南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

アニマを組んでました

2019年01月02日 20時53分54秒 | daytona anima


今日も暇だったから元善光寺に初詣に行ってみたが、
もう2日だからかなり空いていたからついでにおみくじを引いてみたが末吉…
まぁ凶でなかっただけマシだが、この感じだと今年もロクな年じゃねぇだろうなぁ。


帰ってもやっぱり暇だったからアニマを組んでいたんだけど、
クランクには部品番号が刻印されていて、問題の芯は調整する必要が全く無かった。









腰下に関してはレプリカと変わらないんだけどクランクとクラッチを締めてるロックナットの緩み止め、
アウトサイドって刻印があるワッシャーなんだが、
これが普通と厚いのの2種類あるんだけどクランクの方は強く締める必要はないから、
クラッチ側に厚い方を使うのが良いんでないかなぁ。

今日はここまでで終わりにして明日からはヘッドを行なってみるかね。
ホントは他のエンジンもあるんだが他の会社が休んでるんだから仕方ないが、
7日から仕事始めになったらこっちが暇で仕方ないわ…

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アニマの中身はこんな感じ

2018年12月30日 18時09分25秒 | daytona anima



会社は今日から休みなんだが暇だしエンジンを作る事にして、
やっと本物のアニマをバラしてみる事にした。













まずヘッドなんだけどロッカーアームはローラーロッカーでデコンプもレプリカと一緒。
と言うかこっちをコピーしたのがW190なんだけど。

ヘッドカバーの裏はオイルジェットがありロッカーアームがけてオイルをぶっかけているみたいで、
ただ穴は小さいからオイル管理はしっかりやらないとだ。

ちなみにレプリカの方にもオイルジェットはあるんだけどカバーのデザインが違い、
本物とレプリカはお互いに交換は出来ない。









燃焼室はこんな感じで隣にGPX用の4バルブを置いてみた。

1P60の4バルブに似てる感じはするんだけどスタッドボルトピッチが違うんだよねぇ。
プラグは4バルブ用の超細いタイプで締めすぎると折れそうで怖いわ。









シリンダーは何とメッキシリンダーでもの凄く軽く、
ピストンも2バルブの物よりピストンピンが短いから遥かに軽い。
ピン径は14ミリとなっているんだが、ピストン自体は鋳造ピストンで、
純正部品で鍛造ピストンもあるらしく、レースに使う人は鍛造に交換するんだって。

ちなみにボアアップキットも純正であるんだけど金額がビックリするくらい高額だったし需要も無さそうたから自分用に1セットしか頼んでない。
ボアアップキットだけは輸入のタイミングが限られているからいつ販売されるか分からないらしい。

ただ鍛造ピストンはオーバーホールの時に使いそうだからいくつか頼んでも良さそうだ。









ジェネレーターローターを外した写真なんだがクランクの先端はRクランクと違うからジェネレーター交換はダメみたい。
ただローター自体も薄くて軽量だから交換の必要は無く、
セルのワンウェイクラッチを外せばもっと軽くなる。












本物のアニマだからレプリカみたいにロゴをドリルで潰してないね(笑)

それと心配していたクラッチバスケット裏のギアは一体型だから1P60みたく振れてクラッチがブローする事は無さそう。










ただプライマリキックギアは残念ながら薄いからケッチン食らうとこのギアが欠ける。
よってセル始動が良いかもだが圧縮抜かないとセルのチェーンが切れるから、
1番良いのは押しがけかなぁ…









全バラしたんだけどクランクとミッションはレプリカと共通で、
こう言っちゃ何だが腰下は共通部品だらけだから、
修理にはW190の部品でもよく、多分だが金額も安いんでないかな。

ただ腰上の部品はエンジン番号が必要で、
W190の修理に4バルブ、みたいなズルする人もいそうだが、
そんなズルできるのは多分私だけなんだがそれやっちゃうとデイトナに怒られるからやんない。
W190を4バルブにしてみました〜♪ なんてブログにアップしたら販売打ち切りされるわ。

そう言えばクランクのベアリングは国産に無いサイズなんだけど当然購入出来るし、
1P60なんかも同じベアリングだからもし部品に困ったら修理は可能だ。
ミッションのニードルベアリングも国産に無いから中華ベアリングにはなるが、
こんなデカいクランクベアリングやニードルベアリングなんてそうそう壊れる物でもないか。

とりあえず交換出来るベアリングは国産にして組んで行くかな。


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エンジン届きました

2018年12月12日 20時37分00秒 | daytona anima


そんな訳で国内では初となるデイトナ正規品のアニマが到着しました!
自分の力ではないんだけど賛同してくれた方が居たのは事実だしこの日を迎えられて感無量だ。

んで、前に何機もレプリカの方はやっていたから重いだのデカイだのの感動は無く、
届いていきなり発送の事を考えてしまったくらい。
ヤマト運輸って25キロ以上は宅急便ではなくヤマト便となり、
運ぶ人の事考えてるから重い物を1箱に詰める事が出来ないから、
やっぱりこれもヤマト便の2箱発送か西濃運輸さんになるかなぁ。

見た目なんだけどまずレプリカと決定的に違うのがクラッチカバーとジェネレーターカバーのデザインで、
あとはシリンダーに共鳴防止のゴムが挟まってたくらいかなぁ。
見た目だと2バルブと4バルブの違いが分からなかった。












ジェネレーターカバーはスッキリしたデザインとなっていて、
レプリカの方はばかり見ていたから寂しい感じだ。

あとはヘッドカバーが黒でお決まりのデイトナのカタカナのロゴが入っている。
海外では日本語のロゴや漢字が人気だからその感じで入れてあると思うんだが、
日本では見慣れているから無い方が良いて言う方もいるかもしれないねぇ。
ただこのロゴこそがアニマの証だから恥ずかしがらず乗ってもらいたい。

まぁ見た目なんぞ私にはどうでも良く中身が重要なんだが、
早くバラしたかったが現在3機のエンジンがバラバラで置き場が無いから週末くらいになるかなぁ。

こう言っちゃなんだがレプリカとの違いって腰上とカバーのデザインくらいで、
腰下の中身はほぼ共通ってのは事前に調べてあるから、
あとは弱そうな部分を探したりして末永く使っていただけるよう情報公開はバッチリ行う事にする。


そんな訳でとりあえず1機は買ったんだがすでに行き先は決まっているから、
このアニマが終わったらまた3機ほど購入しないとだから忙しくなりそうだ。



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アニマ販売の裏で他のエンジンも作ってました

2018年12月11日 23時07分27秒 | daytona anima


昨日から販売が始まったアニマなんだけど、私の予想では正直言ってさほど売れないと思っていたんだが、
朝起きたら結構な数のメールが届いいていて、さらに初期オーバーホール込みのご依頼も一緒に入っていたから驚いた。
だって15万って結果な金額でボロいミラやアルトなら買えるくらいで、
そんな高額なエンジンを欲しがる方なんてそうはいないだろうなぁ、と考えていたが意外と多くてビックリしている。

で、今日気が付いたんだけどアニマはマニホールドの方向が最初から右か左かに選べるらしく、
大きなキャブを使わない限りはアタッチメントの必要が無いのかもしれない。

ただFCRやダウンドラフトなどを使う場合はやっぱり方向が選べないと無理かなぁ、って気がする。
私なら32ミリ以上の口径のキャブを使いたいからアタッチメントで横向けないと無理だ。










アニマの販売の裏でもちゃんとエンジンは作っていて、
今日は125ccエンジンの剥離に出しに行ったりケースのボーリングに出して足りなかった部品を届けたり、
夕方からLIFAN150の腰上のオーバーホールをして組み上げたりと、
本業が暇じゃなかったらこんなに色々出来ないわ。

実のところアニマの他にもエンジンのオーバーホールを承っていて、
納期に関しては下手すると2月に入っちゃう方もいるかもしれないけど酒控えて頑張ります。









最近こんなエンジンをまた買った。
ロンシン125でギア抜けするようなジャンクなんだが私が欲しかったのはケースだけだから関係ない。

このケースをランポートさんのリジッドマウントにして140ccのビッグバルブエンジンを作りクラッチカバーは150ccのを使って、
このエンジンをマグナ50に載せて販売しようかと企んでいる。

ミッションはGPXのリターン改トップクロスでクランクは1次側エンジン用の57ミリストローク。
モダンワークスさんの140ccキットにGPXヘッドを使った仕様で、
ロンシン140ccコンプリートエンジンの150ccクラッチカバー付きかな。
現在キックスピンドルを延長加工に出してるから1LIFAN150のクラッチカバーを使ってみる予定だ。

もし買ってくれる方の要望があればこのクランクケースを使った143ccの4バルブなんてエンジンも作れるが、
まぁ作ってる暇無いからいつ完成か全く分からん。

でもマグナ50がVツインマグナと同じペースで走れるんだから面白いだろうねぇ。
でもそこまでやれば私が乗っても全然構わないわ。


そんな訳で多忙を極めてるがアニマの1機目が明日届く予定だから超楽しみ♪
早くバラしたいが暇ないからじっくり観察するかね。

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デイトナ アニマの販売が始まりました

2018年12月10日 00時28分16秒 | daytona anima



そんな訳で本日よりメーカー認定で本物のdaytona anima190ccの販売が始まります!

そもそも事の発端は比較的安価で弄らなくてもパワーがあるようなエンジンが日本でも買えるようになったらなぁ、
みたいな私のワガママだったんだけど、
結局最後は「アニマが欲しい」みたいな個人的欲求がどう言う訳か叶ってしまったような感じで、
正直言い出しっぺの私が1番驚いている。

これには賛同して下さったアローズさんのおかげなんだけど、
それと同じくして私のブログを見ていてくれた皆さんの力のおかげでもあるのは間違いないんだよね。

過去にW190やアニマの販売の前にブログで欲しい人アンケートを取っていたでしょ。
その結果は正確に報告していたからアローズさんが本気になって下さり、
終いにゃdaytonaさんから販売許可までいただいて本当に日本で正規品のアニマが販売される事となった。
だから今回のアニマ販売って本当に凄い事なのよ。

そもそも私なんぞ皆さんと同じただの中華エンジン好きなプライベーターなんだが、
この夢を多くの方の協力で実現出来たんだから携わってくれた方々には感謝しかない。

アローズさんをはじめデイトナさん、そしてアンケートいたただけた方に私のブログユーザーの方々、
皆様本当にありがとうございます!











肝心の金額なんだけどヨーロッパと同じ価格との事で153,000円(税別)に決定したようです。
当然初期オーバーホールも承るつもりなんだけどご依頼をいただけた方はエンジン代を安くするつもりで、
あとエンジンのみの販売も喜んでお受けするのでよろしくお願いいたします。
私から購入の場合は多少だが値引きも考えとります。


それとアニマ用のマニホールドアタッチメントも6000円で用意してるので、
モンキー用のマニホールドを使いたい方は是非どうぞ。



もしトラブルで修理が必要になった場合なんだけど、
部品を発注するのにエンジン番号が必要になり、
これが無いとデイトナさんから部品が出ないみたいで、
さらにエンジンナンバーはデイトナさんで管理していてウチで販売した正規品しか修理が出来ないみたい。

よって個人輸入や並行輸入品については部品が出ない事になってるから、
もしエンジンを持っていたとしても壊したら終わりなので壊さないようにね。

ただ、こう言っちゃなんだが状況によってはアニマも修理は出来るため、
もし何かあったら相談して下さいな。
私なら意地でも修理するわ。

それと当たり前だけど正規品購入の方はもし何かあってもサポート出来るから安心してご購入下さいな。

それと最近増えてきた原付バイクの軽二輪登録なんだけど、
オーバーホールの際に言っていただければ登録に必要な写真も用意出来るのでもし必要なら言って下さいな。
私も高速ツーリングは超好きだがモンキーやカブが高速走るって考えただけでワクワクするねぇ。


まぁ15万もするエンジンがポンポン売れる訳ないのは千も承知だが、
ヨーロッパやアメリカではエンジンスワップと言えばアニマ1強だし、
金額も有名メーカーのコンプリートエンジンの半額以下だから、
ガンガン乗って楽しんでいただきたいと思う。




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アニマの発売が近づいています

2018年11月08日 20時52分28秒 | daytona anima



まずお詫びから。

今日も沢山のメールをいただきましてなかなか返信している暇が無く申し訳ないです。
ただ今日も早くから晩酌を始めて酔っていますので明日必ず返信いたします。

そして当然だが今日の更新も酒飲みながら書いてるんだけど、
最近は少し酔ってる時の方が体の調子が良いから私はアル中なんだろうねぇ。



で、前から通知しているようにデイトナアニマの日本国内販売が始まるんだけど、
輸入販売元から連絡があって販売は今月中から始まるかもしれないようだ。
まだ金額は決まってないみたいだけど思っていたより早く始まりそうで、
今年中にエンジン載せて走り出す方がいるかもしれないねぇ。

でもアニマレプリカが欲しい方も、私のルートでは販売は辞めたけどモダンワークスさんからはまだ買えるみたいだから、
排気量を体感してみたいって方はW190にするのもアリ。
好きな方を選んで積んでもらえれば良いし、逆に高い本家アニマがポンポン売れる訳無いからねぇ。









ついさっきHISPECさんから丁度メールがあって、
アニマとアニマレプリカ用のインテークマニホールドアタッチメントが完成したみたい。
前から製作をお願いしていたんだけどやっと手が空いたようだ。

アニマとアニマレプリカはこのアタッチメントが無いとモンキー系のマニホールドが使えないし、
こんなニッチなパーツを扱ってるのは今のところウチだけなんだけど、
コレが無いとキャブを横に振れず大きなキャブが使えないから重要な部品で、
Gクラフトさんの可変マニホールドと一緒に使えばキャブの取り付け角度は困らないはずだ。









ちなみに28ミリ以上の口径のキャブを使う場合のGクラフトさんの可変マニホールドの部品番号は、
37202のミクニTMR28用でインシュレーターはスズキさんの品番で13110-16700。
キャブの口径は20ミリ以上ならハッキリ言って無いんだが推薦は28ミリ以上となるかな。

だからFCRやTMR、PWKも30ミリ以上はあるから安いキャブも選べるし、
インシュレーターが有ればSR400用のキャブもいける。

そんな訳でいよいよアニマが買える日が近づいて来たが、
1機は私が間違いなく買って開けなきゃいけないかいけないけどそんな暇あるかなぁ…



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アニマの販売は決定してます

2018年10月06日 20時45分58秒 | daytona anima


まず先になんだがまたメールの返信が遅くなっており申し訳ないです。
ブログで詫びてる暇あるならさっさと返信しろと言われそうだが、
溜まり過ぎると返信内容を考えるだけでも大変だからお許し下さいな。

そして本題なんだけど、もう発表していた気がしていたんだけどアニマの販売ははどうなりました?的なメールを沢山いただくからまだなんだろうけど、
レプリカではなく本物のデイトナアニマの国内販売が既に決定している。

販売されるのは前にも書いたアニマ190cc4バルブの5速で、
4速や150ccなど種類は沢山あるんだが全ては扱いきれないから、
それなら最高峰のエンジンに!となり5速のみの扱いとなる。

本当はモダンワークスさんから販売されると思って楽しみにしていたんだが、
デイトナの名前の入った部品を扱う事になるんだから敷居とハードルは高いようで、
メールでも聞いたが芳しくない返答だったため、モダンさんがダメならこの私が!的な考えで、
いつも超お世話になっているアローズさんに相談したら、
販売許可まで取って下さって夢が現実の物になった。

ただ!売れ筋のヨーロッパから注目が入ったようでそちらを優先されるらしいから、
日本での販売分は後回しにされるみたいだけど、
それでも来年のシーズンには間に合うから少しくらい遅れても楽しみが少し先になっただけの話。
ちなみにGPX125エンジンも同じ便で来るみたいだから、
次からは自費で剥離する事もなくなるからこちらも少しは楽になるかな。

そして販売されてからの話になるんだが、エンジンの生産はやっぱり中国で、
腰下に使われているベアリングもどうやら中国産らしい。
まぁ心配な所だとミッションに使われている6203が2つと6001の1つ、あとはクラッチの6000なんだが、
どれも出先で壊れたりベアリングが砕けたりすると再起不能となるため、
保険として初期オーバーホールも予定している。
金額なんだが高いエンジンだからと言ってもオーバーホール費用は上げれないからお値段据え置き。
見積もりはまたご相談下さいな。

ちなみにクランクシャフトのベアリングは1P60系と同じ特殊ベアリングとなるため国産では設定が無く、
修理には中国から部品を買う事になるみたいだけど、
こんな大きなベアリングは壊れないから心配は全くしていない。










それと先に言っておくけど腰下の部品は中国製でも4バルブヘッドやピストン、シリンダーなど腰上の部品はデイトナさんからの供給となるようで、
アニマレプリカから4バルブへは不可能。
私も同じ事考えたがそれができちゃなら誰もエンジン買わないもんねぇ。

たださっきも言ったように腰下の中身はアニマレプリカと同じなんだから、
部品はゾンシェンのW190の純正部品でリペアが可能そうで、
ただ1番心配なクラッチバスケットはW190の物が流用可能か買って真っ先に調べてみるが、
190ccの5速は最初から強化品だと考えている。
W190のクラッチバスケットに刻印は入っているのをわざわざドリルで潰してあるのを考えると、
もう心配するのは腰下のベアリングだけかもしれないかなぁ。









アニマレプリカで凄く人気があるのが結晶塗装の砂点仕上げでアニマも当然塗装は可能なんだけど、
粉体塗装や結晶塗装は高温で焼く必要があるため当たり前だがエンジンを丸ごと塗装は無理。
よって塗装する場合は全バラにして部品ごとに塗装するため、
新品でも中古でも塗装する場合は自動的にフルオーバーホールとなる。

結晶塗装と言ってもマストテクノさんが良心的な価格で行なってくれるからビックリする程高くなく、
車のドア1枚の板金塗装の方が高いと思うわ。









アニマのマニホールドの穴のピッチはモンキーとは違うため、
Gクラフトさんなどのモンキー用可変マニホールドがそのままでは装置出来ない。
付属のマニホールドは使えるんだけど角度は変更出来ないため、大きなキャブはそのまま使えないんだよね。

よってそんな時のためにアニマ用のマニホールドアダプターもHISPECさんが作ってくれているから、
前のアニマレプリカと同じようにこちらも継続で販売する事にする。





とりあえずこんな感じとなるんだけど、
販売に関しては私が販売する訳じゃないからアローズさんから購入する事になるし、
私から買われても余計な送料がかかって高くなってしまうんだけど、
初期オーバーホール済みエンジンが欲しいって方のために、
こちらでエンジンを用意しての受注生産もするつもりだから、
エンジンの載せ換えくらいしか自信が無いって方も安心だとは思う。

アニマに関してもそうなんだけどウチでは初期オーバーホール済みのGPXの扱いや、
横型エンジン全てのオーバーホールやチューニングなども普通に行って、
中華エンジン専門と思われているかもだがそんな事は全く無いから、
もし検索に無いような難しそうな質問や無料見積もりなどあれば、私のメールアドレス、

msworksjapan@yahoo.co.jp

ここまでメール下さいな。
冒頭にも言ったけど毎日かなりなメールいただいているからなかなか返信出来ないかもだけど頑張ります。

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デイトナアニマエンジンに想いを馳せる

2018年09月10日 20時38分08秒 | daytona anima


今日は本業も忙しく完成したエンジンの納品や塗装依頼などで奔走していたため1日が終わってしまい何も出来なかった。

ただデイトナアニマの事を色々と調べてみたからアップしておく。



http://daytona-global.com/products/pdf/87044.pdf



まずアニマ4速のパーツリストはネットで閲覧出来るから載せておくんだが、
記述は全て英語だけど普通の教育を受けてきた人なら困らないと思うし、
ご丁寧なキャブセッティング方法まで書いてあるから読んでいて面白いかも。

まず気になったのはクランクケース。

4速の場合は右側ケース幅を厚くする必要は無いんだけど写真のようにW190と同じ幅になっているみたいで右側ケースに関しては5速と共通だと思う。
ケース幅を広げてギアの厚みを犠牲にする事無く5速にしているはずなんだが、
これから予想するにクランク幅も一緒でミッションシャフトの長さはよく分からんがケース幅に合わせる必要があるはず。

クランクがセル付きと共通だとするとクランクエンドのテーパー角も同じになってるはずだから、
セルを取り外してモンキーのジェネレーターを付ける事が出来るのかもしれない。

ただセル付きは下にセルが付くため左側ケースはセル付き専用になる。
まぁW190もセルを外して乗ってる方もいるし気にする事は無いかもだが、
ケース強度としてはセルが無い方が有利だとは思う。









次にミッションだけど4速はリターンとボトムニュートラルが選べるんだけどギア比はモダンワークスさんで販売していたGPXボトムニュートラルのギア比と同じ。

GPXのリターンはトップが多少ワイドだがボトムニュートラルは確かに良い感じのクロスで、
GPXリターンもアニマと同じギア比にして欲しいとゾンシェンにリクエストしたがロットが100機からって事で諦めた苦い記憶がある。

ちなみにだがGPXのリターンもトップのギア比の変更で本家よりもクロスミッションに変更可能。
ただ今のところ1機しかオーダーが無いからGPXリターンのクロスミッションはこの世に1機しかない事になるな。











W190のスターティングドリブンギアはバスケットと一体なんだがアニマは1P60系と同じ分割式だった。

丁数はどちらも13丁だったからアニマにレプリカのクラッチバスケットを使った方が強化になるんでないかな?
本家の弱点をコピーエンジンで克服してるってありえない現象が起きるのも中華エンジンの醍醐味だ。

ちなみに醍醐味の意味は牛乳の味の事でチーズの味とも言える。
普通の教育受けてても知らなかったなぁ。







気になるジェネレーターなんだが写真から見るにデイトナさんのミドルウェイトに似ていて、
実際にCDIは必要な配線の他に点火マップ変更用とも思われる配線もある。

ただジェネレーターは実際何が付いて来るか分からないし無いと言うレスオプションもあるかもしれないね。



アニマのパーツリストなんだが部品番号は書いてあるけどエンジンの国内販売が無いから買えるかは分からんし、
そもそも販売を予定している5速エンジンとは別物だからあまりあてにはならないけど、
一応知っておいて損は無いくらいの知識だとは思う。

しかしパーツリスト見てるだけでこれくらいの事は分かるんだから、
次は本物をバラして研究したいねぇ。

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