中日新聞の「くらしの作文」に「蝿長」というタイトルで、70歳の女性が投稿されていました。
結婚した時から使っていた卓上蝿帳(はいちょう)が、とうとう壊れてしまった。
量販店で新しい蝿帳を買った。
2週間後、突然、「パン!」と大きな音がして、4本の支柱の1本が外れてしまっていた。
今度は近くの店で、違うメーカーの品を探したが、前の品と同じ物しかなかったので、それを購入した。
10日後、また同じ大きな音がして、同じ部分が壊れてしまった。
お店へ現物を持って行った。
店員さんが「先日も他のお客さまが壊れたと言ってきたので返金しました」と言われた。
私も同じように返金してもらった。
夕食用にと、肉団子の甘酢餡と茄子の田舎煮を作って外出しようとした。
今までなら蝿帳をかぶせておけばよかった。
冷蔵庫に入れると味が落ちる気がするし、困ってしまった。
猛暑の夏が終わり、ぴかぴかの新米で握ったおにぎりや蒸した薩摩芋、つやつやに仕上げた里芋の煮っころがし、茸の炊き込みご飯・・・。
自然の温度でおいしく食べられる時季が来た。
子どもの頃、母が作ってくれた鬼饅頭や茹で栗が、テーブルの上で蝿帳に入っていた。
蝿帳の中の食べ物がおいしそうに見えるのは、何故だろう。
蝿帳は私にとって大切な台所用品だ。
きちんとした蝿帳が欲しいと願っている昨今である。
以上です。
今時 蝿帳を使われる人がいるなんて驚きました。
私が小学校の頃は、使っていました。
それにハイトリ紙も使っていました。
ハイトリ紙には、蝿がいっぱい付いていました。
今は蝿なんて、ほとんど見ないです。
いても小蝿ぐらいなものです。
アランドロン・フォーエバー!「太陽がいっぱい」サウンド・トラック
>本当ですね。昔ですね。ハエもいませんね
今は小蝿を見ることがあっても蝿は見ませんよね。
>夏 蚊帳を吊って寝ました 弟が汗をかいて蚊帳の色が首筋に緑色付いてました。普段全く考えたことも無いなのにこうしてブログで目にすると蘇ってきます。
そうでしたね。
蚊帳を吊って寝ましたね。
何か蚊帳の中で寝ますと、別の世界に入ったかのように思いました。
夏 蚊帳を吊って寝ました 弟が汗をかいて蚊帳の色が首筋に緑色付いてました。普段全く考えたことも無いなのにこうしてブログで目にすると蘇ってきます。