団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

このようなご主人ばかりだったら、私の居場所がない。(苦笑)

2019-05-12 04:19:38 | 日記
 中日新聞の「気まぐれ定年塾」というコーナーで「支え合う」というタイトルで西田小夜子さんがコラムを書かれていました。



 夫婦で買い物に行くため、伸次さんはガレージへ向かう。
すぐ後ろで「キャー!」と妻が叫び、玄関前のコンクリートにひざをついた。

 「転んじゃったの。ガツンと思い切り膝をぶつけて」
こりゃ重傷だな、と伸次さんは妻を助け起こした。
「痛むけど救急車はいや」と言う陽子さんを背負って後部座席にそっと寝かせ、
外科医院まで車を飛ばす。

 「痛いだろ。おれがせかしたから悪かったんだ。ごめんね」
「違うわ。脚がもつれたのよ」

 医者の診断は「半月板損傷」だった。
松葉づえをつき、入浴もできず、完治するまで何カ月もかかるらしい。

 伸次さんは「今日から全部おれが家事をやる。まかせてくれよ」と、
陽子さんを安心させた。
一日三回食事を作り、掃除、洗濯、ごみ出しと、一人せっせと働く。

 ギブスをつけた客で松葉づえをつき、立ち上がるのも大変な生活が3カ月続いた。
夜中のトイレが陽子さんはつらい。
疲れて熟睡している夫に遠慮してベッドから下りようとした時、伸次さんがガバッとはね起きた。

 「だめだよ、一人でトイレは」
「ありがとう、伸次さん」
「完治するまで頑張ろうな。必ずよくなる。盛大にお祝いするぞ」

 70歳を過ぎ、夫婦で支え合うことが増えるだろう。
今日の夕飯は妻の好物、ギョーザだ。
伸次さんはエプロンをつけ台所に立った。


 以上です。



 このようなご主人が、いらっしゃるんでしょうか?
世の中、このようなご主人ばかりだったら、私の居場所がない。(苦笑)

 あくまで作者の願望ではないでしょうか?(笑)
「夫婦が互いに支え合う」、まさに理想ですね。









高石友也 死んだ男の残したものは
コメント (10)
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