこったようです。
前場に触れた3623ビリングシステム、さすがにマザーズ指数の低調ぶりから、引けにかけては怒濤の売りに晒されたようです。前場の終わりにかけても下げ基調であったので、窓埋めライン259Kあたりで筆者は指しておりましたが、ここでハタと気づきました。マザーズ指数だけが今日は調子が悪いこと。そして、この株もプラスは維持しているものの、OSCは前日比で減少しており、いわゆるダイバージェンス状態だったことを。
OSCが押されている落ち目の銘柄は、いくらその日に高値更新などの記録があっても、そのタイミングで拾うことは、一瞬のリバウンド狙い以外には勝機がないことを思い出したという訳です。ここはセオリー通りに買い待ち玉をキャンセル。
場が終わって気が付くと、昨日値が付いたIPOのプライムワークスが、引けでは-8Kでした。741Kからの下落ですので-116Kの下落です。こうなると、これはバクチですので、運良く勝つこともあれば負けることもあるだけのイチかバチかの勝負ですね。根っからのバクチ根性を持っている、筆者の家人のような突撃隊以外は手を染める株ではありません。とことん落ちて、テクニカルにも妙味が出てきた時に試し買いをすれば良いかと思います。
後場は、3593ホギメディカルや3715ドワンゴで薄利を重ねましたが、急落時に2度目のエントリーを301Kでしたドワンゴ、引け前にドラマが待っておりました。400枚ほどの厚い壁を作っていた300Kが崩され299Kまでの下落です。その299Kまで下落する直前に同値撤退してしまいましたが、結局引けには303Kで終了しております。この目まぐるしい動きは日中とは別人の動きでした。まさに風雲児の面目躍如たるものがありました。ある意味で株の醍醐味のような値動きでしたね。
筆者が302Kで買いエントリーしたのは、朝の9時12分でした。約定が14時半頃です。まさか299Kまでそこから持って行かれるとは。。。
ビリングシステムの今日の凋落ぶりといい、撤退ラインも決めずに、迂闊に買いに入るととんでもない目に遭うのが株ということを思い知らされるケースでした。
持ち越しは1つだけあります。6871日本マイクロニクスです。やっと売り攻勢が止み、OSCが確実にコンバージェンスするのを確認しての3650円での買いです。
-------28日朝のコメント-------
NYダウは原油の反落でほぼ予想通りの切り返し。但し、OSCを2%落としているように、この後の下落に注意。ケースシラー住宅価格(3月-注)は前年比で14.4%の下落となり下げ幅は更に拡大中。為替が円安に動いておりますが、104.8円以上で引けない限り、これ以上の円安には行かない方向です。(5月5日の安値104.77円抜きが重要)
シカゴCMEも+35円で返ってきており、今日の東京市場は平穏に幕開けするでしょうが、その後は再度の25日移動平均線割れに注意。14030円近辺まで攻略して終了するなら、二枚腰発揮となるでしょうが、逆に13600円近辺まで落ちれば、NYダウとともに、再度の奈落の底への一里塚に到達ということになりそうです。この2つの価格レンジでの動きに注目。
注)筆者が注目しているロスアンジェルス地区は前月比7.72ポイント下げての207.11ポイントです。これが最高値で次ぎがワシントンDC。ロスアンジェルスのピーク値は2006年9月の273.94ポイントです。日本のバブルの時の下げ幅と比べて、チョイと足らないと思いませんか?これからの調整は、すべて住宅ローンを手当している金融機関の損失として計上されます。住宅保有者はいわば債券放棄してしまえば、当初ローン額よりも住宅価格が下がっても、何の影響もでない、いわゆるノンリコース・ローンだからです。これが日本との違いですが、この違いは実はかなり大きい。
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC50%(+3%)5月15日の60%から下落中。
・日経平均:OSC48%(+7%)5月14日の60%から下落中。
・TOPIX:OSC49%(+7%)5月20日の60%から下落中。
・マザーズ指数:OSC51%(-1%)5月14日の68%から下落中。
・ヘラクレス指数:OSC60%(同値)5月14日の74%から下落中。
・国債先物:前日比15銭高 OSC42%(+2%)5月15日、21日の45%から下落中。
・日経先物イーブニングセッション:13890円(大証終値比-40円)
・シカゴCME日経先物:13965円(大証終値比+35円)更新
・NYダウ:12548ドル(+69ドル)OSC42%(-2%)5月19日の62%をピークに下落中。更新
・ドル・円:104.24円(84銭円安)OSC53%(+7%)5月20日の54%のピーク値を抜く勢い。更新
いやはや何と、午前中に超えられなかった13880円の壁を、後場は先物主導で乗り越えてしまいました。戻り売りを狙っていた方々は、寝首を掻かれたことでしょう。そのような勢いがありました。
主力市場のこのような動きに対して、資金は昨日押されていた銘柄へと流入し、新興市場だけが今日は悲哀をかこったようです。
前場に触れた3623ビリングシステム、さすがにマザーズ指数の低調ぶりから、引けにかけては怒濤の売りに晒されたようです。前場の終わりにかけても下げ基調であったので、窓埋めライン259Kあたりで筆者は指しておりましたが、ここでハタと気づきました。マザーズ指数だけが今日は調子が悪いこと。そして、この株もプラスは維持しているものの、OSCは前日比で減少しており、いわゆるダイバージェンス状態だったことを。
OSCが押されている落ち目の銘柄は、いくらその日に高値更新などの記録があっても、そのタイミングで拾うことは、一瞬のリバウンド狙い以外には勝機がないことを思い出したという訳です。ここはセオリー通りに買い待ち玉をキャンセル。
場が終わって気が付くと、昨日値が付いたIPOのプライムワークスが、引けでは-8Kでした。741Kからの下落ですので-116Kの下落です。こうなると、これはバクチですので、運良く勝つこともあれば負けることもあるだけのイチかバチかの勝負ですね。根っからのバクチ根性を持っている、筆者の家人のような突撃隊以外は手を染める株ではありません。とことん落ちて、テクニカルにも妙味が出てきた時に試し買いをすれば良いかと思います。
後場は、3593ホギメディカルや3715ドワンゴで薄利を重ねましたが、急落時に2度目のエントリーを301Kでしたドワンゴ、引け前にドラマが待っておりました。400枚ほどの厚い壁を作っていた300Kが崩され299Kまでの下落です。その299Kまで下落する直前に同値撤退してしまいましたが、結局引けには303Kで終了しております。この目まぐるしい動きは日中とは別人の動きでした。まさに風雲児の面目躍如たるものがありました。ある意味で株の醍醐味のような値動きでしたね。
筆者が302Kで買いエントリーしたのは、朝の9時12分でした。約定が14時半頃です。まさか299Kまでそこから持って行かれるとは。。。
ビリングシステムの今日の凋落ぶりといい、撤退ラインも決めずに、迂闊に買いに入るととんでもない目に遭うのが株ということを思い知らされるケースでした。
持ち越しは1つだけあります。6871日本マイクロニクスです。やっと売り攻勢が止み、OSCが確実にコンバージェンスするのを確認しての3650円での買いです。
-------28日朝のコメント-------
NYダウは原油の反落でほぼ予想通りの切り返し。但し、OSCを2%落としているように、この後の下落に注意。ケースシラー住宅価格(3月-注)は前年比で14.4%の下落となり下げ幅は更に拡大中。為替が円安に動いておりますが、104.8円以上で引けない限り、これ以上の円安には行かない方向です。(5月5日の安値104.77円抜きが重要)
シカゴCMEも+35円で返ってきており、今日の東京市場は平穏に幕開けするでしょうが、その後は再度の25日移動平均線割れに注意。14030円近辺まで攻略して終了するなら、二枚腰発揮となるでしょうが、逆に13600円近辺まで落ちれば、NYダウとともに、再度の奈落の底への一里塚に到達ということになりそうです。この2つの価格レンジでの動きに注目。
注)筆者が注目しているロスアンジェルス地区は前月比7.72ポイント下げての207.11ポイントです。これが最高値で次ぎがワシントンDC。ロスアンジェルスのピーク値は2006年9月の273.94ポイントです。日本のバブルの時の下げ幅と比べて、チョイと足らないと思いませんか?これからの調整は、すべて住宅ローンを手当している金融機関の損失として計上されます。住宅保有者はいわば債券放棄してしまえば、当初ローン額よりも住宅価格が下がっても、何の影響もでない、いわゆるノンリコース・ローンだからです。これが日本との違いですが、この違いは実はかなり大きい。