団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

社会保険庁ってここまで腐った組織なの!

2007-09-18 13:31:00 | 日記
「木を見て森を見ず」ということわざがあります。今朝の日経に掲載されていた社会保険庁の職員に対する上司の評価は、このことわざがピッタリだと思いました。まるで子供が評価しているように思えた。
平成18年4~9月の社会保険庁の人事評価で、平成18年夏、見かけ上の保険料納付率を上げるため、国民年金保険料の支払いを加入者本人に無断で免除するなどの「不正免除問題」で懲戒処分を受けた職員(幹部らを除く152人)の人事評価で処分者の評価の内訳を見ると、能力評価ではA評価に「減給・戒告」処分を受けた職員が26人、B評価には「停職」処分が2人、「減給・戒告」処分が78人、C評価に「停職」処分4人、「減給・戒告」処分42人が含まれていました。D評価には処分者はいなく、一方、実績評価については「不祥事を起こしたことで、業務上の実績を上げられなかった」とみなし、処分を受けた職員は全員CかD評価でした。
社会保険庁の人事評価は、業務上の目標に対する達成度などをボーナスへ反映させる「実績評価」と、仕事への姿勢などを昇進や昇給へ反映させる「能力評価」の二つで、それぞれS、A、B、C、Dの5段階に分かれています。

社会保険庁の評価は上記のように「能力評価」と「実績評価」とに分かれているらしいが、見かけ上の保険料納付率を上げるため、国民年金保険料の支払いを加入者本人に無断で免除するなどの「不正免除問題」で懲戒処分を受けた職員が「能力評価」で二番目に高いA評価をなぜうけるの?たとえ「実績評価」はC,Dでも併せるとそこそこの評価になってしまう。不正した人物を個別に評価し、この項目は優れているなんて評価すること自体ナンセンス極まりない!
不正するという公務員として許されないことをした人間は最低な評価をすべきです。
懲戒処分を受けた者がこのいいかげんな人事評価を参考に2010年の社会保険庁から移行する「日本年金機構」の職員採用基準の基になるなんてとんでもないことだ!
不正を働いた者が個別評価で昇進、昇給、ボーナスもそこそこ貰い、なお且つ新しい組織「日本年金機構」の職員になるなんてとんでもないことだ!それも課長級以上の幹部職員さんですよ。
不正を働いた者はそれだけで、「能力評価」、「実績評価」も最低のDにするのが当然である。
ほんとうに社会保険庁は腐った組織だ!
国民を愚弄している。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 情けない校長! | トップ | 長嶋亜希子さん死去の訃報に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事