団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

奥様の突然の反撃に、さぞや驚かれたでしょうね。

2017-06-07 04:38:50 | 日記
中日新聞に西田小夜子さんが毎週1回「妻と夫の定年塾」というコラムを書かれています。
今回テーマは「けんかの効用」でした。

 32歳の娘が結婚した。
わがままだった娘が「夫って心の支えよね」と、幸せそうに言う。

 伸枝さんは昔の自分を思い出す。
若い時はみんなそうなのだ。
でも60過ぎた夫は、マイナスイメージに変わっていく。

 細かいことに口うるさく、世話がやけた。
仕方なく言う通りにしてきたが、ある日伸枝さんは、
自分自身でも驚くような思いがけない言葉を発してしまった。

 「あなたは定年後、家の中で毎日何してるの。
私が会社から帰ると、待ってたように不平不満を並べるけど、
やめてください。
私は1日中仕事して疲れてるんです。
あなたが現役の時、私が文句言ったことある?
1度もありませんよ。
そうでしょ?」

 夫はポカンと口を開けて、妻を見つめるばかりだ。

 「女房も年をとると強くなるもんだなあ」と言うが、
いつものいやみはない。むしろ楽しそうに見えた。

 「ああ、私ね。人のためにがまんしたり遠慮するの、やめようって決めたの。
けんかになってもいいから、お互いに言うべきことはきちんと言いましょう」

 夫はしばらくの間、黙って考え混んでいたようだ。
夕食の時、
「そうだな、わかったよ。女房が疲れて帰ってきたのに、グダグダ言って失礼しました」

 「たまには晩ごはん作ってね」
 「うーん、そうきたか」
夫はうめくのだった。


   以上です。


 奥様の突然の反撃に、さぞやこのご主人驚かれたでしょうね。(笑)
まぁ、ストレスを溜め込んで病気になられるよりましです。

 私なんて、かみさんに言いたいことを言われていますので、
何を言われてもあまり驚きはしません。(苦笑)

 夫婦はお互い言いたいことを言う、それがうまくいく秘訣かな。
でもいくら夫婦でも、お互いのプライドを傷つけるのはやめた方が良いように思います。








ダスティ・スプリングフィールド - この胸のときめきを
コメント (12)
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